LaTeX2eのfigureで図を張り込んだ後のスペースが気になるんじゃけど? [H.Umeda]

table 環境と figure 環境はフロート環境と呼ばれ、フロート環境とその前後の本文とのスペースは、次のパラメータで指定されています。

パラメータ 意味 ディフォルト
\floatsep ページ上部あるいは下部に出力されるフロートとフロートの間の距離 12pt plus 2pt minus 2pt
\textfloatsep ページ上部のフロートと本文、および本文とページ下部のフロートとの距離 20pt plus 2pt minus 4pt
\intextsep ページの途中に出力されるフロートとその前後の本文との距離 12pt plus 2pt minus 2pt

プリアンブルなどで

\setlength\floatsep{0pt}

などとしてやればよいでしょう。

フロート環境の中の図と \caption コマンドとの間のスペースについては

LaTeX2eのfigure環境の中で図とCaptionの間の間隔が広すぎるのだけど、狭くできないか?

を参考にしてください(98/01/30)。

フロートに関するパッケージ

パッケージ名 内容
flafter /sectionレベルの上に上部指定のフロートが入り込まないようにしたり、hよりも強いHオプションを指定できる。
afterpage フロートを出力し、テキストは流し込めるような機能を提供する。
float 新しいフロート型の定義コマンドの提供や、Hオプションの追加など。
floating フロートの周りにテキストを流し込む環境を提供する。
wrapfig 図表の周りにテキストを流し込む環境を提供する。
subfigure フロートの中で図表をならべたり、枝番号を付ける機能の提供。
endfloat 最後にフロートをまとめる
hangcaption キャプションを折り返す機能を提供。
plext フロートの左右の位置出力位置の指定や、キャプションの出力位置を調整。(pLaTeX only)

パッケージがインストールしてない場合は、必要なパッケージをCTANの中のディレクトリを中身といっしょに、自分の$TEXMF$/tex/latex/contrib/supprted/ディレクトリなどの下にコピーします。必要があれば*.insをLaTeXで処理するとインストールできます(98/01/30)。

会津大学のミラーCTAN

使い方は、付属のドキュメントを参考

フロート環境の「!」オプション

LaTeX2eでは、フロートパラメータによる出力条件(1ページに入るフロート環境の数の規制など)を一時的に無視させるためのオプション「!」が追加されています。このオプションは、フロート環境の位置指定オプションとして指定します。

\begin{figure}[!tb]

参考文献

『日本語LaTeX2eブック』中野賢著、ASCII


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