クロカン日誌


フライト日 2000/04/29
出発地*1 [BDR]
Bridgeport,CT
出発時刻*2  9:07
到着地*1 [BDR]
Bridgeport,CT
到着時刻*2  10:55
コース  BDR-WST-BID-BDR
機種  Piper Warrior
 (PA28-161)
登録番号 N8119H
定員(名) 乗員(名)

注1:空港略号コードの所をクリックすると、airnav.comの空港情報が参照できます
注2:出発/到着時刻はログブック上のエンジンタイムによるもので、地上滑走等の時間を含みます


 インターネットの掲示板で知り合った現地在住の"98F"さんのご厚意で、ニューヨーク(N.Y.)郊外の空中散歩をすることができました。これまで、西海岸のカリフォルニアとオレゴンでしか飛んだことがなかったので、とっても新鮮な経験でした。自分で操縦したわけじゃないのですが、せっかくの機会なので披露させていただこうと思います。

 出発/到着地は98Fさんのベース、Bridgeport(BDR)。LAXからの夜行便で到着した私をわざわざ早朝のJFKに出迎えていただき、そのまま案内していただきました。天気が危ぶまれたのですが、日ごろの行いが悪い私にしては珍しく(笑)天気が持ってくれました。
 本日の乗機はN8119H、Piper Warrior。以前2度ほどSenecaに乗ったことはあるけど、シングルエンジンの低翼機は初めて。いっつもセスナだもんね。この機体は98Fさんが所属するThree Wing Flying Clubの機体です。



 クロカンフライトの目的地はWesterly(WST)、ここはもうロードアイランド州です。右席で、ヘッドセットでモニタしながら98Fさんのコマンドに身をゆだねます。天気良く、実にスムースなフライト。左手に幾つか空港を見ながら、WSTに向かいます。ここの空港は管制塔(CT)がないため、ATC(航空無線)をモニタして他の飛行機の様子を窺い、RWY 7に降りることにしました。その方が進路の都合が良かったこともあります。タッチダウン、最後の最後でちょっとテールウインド(追い風)になり接地が伸びましたが、危険はまったく感じられませんでした。下の段、上段2枚が98Fさん。カッコ良いです(^^)。下段2枚がWSTの遠景とロングファイナルです。





 WSTをすぐに離陸し、沖合いの島・Block Islandを経由してBDRに戻ることにします。この島はリッチなエグゼクティブたちが来たりするそうで、確かに洒落た感じの別荘やらインやらが見えました。N.Y.あたりから遊びに行くのは手ごろで良さそうです。羨ましい・・・島の中心近くにある空港(BID)上空を通過して見学、あとはBDRへ海沿いを戻ります。上段3枚がBlock Island、そして下段はGroton New London空港(GON)の写真です。立派な空港ですね。



 BDRまで帰りもすこぶる順調なフライトでした。途中通ったNew Havenの空港(HVN)も良く見えました(上段)。最後は空港を横目に見ながらぐるっと一周、沼地の上をパスして進入、ノンショックの見事な接地で帰着しました。(下段)



 帰りは、最寄りの鉄道(MTA)駅まで送っていただきました。N.Y.ダウンタウンまではおよそ1時間です。けっこう混んでいて、ほとんど立って行きました。旅の初日からお疲れ気味だったので少々キツかったです。でも私は満足感でいっぱいでした。
 実はこの日、私はNRT-HNL-LAX-JFKと足掛け23時間(待ち合わせ含む)の乗り継ぎフライト(UA)で到着したばかりだったのです。カラダが時差に付いていかない(>_<) が、しかし、このあと私はさらに座席夜行列車(AMTRAK)でシカゴに向かったのでした・・・

この場を借りて98Fさん、そして素晴らしい方との出会いの場を開設して下さった Captain Falcon に厚く御礼申し上げます。m(_ _)m


(追加)98Fさんのメールから(原文・ご本人の了解を得て掲載)

 JMBさん、過日フライト御一緒させていただき誠に有難うございました。98Fにとっては、
日本人のライセンシーの方に同乗していただいたのは初めてで、フライトの間に日本語で
コミュニケーション出来たことは、ワークロードが急減した思いでした。今後もフライセイフで
精進したいと考えております。又御縁ありましたら、何卒宜しく御願い申し上げます。

 当初は、パイパーアーチャー(Piper Archer;PA28-181)の利用を予定したのですが、
他の方の計器飛行証明のチェック前のロングクロスカントリーの予定が急に入り、コント
ローラーの裁量で、急遽ウオ−リア−(Piper Warrior;PA28−161)に変更になりまし
た。このような機材の機動的運用は、JMBさんには申し訳なかったのですが、やはり
倶楽部的な部分です。
 でもN8119Hは、98Fがプライベートのチェックに利用した機材であり、エンジン等も
滑らかで、98Fがウオ−リア−を利用する場合は、専らこの機材です。

 所で、我がベースのブリッジポート(BDR)には、ランウエー06/24と11/29の2本が
あります。通常は、29、24及び06の順での利用が多く、御天気が崩れる前後が、11の
利用となる様です。2本のランウエーとも、タワーの指示のもと、実際にはレフト及びライト
両トラフィックパターンを利用しますが、24でタッチアンドゴーする場合は、レフトトラフィック
で、06でタッチアンドゴーする場合は、ライトトラフィックで、ダウンウインドは海上となり、
06アビ−ムにある灯台より更に海側を飛ぶことになっております。(騒音規制の為) 

 目的地のウエストリー(WST)手前のグロートンニューロンドンには、勿論、空港(GON)
もありますが、アメリカ海軍の原子力潜水艦を作っているジェネラルダイナミックス社のドッ
クがあることでも有名です。日本で言えば、第二次世界大戦前の横須賀海軍工廠か呉海
軍工廠(潜水艦は何処で作っていたのでしょうね。)に相当するのでしょうか。

 ウエストリーに隣接する有名地としては、ミスティーク(MYSTIC)水族館があり、昔の
帆船や港街並を残したエリアもあり、ロンドンの西郊外にあるヘンリーオンテムズを偲ば
せる雰囲気があります。確か、ウエストリーからブロックアイランドへ向かって飛んだ際、
左手にうっすらと合衆国大統領の避暑地としても有名なマーサスビンヤードも見えましたね。

 帰りブリッジポートタワーとコンタクト後、ポジションリポートを要求されたのは、空港から
東3マイルの地点にあるチャールズアイランドでしたね。06ライトダウンウインドへ進入し、
ファイナルにいる他機の為、ダウンウインド延長し、JMBさんに「トラフィックアビ−ム」と再
確認の声をかけていただいたことは、当方にとっては、何か贅沢なものと感じた次第です。

 本当に有難うございました。

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