魅惑の飛行機イリューシン86の旅

今回の出張旅行では、中国国内線でウルムチから昆明に行く際に新彊航空(XO)という飛行機に乗りました。そこで出てきた機材が旧ソ連製のイリューシン86。この飛行機に乗ったのはあまやんも初めてで、大興奮でした。この飛行機に関するあんまりいい噂は聞かないのですが、乗り心地は意外に上々でした。ここでは、あまやんのイリューシン体験をレポートします。(搭乗年月日2000年9月29日)


中国・新彊ウイグル自治区の区都ウルムチ(烏魯木斉)。世界で海から最も遠い所にある都市として有名。捌く野中の田舎町かと思っていたら、構造ビルの立ち並ぶ近代的なものすごい大都会だったのであまやんはびっくり。写真は丘の上からみた町の全景。


イリューシン86の勇姿とハードなビジネスに勤しむあまやんの勇姿(右)。まず目に着くのがタラップは本体に3ケ所あること。飛行機本体に格納されているので、階段カーやエプロンのないような空港でも離発着が可能になっている。もちろんターミナルから左上のドアを使った出入りも可能。


後部の入り口。階段を上がると荷物置き場にまず入る。そこが踊り場のようになっていて、機内にはさらに常設の階段で上がっていく。この荷物置き場にはエンジンの「ふた」を飛行中に収納するしくみ。


内部に入った所。まず気付くのは天井の高さ。おそらく3メートルはある。シートは3列×3。シートバックにある丸いものは???


客室内を前から見た所。後ろにある柱は階段になっていて、荷物室に降りられ、外へとアクセスする。荷物入れはかなり小さい。もっとスペースあるのに。。。多分、イリューシンは軍用機としての利用を想定して設計されているからか?


何とエアコンの吹き出し口は前の座席の背中に!天井が高すぎて天井につけても効かないからか?配管などが大変そう。ジェットエンジンをモチーフにしたような形で、スイッチを上げると切れる。これはoff の状態。


ビジネスクラス用機内食はボリュームたっぷり。羊肉のにこみがメインディッシュ。当地特産のほしぶどうも全員にサービス。


ウルムチを離陸後40分ほどで、憧れの天山山脈が翼の向こうに!右側に座らないとみれません。ちなみに左側からは灼熱のタクラマカン砂漠が見えます。



南側に見えるのはひたすら巨大なタクラマカン砂漠。この中にトルファンやクチャなどオアシスの町がある。三蔵法師の時代はラクダでここを越えようとして多くの人が命を落とした。


イリューシンのトイレ。特筆すべきものなし。着陸が近付くと自動で鍵が閉まるとのこと。閉じ込められないように!


イリューシンの姉妹機であるツポレフ154発見!(TU-154) この機体は四川航空の所有で、四川省成都の空港でみかけたもの。最初見た時はBー727かと思ったのだがよくよくみたらツポレフでした。日本では新潟ーウラジオストックのアエロフロートなどで就航している。水平尾翼がなかなかかっこいい。エンジンは3発で、うち1機は本隊中央部についているのはDC-10やトライスターを思わせる。設計は相当古いし、機内では雨が漏ってくるという評判だが、乗ってみたい飛行機のひとつ。