澳門娯樂塲簡介 ーマカオカジノの特徴ー

 1999年12月20日をもって中国に返還となったマカオ。漢字では「澳門」と書きます。香港からTurboJet(高速フェリー)で1時間のこの地には、365日24時間、カジノ目当ての人たちでにぎわっています。しかし、カジノ以外に主だった観光収入がないこの地では、カジノの利権を巡って最近マフィアによる抗争が激化しており、爆弾テロが頻繁に起き、また強盗なども増えて、一昔前よりも物騒となっています。ですから、訪れる人はそのことをいちおう念頭に入れてください。ちなみに、2000年2月3日まで、外務省海外危険情報において危険度1(注意喚起)の地域に指定されていました。現在は解除されています。

 澳門は中国大陸から続く半島部分とタイパ島、コロアネ島からなります。これらは橋でつながれており、バスや車で自由に行き来できます。面積としては非常に狭いこの土地ですが、2000年3月現在、全部で10カ所のカジノが存在しています。これらはすべて「澳門旅遊有限公司」という会社によって運営されています。

 さて、肝心のカジノ(漢字では「娯樂塲」と書く)の方ですが、残念ながら、日本人、欧米人にはあまり評判はよくありません。ディーラーが勝手にTIPを持っていったり、ミニマムが高かったりと、あんまり好印象を持っている人は少ないかと思います。でも、悪いところばかりじゃないですよ。他の国のカジノにはない良い点もちゃんとあるんです(^^;)。それは、以下に詳しく書くことにします。

 澳門のカジノの特徴としては以下のものがあると思います。

  [1] 他の国のカジノにはないゲームがここにはたくさんある

 世界中のカジノを探しても、これだけ独自のゲームがそろっているところも珍しいのではないかと思うくらい、ゲームの種類は多いです。私が調べた限りでは、全部で9種類のゲームがあります。しかし、CRAPSやPOKERなど欧米では人気のゲームが澳門には一つもなく、またカジノの華でもあるルーレットは、澳門には2台しかありません。

          ゲームの種類

  [2] ゲームは香港ドルとマカオパタカの両方で行われる

 カジノはマカオにあるわけですが、実際のゲームでは、香港ドル及びマカオパタカの両方の通貨でゲームできるようになっており、チップの色もちゃんと分けられています。香港ドルが使える理由としては、カジノ側がパタカより強い通貨である香港ドルをほしがっていること、客の大半が香港人のため両替の手間が省けることなどが考えられます。

  [3] すべてのカジノにおいて、ルールや使用されるCHIPは統一されている

 この点は、すごい便利だと思います。他のカジノに移るときに、いちいちキャッシャーに行って現金に換えてもらう手間が省けます。ただし、注意しなければいけないのが、HKD 5000以上のCHIPは、各カジノによって色が違うので、他のカジノでは使用できません。ですから、それらを持っている場合は、HKD 1000以下のCHIPに換えるなり、現金に換えるなりした方がいいでしょう。

  [4] ディーラが一番偉い!(^^;)

 澳門のカジノのディーラーは、「世界一偉い」といっても過言ではないでしょう。無愛想な上に、かなり態度がでかいです。ゲームに勝って配当をつける際に、まだ配当の終わっていないチップに手をふれようものなら、次の瞬間、あなたはものすごい勢いで怒らているでしょう(^^;)。その他、ベットの締め切り間際にお金を両替したり、ベットしようとするときなども、受け付けてもらえないことがあります。
 マカオでプレーする上で一番大切なのは、ディーラーの機嫌を損ねないこと、です。それがイヤな人は、マカオでのプレーはおすすめできません。間違っても、フレンドリーな応対を期待してはいけません。
 また、配当をつける際、両替の際、CHIPをぶん投げてよこすディーラーがいます。日本人にしてみると、えらく気分悪いんですけど、向こうの人にとっては別にどうでもいいことのようです。ですから、それくらいで気分を害さないような心構えが必要です。

  [5] ディーラーは計算間違いをほとんどしない

 この点に関しては、私が今まで見てきたカジノの中ではトップクラスといって間違いないと思います。マカオには5%のコミッションを取るゲームが数多くありますが、ディーラーたちは、瞬時にして配当額を計算できるのです。例えば、バカラでバンカーにHKD 2700賭けて勝ったとします。すると、ディーラーは、なんの躊躇もなくHKD 2565の配当をつけてきます。これが一部のディーラーだけでなく、ほとんどすべてのディーラーがそうなので、感心します。その意味では、非常に安心してプレーができると言えます。
 私は今まで20回以上マカオのカジノを訪れていますが、配当にミスがあったことは、いまだかつてありません。また、配当ミスで、もめている場面にも遭遇したことがありません。


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