wavez 
by Osamu Kurai( enigmaz@geocities.co.jp )
最新 version 1.70beta リリース日付 2000.06.26

URL:http://www.geocities.co.jp/SiliconValley/6144/wavez.html


wavez 最新ベータ版実行ファイル ・・・wavez170b.lzh(約450Kb)
wavez 最新安定版実行ファイル(Linuxみたい (^^;) ・・・wavez.lzh(約450Kb)

変更履歴は、このHTMLの末尾を参照して下さい。

wavezの各バージョンは以下の雑誌でも収録・紹介されました。
・"PCComputing "1999年 10月号 WaveZ ver1.54
・"ウインドウズ・パワー Vol.1"1999年 10月号 WaveZ ver1.51
・"Oh! PC "1999年 8月号 WaveZ ver1.03
・"『ウルトラオンラインソフトDX』(宝島社)"1999年6月11日号 WaveZ ver0.07
・"Tech Win(アスキー社)"1999年5月号 WaveZ ver0.07
・"DOS/V USER(宝島社)"1999年4月,7月号 WaveZ ver0.07


*WaveZとは?
Wavezは、 LPや音楽テープをWave化したファイルをトラック毎に分割するツールです。分割点を複数設定して一気にWaveファイルを複数作成したり、無音部分を自動判定して複数のWaveファイルを生成する機能を持っています。

WaveZは元々、LP/テープをCD-R化するために作ったツールです。
例えばカセットテープをCD-Rに焼く為に録音ツールを使用してWaveファイルにするとします。この時、曲間でいちいち録音を止めないと、テープの片面分が1WaveファイルなどというまぬけなCDになってしまいますね。(曲の頭出しができません)かといって、曲間でいちいち録音を停止/開始するのは非常に面倒・・・。LPなんかじゃ作業してられません!

Waveエディタなどで抜き出し編集/別名保存していけば良いのですが、Waveエディタの類はいったんメモリに読み込んでから処理するものが殆どですので、(本来、エフェクトを施すのが目的ですから)実際の作業は滅茶苦茶イライラします。(テープの片面20分強として、200〜300MbyteのWaveファイルを読み込ませることになり、スワップが多発して作業になりません)。

この種の機能を持つ、「河村進」さん(http://h1sparc1.kais.kyoto-u.ac.jp/~kawamura/)作成のフリーソフト「WaveKnife ver 0.7」をネットで発見したのですが、私の場合「無音部の無いライブ盤をCD-Rに焼きたい」という目的がありましたし、Waveのソースも録音レベルの異なるカセットテープが結構あるんで、このツールでは目的に合致しませんでした。
でも河村さんのツールは、ネットを散々探した結果ようやくめぐりあえたツールなので 「残念・・・」と思ってました。幸いDelphiのソースを同時に配布されていたので、これを参考にさせていただきC++Builderで新たにツールを作ってみました。これが「WaveZ」です。


* WaveZの使い方と機能 (非常に手抜きな説明書)・・・1999/08/31 ver1.60用 変更
Wavezには、録音機能はありません。( 録音には他のツールを使ってます(^^;)
目的はただ一つ、「巨大なWaveをできるだけ早く、分割したいところでで分割する」です。
分割機能は、「無音部分自動判定」と「区間を指定した分割」 の2本立てになっています。
「無音部分自動判定」は、実際に自分が録音したWaveを再生し、無音部分(曲間など)で一時停止 して、そこの波形レベルを測定します。その測定値を無音と指定して分割させます。
「区間を指定した分割」も、実際に自分が録音したWaveを再生し、分割したい部分で一時停止しその位置をプログラムに指定します。

 Wave再生・分割

1.アナログ音源(LPやテープ)からハードディスクへ録音して、Waveファイルを作りましょう。90分テープの片面分で大体450MバイトくらいのWaveファイルになります。
2「Wave再生」タブを開き、「追加ボタン」で分割したいWaveファイルをリストビューに登録してください。ドラッグ&ドロップでもO.Kです
3.ここで、音源により分割方針を決めます。スタジオ盤なら「無音部分自動判定」、 ライブ盤なら「区間を指定した分割」が適当でしょうね。

○無音部分自動判
1)「無音部分自動判定」の場合は、画面上部左のボタンを押します。横に「XX秒後までの最大Waveサンプル値」とういう表示が現れます。

2)Wave再生ボタンで再生します。Waveを聴きながら、曲間の無音部で一時停止して下さい。「XX秒後までの最大Waveサンプル値」に値がセットされます。分割点として登録したい場合は、その横のサンプルレベルセットボタンを押して下さい。「無音部分の自動判定」部分の波形レベル値に設定されます。

3)無音部の判定秒数を伸ばしたい場合には「Wave分割」タブの「無音部分を自動判定して分割する」秒数を増やして下さい。

○区間を指定して分割
1)Wave再生ボタンで再生します。Waveを聴きながら、分割したい位置で一時停止して下さい。分割点設定ボタンDivideが使用可能になります。このボタンを押すと、その位置が「Wave分割タブ」の「区間を指定して分割」リストに設定されます。(このリストは手入力も可能です)。

2)より細かい位置での分割したい場合は、微調節で分割点位置の微調節が可能です。
微調節後のテスト再生は、テスト再生で可能です。この時の再生秒数はテスト再生時間で指定できます。
また、移動後テスト再生を押しておくと、>>、>>>ボタンで、移動後自動的にテスト再生を行うようになります。これらの微調節ボタン及びテスト再生で分割点位置を詳細に絞り込んで下さい。絞り込んだあとは、divideを押します。
テスト再生中にテスト再生を操作すると、テスト再生は一旦中断されそのキーの操作を継続します。

*再生や分割点の微調整を容易にするため、キーボード入力による再生・ポーズ・分割点微調整などが可能になってます。詳細はオプションタブを参照して下さい。

  つまり、WaveZは録音したWaveを聴きながら、音源の無音部分測定をしたり、区間指定をしたりして分割しようというものなのです。

4.Wave分割タブで、3.の測定値や区間指定値をもとに分割します。実行ボタンを押してください。
思い通り分割できたかを確認するには、また「Wave再生」タブを使用すれば良いでしょう。「Wave再生タブ」では、ボタンで曲の最初と最後の指定秒数のみ再生するモードやボタンで再生リスト上の全Waveを連続再生するモードがあります。

○出力ファイルのレベル調節(ノーマライズ)
レベル調節は「Waveファイル中のdB値を取得して変更」するパターンと「変更率を%で指定する」パターンがあります。ただし、「変更率を%で指定する」パターンでボリュームを上げすぎるとを歪みますので注意して下さい。
この変更率はWaveの再生中とファイル出力時(Wave分割タブでの実行)に反映されます。を押すと調節ボタン類が表示されます。

 Wave結合

・「Wave結合タブ」は指定したWaveファイルをくっつけて一つのWaveファイルにします。「無音部分の自動判定」を使用して分割した時に細かく分割しすぎるケースがあるので、こういう時に使って下さい。結合はリスト上の上から順に行われます。リストの順はドラッグ&ドロップでも変更できます。

 オプション

オプションは見て頂くと大体分かりますので、特に注意点のみ以下に書きます。

*Read/Writeバッファサイズ
・・・各人の環境で、処理が最も高速になるようサイズを試してみてください。ちなみに作者の環境(NT4.0,ペンティアムPro200、RAM 96M)では、600Kぐらいが一番早かったような気がします。まったくの勘で言っていますから、責任はとりません(^^;
調子にのって大きく指定しすぎると、逆に遅くなるから気をつけてください。

*操作キー設定
・・・このキー設定はWindows標準の動作を無視します。ある程度カスタマイズ可能ですので各人の好みに応じて変更して下さい。デフォルト値は私の好みになってます(笑)

* その他
・Wavezは、設定値などはすべて実行ファイルと同一ディレクトリ中のwavez.iniに保存されます。またDLL類も静的リンクでメイクしてますので、動作に必要なファイルはexe一個のみです。男らしいでしょ?(笑)。もちろんレジストリも全く変更しませんので、安心してお試しください。

・ほとんどのオブジェクトで「ヒント」が表示されるようにしてますので、操作でわかんないときはマウスを静止させてみてください。

・WavezはPCMデータ部以外のチャンク(他のデータの塊り)は無視します。一部の自己顕示欲の強いツールの中には、そのプログラムのバージョン名等のチャンクをくっつけるものがありますが、Wavezはすべて読み飛ばし、新たに作成するWaveの中には書き出しません。(CD-Rに関係ないので対応予定もありません。)

・WaveZは圧縮されたPCMデータはサポートしていませんし、対応予定もありません。(大体、圧縮PCMがどういうものかも知りません(^^;)

・WaveZが扱えるWaveファイルは2G(4バイト符号付き整数の最大値2,147,483,647)バイトまでです。

・ソースはフリーのdelphi/C++builderコンポーネントを大量に使用しています。VCLっていいですねー。UNIX版も欲しいです(笑)。
作者の方々に海より深い感謝を。。。。

wordcap.pas(http://www.ee.ed.ac.uk/~wfy/components.html) Warren F. Young氏作。
タイトルバーをグラデーション表示するコンポーネント

track95.pas(http://www.kobira.co.jp/sakura/d_btn.htm)
改良トラックバーコンポーネント

browsedlg.pas(http://home1.infonia.ne.jp/~delphian/delphi/compo/SY0027.cgi/brsdlg14.lzh) 前田修吾氏作
「フォルダの参照」を表示するコンポーネント)(WaveZ ver0.07以前)

dropdst.pas(http://www.ceres.dti.ne.jp/~norg1964) 米田 昌司氏作
「ドラッグ&ドロップ」をサポートするコンポーネント

LowLVPCM.pas(http://member.nifty.ne.jp/C60/) C60氏作
低レベルPCM再生コンポーネント(WaveZ ver1.00以降)・・・特にこのコンポーネントにはお世話になりました。

RackControls(http://pics.webset.de/) Simon Reinhardt氏作
ネジ付パネル、LEDゲージ描画コンポーネント(WaveZ ver1.00以降)

TSaNumEdit.pas(http://www.threeweb.ad.jp/~satou/download.htm) 佐藤 充男 氏作
数値専用Editコンポーネント(WaveZ ver1.00以降)

・フリーソフトにつき、このツールを使ったことにより発生するすべてのトラブル・損害・不都合から免責とさせていただきます

・バグのサポート義務は負いません。とはいううものの、報告していただければできるだけ対応したいです。
そこで
バグ報告や要望はGuestbookに書いて下さるようお願いします。そうすると他の人もわかりますので。
(バグ報告の際は、環境やオプションなどをできるだけ詳しく教えて下さい)

・配布はアーカイブを変更しない限り自由です。但し雑誌へ収録する場合は事前にメールをお願いします。


* 謝辞
・河村進さん ・・・WaveKnifever0.7のソースが大変参考になりました。
・PASTAさん ・・・dB計算方法やMDの仕様など丁寧に教えて頂きました。
・hanikenさん・・・デバッグに根気よく付き合って頂きました。
・kasaiさん  ・・・分割点微調整の仕様決定でご指導頂きました。

みなさん、ホントに有り難う!!!


* WaveZ 開発 LOG
2000.06.26   Ver1.70beta Windows2000対応。機能上の変更はないので、Win95/98/NTユーザーはver1.64のままでO.K

2000.01.12   Ver1.64 バグ修正(あー恥ずかしいバグばかり・・・、1.63は欠番です) 1999.12.22   Ver1.62 テスト再生を中止するキー割付を可能にした。
1999.08.30   Ver1.61 一部のWaveファイルのピーク値が正しく取得できないことがあったのに対応。
1999.08.27   Ver1.60 分割点微調整方法の改良とバグ修正。

1999.08.05   Ver1.54:一部のWaveファイル形式が読めない場合が有ったのを対応。
1999.08.02   Ver1.53:「From」[End」ボタンと「CD-DAサイズ警告」の追加。
1999.07.21   Ver1.51:一部バグ修正、betaをとってリリース。
1999.07.12   Ver1.50 beta:gestbookでのリクエストの内、分割点追込み、無音強制付加などを追加
1999.06.18   Ver1.03:結合リストにも合計時間表示が欲しいというリクエストがあったので追加.
1999.05.31   ver1,00:レベルメータ表示、連続再生、イントロモードなどを装備
1999.01.14   ------:ソースコードを公開。
1998.11.10   ver0,07:またまたバグ対応
1998.10.21   ver0.06:バグ対応
1998.10.07   ver0.05:バグ対応                
1998.10.01   ver0.03:ProgressBarの進み方がいきなりバグっていたのを修正
1998.09.30   ver0.02:初公開


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