フライト日  2001/10/06
出発地 松山 出発時刻*1  
到着地 スカイパーク福島 到着時刻*1  
機種 パイパー・ターボアロー 登録番号 JA3928
乗員(名)  3

注1:出発/到着時刻はログブック上のエンジンタイムによるもので、地上滑走等の時間を含みます


 これまで、日本の空を小型機で飛んだことは1回しかありませんでした。それは、大利根飛行場から1時間ほど、
都心〜千葉付近を周回するセスナの後部座席に乗せていただいたもので、遊覧飛行的な楽しいものでした。
 今回、インターネットでお世話になっているJA172Pさんのご尽力で、国内のクロスカントリー(?)フライトに乗せて
いただくことができました。この場を借りて、改めて御礼申し上げます。
 当日はラインで松山まで行き、そこで熊本から飛来した172Pさんと合流、福島空港へ直行した後、近くの農道
空港、スカイパーク福島へ行って現地泊するというスケジュールでした。機体はパイパー・ターボアロー(PA-28T)、
単発ながらターボエンジン、可変ピッチプロペラに引込脚装備の「コンプレックス」機です。
 当日は朝イチのフライトで松山着、現地の知人と道後温泉へ行ってお湯に浸かってから空港へ戻り、172Pさんの
到着を待ちました。予定時刻通りに熊本から到着した機体を見るとおぉ!ストライプが入ってなんかカッコいい(^^)。
知人に見送られ、松山を出発しました。初めての国内クロカンで舞い上がっており、飛行中の写真はありません(T_T)。
(松山までの飛行記はこちらのページにレポートしてあります)

 松山を離陸後、一直線に目指したのは琵琶湖のほとり、大津VOR。高度は11500ftで飛行計画を出してありました。
3人搭乗で、割とゆっくり上昇してゆきます。瀬戸内の海や島々、関西の町並みが良く見えます。ここまでの景色は、
行きのJAL便から見たのとほとんど同じ(笑)。高度こそ違え、似たようなコースなのです。
 大津に到達したあたりでふと見ると、遥か遠くに富士山が見えているではありませんか!この高さまで上ると、関西
からでも富士山が見えるということを初めて知りました。旅客機ではまず見られない光景でしょう。感動しました。
 松山から福島へのルートをほぼ一直線に飛ぶと、自分の予想とはずいぶん違った場所を通るものです。琵琶湖上空
を通り抜けると木曽路に入り、右手に御岳が近づいてきました。左手には乗鞍、そして槍ヶ岳。奥のほうに北アルプス。
雲は下の方にありますが、一面雲海ではありません。そして右手には、盛大に水蒸気を上げる浅間山が見えています。
この間も富士山はずっと右手奥に、角度を変えながら見え続けています。やはり日本のランドマークなのです。

 松本市上空を通過、松本空港に運航事務所があるらしく、172Pさんがカンパニーでレポートしています。この飛行機の
巡航速度はIASで140ノット近く、いつものセスナ172より30ノット近く速い。おまけに若干の追い風に乗り、GPSに示された
対地速度(GS)は160ノット以上です。天気も良く、揺れの皆無な、快適なフライトです。眠くなりそう…
 上田市を過ぎ、榛名山を右手に、渋川あたりを超えると谷川岳は左手、あいにく雲が多いようです。前方左手に那須岳、
このへんの主なポイントは過去にドライブとかで行ったことがあり、だいたい分かります。しかし、空から見てみると、自分の
イメージしている位置関係は鉄道や道路の設置状況によって刷り込まれたものだということが良くわかりました。(^^;

 那須岳が見えてきたところで降下開始、福島空港は丘の上にあり、突風注意な所です。福島レディオをモニタしていると、
タッチアンドゴーをしている小型機、函館からの定期便(中日本のF50)がちょうどタイミング良く?重なってしまい、着陸順序
No.3となり、仕方なく360度旋回で時間を稼ぎました。ヤレヤレ、ヒマな空港だと思っていたのに…まぁそれも一興です。
 そして離陸から3時間、福島空港に到着しました。意外と早かったと私は思ったのですが…

 スカイパークに到着後は機体を駐機し、近くの穴原温泉に泊まりました。同行の方々から日本でのフライトについて色々な
話を伺い、面倒そうだなぁと思う反面やはり自分の祖国で飛びたい気もしてきました。

当日の搭乗機。やはり低翼機はなんとなくカッコいい。
翌日の搭乗機。私も乗りなれたセスナ172。機番はなんと「JA172P」。
福島空港の片隅に駐機中。ANK B737-500と中日本 F50とのスリーショット。
パイパーの操縦席。燃料流量計とか脚とかプロペラピッチとか、若干計器が多い。
スカイパークへ向かう途中で「編隊飛行」。
丘の上に造られた「農道空港」。
降りてみると、アメリカのローカル飛行場みたいな結構イイ感じ。
翌日、Hさんがスカイパークでタッチアンドゴーの練習。昨日と逆方向から進入中。
大利根まではセスナ172Pで帰り。途中通った「大子VOR」ずいぶんな山の上にあるんですね。