あまやんは9月末から10月初めまでの約1週間、中国(昆明、烏魯木斉、広州、香港)に出張してきました。食は中国、ということで、いろいろな食べ物を食べる、というのが食いしん坊おやぢあまやんの今回の出張の唯一の楽しみでもあったのです。広い中国の南の端と西の端、東の端の地方を旅して、中国の食のバリエーションのすごさ、そしてそのおいしさにびっくりして、毎日死ぬ程いろんなものを食べまくっていたあまやんでした。ここではあまやんが今回の出張で食べた色々な食べ物を場所別に紹介したいと思います。
1.昆明(雲南省)
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着陸寸前の飛行機からとった市内の全景。想像以上の大都会です。 | 市内の様子。建国51周年の記念日を前に、市内は花で飾り立てられています。 | 近郊にある観光地の石林。奇岩がおもしろいが、カッパドキアとくらべるとかなり見劣り。 |
雲南料理(昆明飯店)
雲南省は山に囲まれた高原の土地。湿度が多く、年中春のような過ごしやすい気候です。料理は隣の四川省の料理とも良く似ていて、またタイなど東南アジアの料理とも類似点があります。唐辛子なども多く使うスパイシーな料理。海がないので、材料は特産の様々なきのこなど山の幸を使います。松茸の生産量は世界一とか。この中であまやんが最高に美味しいと思ったのが葛きりの冷麺(四列目のまん中)。太さ2cmくらいに切ったゼリー状のコシのある葛きりに、豆板醤などをかけて冷やした麺です。このようなものを食べたのは初めてですが、咽越し、歯ごたえ、そして辛さの調和が絶妙で、脳天を突き抜けるような衝撃的な味わいで、一生忘れられない思いでになりました。また、当地の名物である米のラーメン(米綫)は日本人向けのあっさりした味わいです。
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タイ料理
メコン川の上流に位置する雲南省はタイ族も南部のシーサーパンナ地方を中心に多く住んでいます。タイ料理も現地では人気のある料理のひとつ。これは現地駐在の方に連れていって頂いたホリデイイン昆明内のタイレストランの料理です。バンコクなどのタイ料理とはひと味違い、辛さはややマイルドです。
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これはタイ料理ではなく、名物米綫と西瓜ジュース。現地の人はもっと辛くして食べる。あまやんがもっと辛く!と注文したら外国人がそんなことを頼むのは珍しいみたいで料理人が顔を見に来た。 |
2.烏魯木斉(新彊ウイグル自治区)
中国の西の端に位置する新彊ウイグル自治区は、シルクロードの玄関口として、ロシアやモンゴル、中央アジア、パキスタンやアフガニスタンとも国境を接している。人口の半分はイスラム教徒。省都烏魯木斉(ウルムチ)とはウイグル語で「美しい牧場」という意味。砂漠の田舎町を想像していたら多民族国家を感じさせる大都市でした。
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ウイグル料理の数々
当地のウイグル料理は中華料理とは違い、中近東の料理に近いものです。どう違うかというと、まず、ウイグル族はイスラム教徒なので豚肉は食べず、羊肉が中心。羊肉の臭みを消すため、スパイスを多用したエスニックな味付けです。それからもちろん海鮮料理などはありません。特筆すべきは、日本のうどんと全く同じものがあること。また、蕎麦湯のようなものを飲む事も日本と似ています。砂漠気候の新彊では、西瓜やメロン、ぶどうなど乾燥地性のおいしいくだものもたくさんあり、食通を満足させてくれるでしょう。
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ウイグル風うどん。日本のうどんと同じコシのある麺に羊肉の炒めもの(左上)をかけて食べる。 | 魚のフライ。ウルムチは世界で最も海から離れた所にある都市なので魚は川魚。 | 新彊名産のメロン、ハミウリ。フットボール型で大変甘くてさわやかな味。左上はうどんを茹でた「蕎麦湯」のようなもの。 |
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揚げ豆腐の炒めもの。フォルクスのようなステーキ皿に入ってきた。 |
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皮ごと食べられるブドウは小粒ながら種もなく甘い。 |
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