
マンダール地方の伝統帆船サンデッ(Sandeq)によるレースが行われます。詳しくはこちらへ!
見事な珊瑚礁を誇るカポポサン島の情報を新たにリンクしました。詳しくはこちらへ!
南スラウェシとフローレス島の間をブギス帆船でクルージングするツアーがあります。詳しくはこちらへ!
●奇妙奇天烈な島、スラウェシ
インドネシアのほぼ中央に位置するアルファベットのKの字を思わす奇妙な形の島スラウェシ。「セレベス」の英語名でも知られるこの島は、日本全土の約3分の2にあたる22万7000平方キロメートルの面積があります。
実際、海岸線の総延長距離はとても長く、美しい海岸やダイビング・ポイントに事欠きません。またどの地点も海岸線から90キロと離れておらず、しかも山がちでけっこう険しいので、トレッキングも楽しめます。
スラウェシにはいつ頃から人類が住みついたのでしょうか。南スラウェシ州のマロス(州都マカッサルから北へ約30キロ)付近の鍾乳洞壁画からすると、約3万年前からとみられています。付近からは大イノシシや象の化石なども発見され、石器時代の暮らしを髣髴させます。
ところで、植物や動物の生態を東西に分ける「ウォーレス線」というのをご存知でしょうか。イギリスの探検家の名に因んで付けられた「ウォーレス線」は、スラウェシと西隣の島カリマンタンとを隔てるマカッサル海峡を走っています。実は、このウォーレス線に最も近いスラウェシは、世界中でここでしか見られない様々な動植物の宝庫です。仏壇などに使われる黒檀、豚と鹿の中間のような奇妙な動物アノア、大きな卵を生み独特の習性を持つ鳥マレオ・バード、いずれも世界中でスラウェシでしか見ることのできないもののほんの一例です。
●いろいろ楽しめる南スラウェシ
スラウェシ島の左足の部分を占める南スラウェシ州には、ブギス族、マカッサル族、マンダール族、トラジャ族の四大種族がいますが、それ以外に少数民族も分布しています。ブギス族、マカッサル族、マンダール族は航海術に長けた種族として、インドネシア海域はもとより、太平洋、オセアニア、果てはインド洋を渡ってアフリカ東海岸・マダガスカル島までへも航海していました。今でも、種族ごとに異なる踊りや歌などの伝統芸能や絹織物などの工芸品が楽しめます。一方、トラジャ族は、世界的にもユニークな文化を持った民族として有名で、とくに8月を中心にあちこちで行なわれる葬式儀礼のほか、トンコナンと呼ばれる舟形住宅、岩石墓地、丸太に乗って少女が踊る独特の踊りや竹楽器による民族音楽、自然の色を使った素朴な味の彫刻などが知られています。
南スラウェシの全盛は十五世紀から十九世紀にかけての交易の時代でした。当時のマカッサル人によるゴア王国(現在の州都マカッサル付近)やブギス人によるボネ王国(南スラウェシ州東部のボネ湾沿い付近)は、スラウェシの東隣のマルク(モルッカ)諸島などからの香辛料や木材、西のインドなどからの衣料や日用品などの交易を仲介して、大いに栄えました。ジャカルタやスラバヤよりも栄えていたかつての栄光の時代に夢を馳せながら、マカッサルをはじめとする南スラウェシの人々は、豊かな自然環境を生かして独自の伝統文化を守りつつ、外国からの客人の心を和ませてくれることでしょう。
さあ、あなたもワンダーアイランド・スラウェシを思う存分に楽しんでください。
のぞいてみよう、南スラウェシの観光スポット
まずは州都:マカッサル周辺(マカッサル市、ゴア県、マロス県、パンケップ県)
きれいな海と伝統帆船:マカッサルより南の地域(ブルクンバ県、スラヤール県)
ブギス・ランド:南スラウェシ東部ボネ湾方面(シンジャイ県、ボネ県、ソッペン県、ワジョ県)
ただ通り過ぎるのはもったいない:トラジャへ行く途中の地域(パレパレ市、エンレカン県)
ごぞんじ、国際観光地:トラジャ地域(タナ・トラジャ県)
トラジャ原風景がここにある:南スラウェシ州北西部(ポルマス県)
マカッサル海峡フォーラム(Forum
Makassar Straits)のホームページ(英語)
南スラウェシ観光の一般情報 交通、ホテル、食事、旅行代理店、その他
南スラウェシの社会・治安情報
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