クロカン日誌


フライト日 2000/8/18
出発地*1 [HIO] Hillsboro 出発時刻*2 11:00
到着地*1 [S21] Sun River 到着時刻*2 13:12
機種 Cessna 172P 登録番号 N54477
定員(名) 乗員(名)

注1:空港略号コードの所をクリックすると、airnav.comの空港情報が参照できます
注2:出発/到着時刻はログブック上のエンジンタイムによるもので、地上滑走等の時間を含みます
この区間の距離=142NM(約263km)


 Sun River。名前を聞いただけでワクワクするような土地が想像できませんか?ここは、オレゴン州中東部にある、砂漠の中のオアシス。
ちょっとしたリゾートエリアになっていて、自家用ジェットも来ることがあるとか。上記のリンクからエアポートインフォメーションを辿って貰えば
わかりますが、けっこう標高も高く夏は避暑地なのです。砂漠の避暑地っていうのもヘンな話ですけど。(笑)

 ここは前に訪問した際にも行こうとしたのですが、エンジンの調子が悪くなって引き返してしまったのでした。今日はリベンジ。教官名で
フライトプランをファイル、例によってCANBY &デパーチャー、イニシャル4000ftの巡航高度は10000ft。元々私は高めの高度が好きな上、
今日はコースに高い山もあるので…

 一時間半以上のコースになるけれど、今日もHOODつけて操縦。離陸して高度500FT(AGL)に達したあたりでHOODつけてしまうことばかり
なので慣れたもの。クロカンなら余裕ある操縦できるんですけど、アプローチとかだとまだまだですねぇ…途中から「HOOD外して良いですよ」
と言われ、外して見る…あたりは真っ白、Actual Instrumentのコンディションでした。訓練から本物の計器飛行状態に。もちろんピトーヒート、
キャブヒートを使用し、山のあるエリアなので特に高度維持に留意、万が一(昨年のように)エンジンの調子が怪しくなった場合、どこに向かうか
チャート(航空図)を確認しながらフライトします。

 途中いかにもヤバそうな雲は左右に避け、左右で避けられそうもない雲は管制の承認後に高度変更。巡航高度が10000ftですから、あまり
上がる余地はないのですけど(笑)。途中のある山塊を越えた瞬間、雲が切れ赤茶けた大地が広がる。ほっとした瞬間「はいHOOD」。そう、擬似
IFRに戻り、再び計器盤とにらめっこしてのフライトに戻ってしまいました。ピトーヒート、キャブヒートオフ、スロットルを絞って降下を始めます。サン
リバー(S21)はトラフィックパターンが5159ft、差し引き5000ft弱の効果です。あっという間に降下はおしまい。見とおしの良いノンタワー空港で、
無線でコールしたのち一直線のアプローチ、本当はダウンウインドに入るべきなのでしょうが…とりあえず無線を聞く限りでは、他に飛行機は
飛んでいないようです。

 ちょっと油断していたのですが、ここは砂漠地帯、おかげで地表近くで上昇気流が強く、ファイナルアプローチで結構姿勢が乱れ、美しくない
着陸になってしまいました。アー恥ずかしい!




 ここはリゾート地、はっきり言えば空港は横のリゾートエリアのために作られたようなもの。パイロットラウンジだけ入って折り返してしまうのは
余りに勿体無いので、敷地内を巡回するシャトルバンに乗せてもらってリゾートを一回り。これが結構時間かかり、10分くらいで戻ると思ったら
なんだかんだで20分以上。さすがスケールが違うと感心したのでした。もちろんリゾートに来ている人の大多数はクルマで来ているわけで、
夏のさなか、陽射しを浴びてリラックスしている多くの人の姿がありました。カッコ良く飛行機とは言え、滞在わずか一時間で折り返して行く
のはちょっと寂しいもの。リゾートライフに後ろ髪を引かれつつ、記念の帽子(キャップ)なぞ買ってポートランドへ引き返したのでした。