コンピューターグラフィックス用語

グラフィック、グラフィック系アプリケーションで使われる用語をメインに簡単な解説を載せました。
文末に [詳細] と記述してある場合には他のコーナーでもう少し詳しく解説をしてあります。

作ってる私が思いっきり素人なので一部に解釈の間違いなどもあるかもしれません(^^;
ここに書かれていることを鵜呑みにしてその道のプロなどに対抗した場合に恥をかく可能性が無いとは言えませんのでご注意を(笑)
解釈に間違いを発見した方や追加して欲しいキーワードが御座いましたら遠慮なくメール伝言板にてお願いします。



目次 [あ] [か] [さ] [た] [な] [は] [ま] [や] [ら] [わ]
[A]〜[C] [D]〜[F] [G]〜[ I ] [J]〜[L] [M]〜[O] [P]〜[R] [S]〜[U] [V]〜[Z] [数字]

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[あ]

圧縮
データを小さいファイルサイズにすること。テキストファイルなどに良く使われているのは日本では LHA 形式、海外では ZIP 形式。これらは圧縮前のデータと圧縮後に解凍 ( 展開 ) した時のデータは完全に同じ様になるような形式で、可逆圧縮 ( LOSSLESS 圧縮 ) と言われる。画像の JPG 形式もデータサイズが小さいが、これも圧縮されているからで、この場合は圧縮前のデータと圧縮後に解凍 ( 展開 ) した時のデータは一致しない。この様な圧縮方法は非可逆圧縮 ( LOSSY 圧縮 ) と呼ばれ画像や音声ファイルなどで使われる場合が多い。

アウトラインフォント
文字の輪郭を座標とそれを結ぶ線分を関数を使い数値データ ( ベクタデータ ) 化して記録しているフォントのこと。表示や印刷する場合にはそれらの数値データから解像度 ( 大きさ ) に合わせて点の集合体に変換 ( ラスタライズ ) される。いわば文字の書き方が記録されているフォントである。メリットは大きさを様々に変えても滑らかな輪郭で表示 ( 印刷 ) されること。デメリットは文字を1つずつラスタライズ ( 点の集合体に変換 ) する必要があるために貧弱な CPU で高速で表示させるには不向きと言う点 ( 現在一般に使われているレベルでは殆ど問題は出ない ) と、小さい文字ではあまり綺麗に表示出来ない点。(→ビットマップフォント

イタリック
フォントで縦の線を斜めに傾けたタイプの事。斜体。元々イタリック書体が用意されている場合もあるが、ソフトウエア側で擬似的にイタリックにする場合もある。その際に傾ける角度は 11 〜 13 度程度が多い。

色かぶり
写真の撮影時にホワイトバランスが適当でない場合などに ( 主にハイライト側の領域が ) まるで薄い色セロファンを被せた様に特定の色に偏っている状態の事。素人が撮影した写真でよく見られるのが室内 ( 蛍光灯下 ) で撮影した写真や、曇った日の屋外で撮影した時に全体が青っぽくなっている「青かぶり」や緑色っぽくなっている「緑かぶり」。銀塩カメラの場合はフィルム ( デイライトタイプ=太陽光下での撮影向け , タングステンタイプ=照明光下向け ) の使い分けや、レンズフィルタを使用する事などで対応する事が多い。デジタルカメラの場合はオートホワイトバランス機構で対応する事が殆ど。最近のデジカメはホワイトバランスの取り方が優秀になってきているので撮影者はあまり気を遣うことなく綺麗な写真を撮ることができる。しかし、逆に夕焼けの写真や、室内の写真で暖かみを出したい場合など、意図的に色作りをしたい場合にはオートホワイトバランスが邪魔になる場合もある。CG でこれらの色かぶりを補正したい場合や意図的な色作りをしたい場合はカラーバランスを変えることで対応する事が出来る。

インデックスカラー
256 色以下しか使えない画像フォーマット ( 主に GIF 形式と 一部の PNG , BMP 形式など ) で使われる色管理手法の事。使用出来る色は制限されるが、ファイルサイズを小さくする事が出来るのが特徴。画像データはテキストデータなどと比べて遙かにファイルサイズが大きいので、オンラインで画像ファイルをやりとりするにはファイルサイズを小さくして、通信費が少なく済ませたいところから考え出された手法である。画像の中で 256 色しか使わなければ同じ色が何度も使われる事が多い。と言うことは同じ色を表す同じデータが何度も格納されていると言うことである。そこで、画像の中で使われている色のデータを色見本帳の様にまとめてしまい、1色ごとに番号を付けて記録する。ピクセルにはそのピクセルで使われている色のデータではなく、色見本帳の番号を記録する。読み出す場合はその番号から色のデータを参照しに行くと言う方法を採る。この様な方法を使うと、多くの場合では色のデータをそのまま記録する方法と比べ、記録するデータ総量を少なく済ませることが出来る。この時に色見本帳に当たる物をカラーパレット、もしくはカラーテーブルと呼び、色を番号に基づいてカラーテーブルから読み出す方法がまるで書籍の索引を見る様な方法であることからインデックスカラーと呼ばれる。

インデックスカラーモード
Photoshop で、256 色以下しか使えない画像フォーマット ( 主に GIF 形式と 一部の PNG , BMP 形式など ) を書き出す際に使われる画像モードの事。イラスト、もしくはそれに近いシンプルな画像をオンライン向きのファイルサイズの小さな画像として書き出す際に使う事が多い。

ウエイト
フォントの文字で使われている線の太さのこと。フォント名で「xxゴシックW9」などと、相対的な数字で表して居る場合は数字が大きくなるほど太い文字になる。

ウェブセーフカラー
256 色環境、Windows , Mac で、表示する際に色のズレを起こさずに表示出来る色のこと。Windows の 256 色環境では、システムが使用する色 20 色をあらかじめ予約してしまうので、ユーザーは 236 色しか使用することが出来ない。色を偏り無く使用するためには RGB の三原色それぞれに均等な階調を与えなくてはならないので、それぞれ 6 階調の 216 色が使用できる最大色数になる。これをウェブセーフカラーと言う。具体的には RGB それぞれで 00 , 33 , 66 , 99 , CC ,FF ( 16 進数表記 ) のみが使える色である。機種や OS を問わずに制作者側が意図した色がそのまま表示されるのは快適なページ作りには ( 地味なものではあるが ) 重要な工夫で有ると言える。ただ、最近はデスクトップ PC は当然、ノートパソコンでも 256 色までしか使えない製品はかなり少なくなっているし、JPG 形式はフルカラーなので、混在させればどちらにしても色化けは起きてしまうし、i MODE 携帯電話や PDA 端末などではまだモノクロ表示をしている物があるので全く考慮しなくても良いと言うわけではないが、特定の機種向けのページ以外はウェブセーフカラーにこだわる必要性は以前よりは薄くなってきているはず。

エイリアス
→ジャギ

[か]

楷書体
現在、毛筆での最も基本的と言える現代書体。線の太さに余り変化が無く、毛筆系書体の中ではかなり固い印象を与える。文字一つ一つが独立しており、横書きにも不自然さがあまりでないのが特徴。

階調
色の明るさの段階のこと。高さが同じ階段の場合、階段の数が多いほど細かく高さを表現できる様に、階調数が多いほど豊かな色調を表現することができる。フルカラー画像の RGB チャンネルの場合は R , G , B それぞれの要素1つ当たり 256 の階調 ( 256*256*256 で 約1677万色を表現 ) 、グレースケール画像はカラー情報が無いので階調数と色数は同じ数で、最大 256 である。

可逆圧縮
データ容量を減らす為の技術のことで、圧縮前のデータと、圧縮後に解凍 ( 展開 ) したデータが完全に一致するような圧縮方法のこと。主に使われるのは連続性の有るデータ部分を符号と長さで表すラングレンス法 ( 例えば aaaacaaabbb を a4ca3b3 などと変換して記録 ) と、頻出するデータを他の符号で置き換える辞書法 ( aaabaaabbaaa の aaa を 1 と置き換え、1b1bb1 と記録して、展開時に 1 を aaa に置き換え直す) などがある。データの完全性は保持されるが、圧縮率はさほど高くする事が出来ない。データの損失がないので LOSSLESS 圧縮とも言われる。

勘亭流
1770 年頃から歌舞伎の看板などで用いられた創作書体。文字自体のウエイト ( 太さ ) を太くし、隙間が空かないように ( 架空に設定された ) 枠一杯を使って書かれ、右肩上がり、始筆と終筆を内側に丸くまとめて「はね」や「払い」などを抑えていると言う大きな特徴がある。これらは客席が一杯になるように、また客が帰ったりしないようにとか、興業が右肩上がりで成功するようになどと言った縁起を担いだものを書体のデザインとして多く取り入れている結果。書体を作った人物の雅号 ( ペンネーム ) が勘亭と言うところから勘亭流と呼ばれている。後に寄席文字がこの勘亭流から派生している。

ガンマ値、ガンマ曲線
モニタでは明度の中間域を実際よりも暗めに表示されてしまうと言う特性がある。このために、実際と同じように見えるようにするためにはあらかじめ中間域を明るく表示する様に補正してやる必要がある。この補正で使う関数の事をガンマ曲線と言う。この関数の値が 1.0 以上にすれば明るく、1.0 以下にすれば暗く見えるように補正される。このガンマ値は OS やモニタの機種などによって様々で、Mac を使って作られた画像を Windows で見るとやや暗めに見えるのはそのせい。標準的なガンマ値は Mac で 1.8 、Windows で 2.2 〜 2.3 程度。ある程度ガンマ値を正しく補正するにはキャリブレーションソフトや Photoshop のアドビガンマなどを使い、ビデオカードの出力特性を変更する必要がある。補正を行う事の出来るアプリケーションが複数ある場合は、どれか一つのアプリケーションで行うべきである。さらに厳密に補正するのであれば、専用のハードウエア ( 及びソフトウエア ) が必要になる。ただし、現実にはガンマ特性を正しく補正してもモニタの表示性能が悪いと正しく表示されない場合もある。いわゆる低価格のモニタではシャドウ側が潰れがちになったりと、その傾向がよく見られる。

キーボードコマンド
マウスを使わず操作をキーボードで行うためのコマンド。ショートカットとも言う。Windows でよく使われる操作に関するキーボードコマンドはほぼ統一されており、マウスでメニューバーをクリックして操作するよりも遙かに作業効率を上げることができる。ファンクションキー ( [F1] 〜 [F10] ) や [CTRL] キー、もしくは [SHIFT] [ALT] キーと英数キー を同時に押す事で特定の操作を行うことが出来る。代表的なキーボードコマンドである [CTRL]+[C] コピー、[CTRL]+[V] 張り付け ( ペースト ) 、[CTRL]+[X] 切り取り ( カット ) 、[CTRL]+[Z] 元に戻す、[CTRL]+[N] 新規作成、[CTRL]+[A] 全て選択、は殆どのアプリケーションで使われるので作業効率のアップの為には是非とも覚えておきたいコマンドである。

キャリブレーション、キャリブレータ
基準に合わせる作業のこと。コンピューター、特に CG では色が正しく表示されるように色校正する作業をキャリブレーションと言い、キャリブレーションを行うソフトウエアやハードウエアを総称してキャリブレーターと呼ぶ。ゲームやワープロ、表計算などのビジネスアプリケーションを使う場合には色彩や明るさが多少ズレていてもあまり問題にならない。しかし、フォトレタッチなどの場合、微妙な色のズレが画像全体の印象を左右されてしまったり、明るさのズレのせいで見えなくなってしまうなど、制作意図が正しく伝わらない場合がある。これは見る側の問題である場合もあるが、作る側が正しい色環境で制作しなければ誰も正しい色や明るさを知ることが出来ない。これを防ぐために、使用するモニタで正しい色と明るさで表示されるようにビデオカードの出力を修正する作業が必要になる。キャリブレーションにはソフトウエアのみを使い人の目で色のズレや明るさを判断して行う簡易的な方法と、専用のハードウエアとソフトウエアを使いキャリブレーションを取る本格的な方法の2種類がある。Photoshop 5.0 以降には簡易的なアドビガンマが付属するし、ビデオカードを購入するとキャリブレーションソフトと色を決定するためのリファレンスカードが添付されている場合がある。ただし、コスト的な問題で色の再現性が良くないモニタの場合は正確なキャリブレーションを取る事が出来ない場合もある。正確にキャリブレーションを取るには 30分ほど普通に使い、モニタの表示が安定してから行う。また、モニタの置かれている環境も重要で、季節や天候、一日の中でも時間帯によって常に変化する太陽光の当たる場所は論外であり、本来は色評価用の蛍光灯の下でかつ画面に直接その光が当たらない様に工夫するなどの必要があるが、素人では「照明は色評価用の蛍光灯でなければならない」と言う所までこだわる必要性は薄いと思われる。現在では普通の部屋用の照明は殆どが蛍光灯で、タングステンを使った白熱電球 ( いわゆる「裸電球」など ) が使われる事も少ないであろうし、蛍光灯にカバーが付いている場合もあるので、元々オレンジ色がかっている「電球色」などと言われる蛍光灯を避け、一般に広く売られている昼白色の蛍光灯を使えばキャリブレーションを取るにはさほど問題はないだろう。色は正確であるに越したことはないが、病院や航空管制用などの人命に関わる場合を除き、病的な程にキャリブレーションにこだわるのは現実的な行為ではない。ゲームソフトメーカーなどのプロの制作現場でも意外と細かくこだわっていない場合も見受けられる。色評価用の蛍光灯は一般的な白色、昼白色の蛍光灯よりもやや割高。型番で言うと FCL30EX-N の様に末尾に N が付いている物がそれに当たる。FCL30EX-N/28 などとなっている場合は 30 ワットサイズで、消費電力が 28 ワットと言う意味。特殊な物のように見えるが、例えば松下電器 ( ナショナル ) からは「パルック」の商品名で広く販売されている。

グロス
ツヤ ( 光沢感 ) のある状態。

原色
殆どの色は特定の3つの色を様々な割合で加えることで表現することが出来る。その為の3つの色を原色と言う。人間の目はモニタでの色は光の波長そのものを、インクを使った印刷物などは光が当たって反射してくる光の波長を色として認識するために原色は2種類あり、光 ( 色光 ) の原色は赤、緑、青の3つ、インクなどの様な色料の原色はシアン、マゼンダ、イエローの3色である。光の場合は全ての色を加えると白になり、これを加法混色と言い、インクの場合は三原色を加えると黒になり、これを減法混色と言う。ただし、実際のプリンターのインクではインクの色が理想的な色ではないために、全ての色を混ぜても濃い茶色にしかならず、色の深みを出すために黒を加えた4色を使用している。最近の写真画質を謳うインクジェットプリンターではさらに色の再現性を上げるためにライトシアン、ライトマゼンダなどの淡い色を加えた6色のインクを使用している場合が多い。

減色
GIF や RLE などでは使用できる色数が最大 256 以下に制限されている。フルカラーの画像を最大で 256 色しか使わずに表現するためには、よく似た色を1つにまとめたり、ディザリングなどで疑似表現したりと、使用される色数を減らす作業が必要になる。これを減色という。

古印体
その名の通り古い印鑑の印影の様なフォント。本来印鑑には篆書 ( てんしょ ) 体が多く使われるが、古印体では一般に文字自体は現代文字を使い、印鑑の様な太さのむらやかすれた状態などが加味されて居る場合が多い。文字通り花押を作ったり、オカルティックな雰囲気を出したいときに向くフォントである。

コラージュ
絵画制作の技法のひとつ。元々は絵画の分野で絵の具の代わりに色紙などを貼って作る手法の事だが、写真、コンピューターグラフィックなど、絵画以外の画像制作でも素材を切り貼りして作品を作る技法のこともコラージュと言う。元々は切り貼りした事を全面に出すことがコラージュの特徴であったが、最近では Photoshop などの高性能なフォトレタッチツールの一般化などで「コラージュに見えないコラージュ作品」も見受けられる。これの代表的な物が「アイドルの顔とヌード写真を切り貼りしてアイドルのヌード写真の様に見せた画像」であるアイコラ ( =アイドル・コラージュ ) である。プリントされた写真を素材としていた時代は写真をカッターなどで切ったりしていたり、素材になる写真の選定もいい加減であったために明らかにコラージュと判るものばかりであったが、最近ではレベルの高い「作品」もごくまれに見受けられ、インターネット上での一つのジャンルとして確立されつつあるらしいが、これらの画像は著作権などの法的に問題のある物ばかりである為に一部では問題になっている。違法コピーと同様にインターネットのダークサイドと言えよう。

[さ]

彩度
色の鮮やかさの度合いのこと。彩度を低くしていくと無彩色に近づいていく。

サムネイル
一般にサイズを縮小した画像のこと。JPG や PSD などは画像ファイルの中に格納する事ができる。画像本体のサイズが巨大であっても画像全部を展開せずにどんな画像かを判断出来るので便利である。

サンセリフ
書体の大分類の一つ。Windows 系では Arial 、Mac 系では Helvetica などがその代表例 。文字に飾り ( ウロコ ) が無く、ウエイトにも変化のない書体の事を指す。ゴシック体はこれに含まれる。インパクトがあり、文書の中では見出しやタイトルなどに使うのに向くタイプである。サンセリフは一見するとシンプルな為に、サンセリフからセリフ系フォントが派生した様な印象を受けるが、歴史的に見ると実はその逆で、飾りのあるセリフ系フォントがまず登場し、その後に飾りのないサンセリフが派生した。

色相
いわゆる「色」のこと。色相を持つ色を有彩色と言い、黒〜灰色〜白の色相を持たない色を無彩色と言う。

ジャギ ( ジャギー , エイリアス )
BMP , JPG などの画像形式は四角いドットを並べて画像を表現するために、曲線を表現する場合に滑らかな線ではなくガタついて見えてしまう。このガタつきが出た状態のことを「ジャギが出た状態」と言う。このガタつきを低減させるためにエッジ部分の透明度を適度に落としたりして滑らかに見せかける処理をアンチエイリアスと言う。ベクタ形式のデータでも、プリンターなどでも印刷時に線にガタつきが出る場合がある。このガタつきもジャギと言う。

相撲文字
その名の通り、相撲の世界で使われている書体。主に番付け表などで見ることが出来る。その起源はよく判ってないが勘亭流がその起源で、現在使われている書体は昭和初期に成立したらしい。勘亭流や寄席文字同様、縁起担ぎが文字のデザインの基本にあり、さらに相撲と言う格闘技のダイナミックさを勢いのある筆運びで表現したフォントだと言える。

セリフ
書体の大分類の一つ。文字に飾り ( ウロコなどとも呼ばれる ) の付いている書体を指す。Windows 系では Times New Roman 、Mac 系では Times がその代表例。その他の特徴は文字の縦線が太く、横線が細くなっている。セリフ系書体をさらに細かく分類すると、縦線と横線のウエイトの差が大きい物をモダン、小さい物をクラシックと分類するが、その境界線はかなり曖昧。比較的可読性が高く、文書の本文に使うのに向いた書体である。

[た]

チャンネル
色は原色を様々な割合で加える事で表現するが、チャンネルに青なら青の成分だけと、特定の原色の分布状態が保存されている部分である。また、ユーザー自身が行った選択範囲を保存するすることもできる。選択範囲を保存したチャンネルのみを「アルファチャンネル」と呼ぶこともある。

ディザ ( ディザリング )
ごく少ない色数で多くの色数があるように見せかける処理のこと。例えば白と黒の2色しか使えない環境でも白と黒の点を適当に散らして配置することにより灰色 ( の様 ) に見せる処理のこと。ディザリングで、点をランダムに配置する方法を誤差拡散ディザ、数ピクセル四方の大きさのパターンをいくつか繰り返して使うことで多色表現をする方法をパターンディザと言う。違和感が少ない画像をディザで表現したい場合、「使用色数の制限が緩く画像サイズが小さい」場合は誤差拡散法、「使用色数をぎりぎりまで減らした大きい画像」の場合はパターンディザが向いている。殆どの商業印刷物やごく一部の熱転写方式のプリンターはパターンディザ法を使って印刷を行う。インクジェットプリンターもインクの色数やノズルの物理的な大きさの限界などの制約からプリンター自身が誤差拡散ディザ処理を行う場合が多い。

テクスチャ
パターンに使用する為の画像や模様の事。Windows に付属してくる壁紙用の BMP ファイルも広い意味でテクスチャと言える。

デジカメ ( デジタルカメラ )
フィルムの代わりに光を電荷に変換する素子 ( CCD ) を使うタイプのカメラのこと。フィルムと違い現像が不要、直接デジタルデータとして保存されるので取り扱いが楽などの特徴を持つ。

透過色 / 透明色
GIF 形式で良く使われる「画像をブラウザなどの背景と言う概念のあるアプリケーションで表示したときに、表示しない様にする色」、また、その設定のこと。GIF 形式では透過色に設定できるのは1色だけである。本来画像は四角形であるが、透過色を設定し、ブラウザで表示させることで丸、多角形などの形に見せる事ができる。ただし、普通の CG ビュアーなどでは背景と言う概念が存在しないために透過色を設定しても表示されてしまう事が殆どである。PNG 形式では階調のある透過色を設定できる様な仕様になっているが、そこまで対応したアプリケーションは現在のところ殆どないのが実状。

トゥルータイプフォント ( TrueTypeフォント )
ディスプレイでの表示用、印刷用の両方に対応しているアウトラインフォントのひとつ。Windows で使われているのは殆どがこのタイプのフォント。


ドット ( ピクセル / 画素 )
点のこと。BMP , JPG などの画像は四角い格子状の点の集合体で構成されている。その絵を構成する点をピクセル ( 画素 ) と言う。ドットは印刷物の点までもを含めた物を指す。

トンボ
印刷時に必要になるマークのこと。主に商業印刷物で CMYK それぞれの版のズレを防ぐ ( 確認する ) ために使われる。トンボにはいくつかの種類があり、中心を表す「センタートンボ」、印刷範囲を表す「製版トンボ」、裁断のために仕上がりサイズを表す「裁断トンボ」などがある。インクジェットプリンタで印刷する場合は製版トンボは必要ないが、裁断トンボがあると切り出す時に目安となり、綺麗に仕上げることができる。

[な]

ネガ , リバーサル
一般向けに販売されている撮影用カラーフィルム。色が反転されて記録されるのでネガティブフィルムと呼ばれる。リバーサルフィルムとも。色は反転されて記録されているが、印画紙に焼き付けるときにもう一度色を反転させるので、最終的に ( プリントされた ) 時に正しい色調になる。ポジフィルムに比べて彩度など画質面でポジフィルムに劣るが、露出の決定など撮影時にさほどシビアさを要求しないために素人が気軽に使うのに向いている。

眠い
意図せずに「ハイライト部分からシャドウ部分までの階調の幅が狭く、コントラストも低く」なってしまっている状態の画像を指す。撮影状況時の天候や照明、使用機材やそれらの取り扱いのミス、露出の不適などが原因になる場合が多い。色調補正することである程度の修正が可能。

[は]

パターン
模様のこと。塗りつぶしを行う場合、単色で塗りつぶす、グラデーションを使うなどの方法があるが画像を使ってぶり潰す方法もある。Photoshop では画像を四角形で選択し、パターン定義をすることでその選択した画像で塗りつぶしを行うことが出来る。

非可逆圧縮
データ容量を減らす為の技術のことで、圧縮前のデータと、圧縮後に解凍 ( 展開 ) したデータが一致しないような圧縮方法のこと。データを記録する時に、データの一部を切り捨て ( 丸め ) る事でデータを小さくする。データの完全性は保持されないが、圧縮率を高くする事が出来る。主に画像や音声ファイルで人間が感知出来ない程度の情報を切り捨てるので、データの損失はあるがそれが致命的ではない場合によく使われる。データの損失があるので LOSSY 圧縮とも言われる。

ビットマップフォント
JPG や BMP 画像と同じように文字を「点の集まり」として記録されているタイプのフォントの事。トゥルータイプなどのアウトラインフォントが書き方を記録しているとすれば、ビットマップフォントは文字を画像として記録していると言える。メリットは文字のイメージそのものが記録されているために貧弱な CPU を使っていても表示が高速である点。それと、トゥルータイプでは綺麗に表示する事が困難な小さい文字も、文字の一部を簡略化してデザインすることで可読性を上げる事ができる事。特に画面の解像度が現在のように可変せず、CPU のパワーも今と比べて非常に貧弱だった時代にはフォントは大抵このビットマップフォントであった。デメリットは、大きさが変わると画像の様に補完が必要になり、文字が潰れたり文字の輪郭がギザギザに見えてしまうこと。大きさを様々に変えても綺麗に見えるようにする為には全ての大きさのフォントをそれぞれ用意しなければならない。この様な理由で、現在は主にモニタ上での表示、特に小さい文字の為に使われる事が殆ど。フォントとしては原始的なタイプである。( →トゥルータイプフォント

フォトジェニー , フォトジェニック
一般には映像美と言う意味合いが強いが、本来は写真から漂ってくる内面的価値や精神性を表す言葉。単なる美しさだけでなく雰囲気や情感の豊かな写真を指す。フォトは写真、ジェニーは精霊と言う意味である。

フォント / フォントファミリー
文字をコンピューター上で表示や印刷する際の文字の形。書体とも言う。データの記録方法で分類すると文字を点の集合体として記録している「ビットマップフォント」と文字の形を座標とそれを結ぶ線分を数式で記録している「アウトラインフォント」に分ける事が出来る。文字の形としては大きく分けてセリフ、サンセリフ、モノスペースの3種類に分類することができる。また同じフォントでもウエイトに違いのあるものをフォントファミリーと言う。

ブロックノイズ
JPG では数ピクセル四方を1つの単位としてデータを格納するが、JPG はデータを間引いて記録 ( 非可逆圧縮 ) するので、その圧縮率が高いとこのブロックを1まとまりとしたノイズが目立つ場合がある。これをブロックノイズと言う。ファイルを保存する場合に圧縮をしない ( 無圧縮 ) の BMP や、可逆圧縮を使っている PNG などではこの様なノイズは発生しない。

ベクトル画像
画像を数式に置き換えて記録している画像形式のこと。例えば円の画像であれば円の中心点の位置、半径、色などを記録する方式で、「書き方」を記録してると言って良い。書き方を記録しているので解像度に縛られることがなく、様々な大きさで印刷してもくっきりと印刷する事が出来るのが大きな特徴。ロゴマーク ( ロゴタイプ ) やシンプルなイラストなどを記録するのに非常に向いている形式。TrueType フォントなどもこの方法でデータを保存しているので大きい文字を入力してもエッジがぼやけることがない。Photoshop 5.5 以降では、文字ツールで入力した文字はベクトル形式となり、回転、拡大縮小などをしても劣化しないようになった。( ぼかしなど、ベクトルでは表せない処理をするにはラスタライズが必要 ) ただし、ベクトル形式は画像を数式に置き換えて保存するので、写真やリアリティのあるイラストなどのように複雑に変化する色、形から構成される画像を保存するのは不向き。対して Photoshop などのラスタ画像は点の集まりとして画像を記録しているので、単純な円などの画像であっても拡大や縮小をすると画質が落ちたりするのが欠点だが、写真などの複雑な画像の保存に向いている。

ヘッダ
画像ファイルのデータに格納されているのは画像データだけではない。大抵の場合は画像形式の規格に則り、画像そのものを構成するデータ以外の情報も格納されている。ヘッダとは画像ファイルを構成するデータの中で先頭部分に存在する「ファイルの中身について様々なデータが記録されている部分」のことを指す。多くの場合は ( そのファイル形式の規格として ) どんなファイル形式かの識別子や、ユーザーが任意で設定できるコメント、静止画像ファイルの場合はサムネイル画像などが埋め込まれている場合が多い。例えば Windows で使用される BMP 形式では BMP 形式を示す 「 BM 」の文字列に始まり「イメージの幅と高さ」「色数 ( 白黒2値〜フルカラー ) 」「圧縮されているか否かと、圧縮されている場合は圧縮のタイプ」などが ( 実際にはもっと様々なデータも格納されている ) このヘッダ部分には格納されている。また、アプリケーションがそのファイル形式の規格に規定されているデータ構造に反しない様に独自にヘッダ部分を拡張して独自の情報を埋め込む場合もある。Photoshop などでも JPG データに Photoshop を使って書き込まれた事を記すデータが独自に書き込まれる場合がある。また、「ヘッダ=ファイルの説明部分」と言うことから、ヘッダファイルと言うとオンラインソフトウエアなどの書庫 ( LHA や ZIP でまとめられたファイル群 ) の中で著作権者名やファイル群の説明などを書いたファイル ( 拡張子は .hed が使われる事が多いが、中身はテキストファイル。 もしくは拡張子 .doc を使ったテキストファイル、もしくはワードパッド用ファイル ) を指す場合もある。

ボールド
フォントで標準よりもウエイトの大きいタイプの事。太字。

ポジ , ポジティブ
撮影用カラーフィルムで、フィルムにそのままの色が記録されるタイプを指す。発色が鮮やかで綺麗に撮影する事が出来るが、露出の決定などをシビアに行う必要があるために素人が気軽に使うには不向き。詳しい撮影知識と機材のあるプロ向きのフィルムである。

補色
光は3つの原色に分解することができ、三原色を全て加えると無彩色の白になる。赤にシアンを加えると、シアンは緑と青を足したものであるから、これも同様に無彩色の白になる。この様に「任意の色に加えると無彩色になる色」の事を補色と言い、「シアンは赤の補色である」と言う。補色は崩れているカラーバランスを正しく補正する際などにどう補正すれば良いのかの手がかりになる重要な関係である。

ホワイトバランス
主にカメラで行われる色の調整のひとつ。光源によって違う色温度を修正するものを指す。人間の目は周りの環境に合わせて無意識のうちに微調整しているので ( よほど光源に色が付いている場合以外は ) ごく当たり前に白い物は白く見えるが、デジタルカメラなどでは適当な調整をしないと光源の色温度の影響を受けてしまい、白が白く見えない場合がある。ハイライト部分の色を中心に白で有る部分が、高い色温度の下では青、色温度が下がるに従って黄色、赤などの様に見えてしまう。この様に画像が特定の色温度に偏った状態を「色かぶり」と言う。デジタルカメラなどでは画像の中から「ここが白だろう」と予測した色が白になるように補正を掛ける。これが足らないと色かぶりを起こし、過剰であると夕焼けの写真がまるで昼間の写真のようになってしまう。その場で撮影結果を確認出来ない銀塩写真、特に露出適正範囲が狭いポジフィルムを使った撮影では、撮影時の露出決定の他に撮影状況に合わせたフィルムの種類を選択したりレンズフィルタなどを使うことで事前に補正する。一般の人々が使うネガフィルムは撮影時の露出適正範囲にやや余裕があるものの、レンズ付きカメラなどでは色かぶりが起こりやすい。

[ま]

マスク
色の変更やフィルタの効果を適用されない様に保護された部分。もしくはその為の処理。

マット
ツヤ ( 光沢感 ) のない状態。

明度
明るさの度合いのこと。

モアレ
規則的な点や線の模様を重ねると現れる干渉縞のこと。商業印刷物やレーザープリンターなどは CMYK の4つの点を重ねる事で様々な色を表現しているが、これらの点がお互いに干渉して本来の画像には無い模様が見えることがある。また、印刷物をスキャナで取り込む際には印刷物のパターンとスキャナの素子とが干渉してモアレが発生する場合がある。日常生活の中では網戸を2枚重ねて見るとモアレを見ることが出来る。

網点
( 特に商業印刷やレーザープリンターなどで ) 印刷する場合、プリンタは全ての色のインクを持って居るわけではない。この為に画像の1ピクセルをサイズの違う点の集まりで濃淡を表現している。この点の集まりを網点という。

[や]

寄席文字
落語・寄席の世界で使われている書体。1830 年代に勘亭流から派生した書体であるが、現在一般に言われる寄席文字とは昭和 25 年に橘右近 ( たちばな・うこん ) 氏が成立させた比較的新しい書体を指すことが多い。勘亭流などと一見似ているが、やや直線基調でシャープな印象を持つ事や文字を構成する線自体には太い部分と細い部分を明確に分けているのが大きな特徴。また、書道では一般に二度書き ( 一度書いた線をさらになぞる ) 事はしないが、寄席文字や勘亭流などではかすれる事を嫌い、必要が有れば二度書きすることもある。PC のフォントとは直接関係しないことだが、墨をする時に水ではなく酒を使い、仕上がりに艶を出したりなどの工夫も興味深い。

[ら]

ラスタライズ
ベクトルデータをラスタデータ ( ビットマップデータ ) へ変換すること。
フォントは主にベクトルデータとして記録されている。Photoshop 5.5 以降での文字ツールは、文字をすぐには点の集合体 ( ラスタデータ ) として記録せずにベクトルデータのまま記録している。Photoshop 4.0 以前では、文字のレイヤーのみ角度を変更する処理をすると、ラスタデータの為に画質の劣化は避けられなかった。が、文字をベクトルデータのままレイヤーに格納する事で文字の劣化は起きない仕組みになっている。ただし、「ぼかし」など、ベクトルで表現できない加工をする際には画像のようにラスタデータにする必要がある。そのベクトルデータからラスタデータへの変換作業の事をラスタライズと言う。

ロゴアート
企業や組織、製品名などを図形で表現した物。特定の書体で表現した物はロゴタイプと言う。企業や製品のイメージに大きな影響力を与える。

[わ]

[A] 〜 [C]

BIT ( ビット )
情報量の単位。2進数字 ( Binary Digit の略 ) 。例えば8ビットとは 28で、10 進数で言うと 0 〜 255 に対応する。つまり8ビットカラーと言えば最大 256 色を扱える状態のこと。

BMP ( ビットマップ )
DOS , Windows 系で使われる画像フォーマット。2 〜 1677 万色までの色数に対応する非圧縮フォーマット。16 , 256 色の場合は圧縮形式にも対応。圧縮形式の場合は拡張子に RLE が使われる事もある。

CD-R
書き込めるコンパクトディスク。コンパクトディスクは記録面に物理的な凹凸が作られており、それにレーザーを当てた時の反射率の違いでデータを読み込むが、CDR メディアの表面には凹凸は存在せず、その代わりに有機色素が使われており、記録時には強いレーザー光で有機色素を破壊することでデータを記録する。読み出し時には弱いレーザー光を当て、その反射率の違いでデータを読み出す仕組みになっている。こうした仕組みから CDR にデータを書き込むのを俗に「焼く」と言われるのはこのため。CDR は一般の CD-ROM ドライブでそのまま読み出すことが出来る ( 互換性がある ) 、メディア単価が安い、書き換えが出来ないのでデータの改竄が不可能などの特徴を持つ。また、PC のデータ記録用としてだけでなく、音楽 CD も作ることが出来るのも特徴 ( 古い CD プレイヤーなどでは読み出せないこともある ) 。容量 650MB のメディアだけでなく 700MB 以上の容量を持つメディアやシングル CD サイズのメディア、形状が四角形で名刺サイズ、ハート形など様々な容量、形態のメディアが登場してきている。ただし、CD-R にデータを記録するには CDR ドライブだけでなくライティングソフトが必要であるのがデメリット。

CD-RW
書き換えが可能なコンパクトディスク。CD-RW メディアに使われている結晶の状態をレーザーで変質させることでデータを記録する。CDR と違いデータを消して再記録する事が可能。ただし、メディアの特性として CDR よりもレーザーの反射率が低いために読み出せない CD ドライブがあるのが難点。こちらもデータを記録するには専用のライティングソフトが必要。

CCD ( 電荷結合素子 )
デジカメ、スキャナなど撮像機器でよく使われる集積回路。光の強さを電荷として変換する機能がある。デジカメなどはこれを格子状に、フラットベッドスキャナなどでは1列、もしくは2列に配置して光の情報をデジタルデータに変換することが出来る。ただし、CCD そのものには色を判断することが出来ないので「プリズムで光を三原色に分解、原色それぞれに CCD を配置して3つの CCD から得られた情報を組み合わせて色を表現する」方式や「素子1つ1つに三原色のうちの1つのカラーフィルタを付け、3色を1組としてそれぞれの素子が受けた光の強さを合成して色を表現する」方式などを使う。一部のビデオカメラでは前者が使われ、デジカメでは後者の物が使われていることが殆ど。後者の方式でフィルタに赤緑青 ( RGB ) のフィルタを使う物を「原色系 CCD 」と言い、シアン・マゼンダ・イエロー ( CMY ) のフィルタを使う物を「補色系 CCD 」と言う。原色系 CCD は色鮮やかな画像を出力出来るが、フィルタの透過効率が良くないので感度が低くなりがち。感度の低下を防ぐためには CCD そのものを大きくする必要がある。補色系 CCD はフィルタの透過効率が良いので感度の高さが特徴。CCD の大きさが原色系 CCD と同じ大きさならば感度が高いので綺麗な画質を得ることが出来る。しかし、彩度の高い画像を出力するのがやや苦手と言う特徴がある。

CIS ( コンタクト・イメージ・センサ )
スキャナなどで使われる撮像素子。CCD と比較すると非写界深度がやや浅い ( ピントの合う範囲が狭い ) 為に立体物のスキャンにはやや向かないと言われている。メリットは CCD よりも小型にできること。スキャナ全体の大きさをコンパクトにまとめる事が出来る。

CMYK
色料の三原色を表す3つの色 C ( シアン ) , M ( マゼンダ ) , Y ( イエロー ) と K ( 黒 ) のこと。物体になぜ色があるかと言うと、人の目は物体に当たって反射してきた光の波長を色として認識しているからである。色料の三原色を全て加えると理論上は全ての波長を反射しなくなるので黒になるが、インクは多少その色以外の波長成分も反射してしまうので濁った茶色にしかならず、黒を再現することができない。深みのある黒が表現できないと、画像はコントラストの低い「しまりのない色」になってしまう。そのために印刷には色の三原色に黒を加えた CMYK の4つのインクが使われている。印刷が前提の場合はインクを使うので CMYK モードにするのが基本であるが、個人の場合はプリンタドライバが変換してくれるので RGB モードのままで十分。逆に CMYK に変換すると色を表現できる範囲が狭くなってしまう上、最近のインクジェットプリンタではライトシアンやライトマゼンダなどの淡い色を追加することで色の再現性を上げているので CMYK に変換せずに RGB のままで印刷した方が良好な印刷結果を得られることが多い。最近では商業印刷でも RGB データ のままで入稿することも多くなっているらしい。

[D] 〜 [F]

DPI
画像の印刷やスキャンの時に使われる解像度を表す単位のこと。1インチ ( 約 2.5 センチ ) 当たりにいくつのピクセルがあるかを表すドット・パー・インチ ( Dot Per Inch ) の頭文字から。モニタ上で画像を扱う場合は特に関係して来ない単位だが、スキャナで取り込む際や印刷時などにその画像の細かさを指定する単位である。[詳細]

EXIF ( エグジフ )
富士フィルムなどの一部のメーカーがデジタルカメラで採用している画像フォーマット。画像データ部の構造は JPG 形式と同一のファイル形式で、拡張子も JPG が使われているが、画像データに影響の出ないヘッダ部分を JPG 形式から独自に拡張してあり、撮影日やカメラのファームウエアバージョンなどの付加情報も画像ファイルの中に格納されている。画像データ自体は JPG と互換性が保たれているために画像自体は JPG に対応しているブラウザや CG ビュアーなどでそのまま表示することが出来るのがメリットであるが、拡張されたヘッダ部分の分だけファイルサイズは大きくなる。

[G] 〜 [I]

GIF ( ジフ )
ベタ塗りの多いイラスト向きの画像フォーマットのこと [詳細]

[J] 〜 [L]

LOSSLESS 圧縮
→ 可逆圧縮

LOSSY 圧縮
→ 非可逆圧縮

JPG / JPEG ( ジェイペグ )
写真向きの画像フォーマットのこと [詳細]

[M] 〜 [O]

MO ( 光磁気ディスク )
フロッピーディスクの様なリムーバブルディスク ( 持ち運び可能な記録メディア ) 。メディアの大きさは 3.5 インチが一般的だが 5 インチの物もある。メディア1枚当たりの容量は 3.5 インチのタイプで 128MB , 230MB ,540MB , 640MB ,1.3GB がある。MO は特に日本で大容量リムーバブルメディアとして普及。現在リムーバブルメディアはメディアの価格が安い CD-R や CD-RW が主流になっているが、メディアが小さい、書き換えが出来る ( CD-R は書き換えが出来ない ) 専用の書き込みソフトが不要 ( CDR CD-RW 共に必要 ) で、HD などのように気軽に扱うことができるなどの特徴があるのでユーザーは意外と多い。印刷所などでもデジタル原稿の入稿に使えるところが多いようだ。

[P] 〜 [R]

PNG ( ピング )
GIF 形式はデータを圧縮して記録する為にファイルサイズが小さくオンライン向きの画像フォーマットで、今や JPG 形式と並んで広く普及しているが、そのファイルの圧縮伸張技術に著作権があり、書き込みや表示の為のソフトウエアは無料で公開する事が難しくなって来ているなど、様々な面で難点がある。PNG 形式はこの GIF 形式に代わるべく作られたロイヤリティフリーの画像フォーマットのこと。GIF 形式と同様にインデックスカラーに対応しているだけでなく、フルカラーにも対応している画像フォーマットで、保存時にフィルタを適用する事で GIF よりも高い圧縮率を実現しているなど、GIF 形式よりも 様々な面で使いやすい画像フォーマットであるが、PNG 形式の規格自体がまだ完全に固まっていない事や、ブラウザなどの表示側での対応がまだ完全で無いことなどから完全に GIF に取って代わるには至っていない。Photoshop では バージョン 5.5 以前の物ではフィルタの完成度が低いらしい。PNG とは 「 Png is Not Gif 」の頭文字との噂がある [詳細]

PSD
Photoshop でファイル加工する場合の基本的な画像フォーマットのこと [詳細]

RGB
光の三原色を表3つの色 R ( Red ) , G ( Green ) , B ( Blue ) を使った表示のこと。モニタでの表示はこれが基本である。ちなみに RGB 全ての原色を加えると白になり、任意の2色では CMY のどれかになる。

[S] 〜 [U]

TrueTypeフォント
トゥルータイプフォント参照

[V] 〜 [Z]

[数字]

16 bit カラー / 6万色モード / ハイカラーモード
色表現に使用するビット数のことで、全ての色を 216、つまり 65536 色で表現する描画モードのこと。R ( 赤 ) G ( 緑 ) B ( 青 ) をそれぞれ 5bit ( 32 階調 ) で表現する実質 15bit カラー ( この場合、色数は 32768 色まで ) の場合と、人の目が差を判断しやすい緑だけに 6 bit ( 64 階調) を割り当てて 16 bit ( こちらの場合は 65536 色 ) を表現する場合がある。色数はそこそこ豊富で 256 色モードよりも遙かに見た目に違和感を感じにくいので、ゲームやビデオメモリが少なかったり描画速度の遅いビデオカードなどで使用されることが多い。

16 bit チャンネル
Photoshop でフルカラーモードの時に一時的に1つのチャンネルをデータ的に 256 階調から 65536 階調で扱う為のモードの事。コントラストや色調を修正する場合、通常の 8bit チャンネルモードでは階調の抜け ( 特定の明るさ部分のピクセルが無くなってしまうこと ) などの不都合が起きる場合がある。これは普通のグラフィックアプリケーションでは避けられない問題であるし、過度に補正を掛けなければ見た目自体はさほど劣化しないので特に対策はされていないが、ハイエンドグラフィックソフトである Photoshop の場合は 16 bit チャンネルを使い一時的に階調数を増やしてこの問題に対応する事が出来る。例え 16bit モードでもコントラスト補正などをすると階調の抜けは ( 理論的には ) 起こってしまうが、8bit チャンネルモードに戻す際に ( 65536 階調から 256 階調へ戻す ) 、色を合成し直すために階調の抜けを防ぎ、データ的な階調の滑らかさを維持することが出来る。最近のスキャナなどが入力 10bit / 出力 8bit などと入力時の階調数を増やしているのはこれと同様に、出来るだけ綺麗に画像を取り込むための工夫である。

24 bit カラー / フルカラーモード
色表現に使用するビット数のことで、全てのの色を 224、つまり1677万7216色で表現する描画モード。R ( 赤 ) G ( 緑 ) B ( 青 ) をそれぞれ 8bit ( 256 階調 ) で表現する描画モードの事。RGB 各色が 8bit の為に 8*3=24 で 24bit モードと言われる。 一般に人の目が判断できるのは 256 階調までの階調数と言われており、その為にフルカラーモードとも言われる。

256 色モード / 256 モード
色表現に使用するビット数のことで、全ての色を 最大 256 色で表現する描画モード。色は O/S が持つシステムパレットや画像が独自に持つカラーパレットなどを参照して表現する。かなり能力の低いビデオカードや多色を要求しないゲーム、高速での動作を要求するゲームなどで主に使われていたが、表現力の貧弱さからハードウエアの高機能化が進んだ最近ではあまり多用されない。

32 bit カラー / トゥルーカラーモード
色表現に使用するビット数のことで、全ての色を 232、つまり 42 億 9496 万 7296 色で表現する描画モードの事だが、データ的な階調数が人間が判断できる階調数よりも高い為に、実際には R (赤) G (緑) B (青) をそれぞれ 10bit ( 1024 階調 ) で表現する実質 30bit であったり、データそのものは 30bit として扱うがそれを 32bit、もしくは24bit の空間に展開したり、データそのものは 24 bit として扱うが、展開は 32bit 空間に行うもの、データそのものは 24 bit 、それに 8bit のアルファチャンネル ( マスク ) を持たせる場合、さらには 24bit そのものと言う場合の様に、一口に 32bit カラーと言ってもその扱い方は様々である。現在の時点ではデータとしては例え 30bit や 32bit として扱っていても出力は 24bit と言う物が殆どの様である。



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