フライト日  2002/8/11
出発地*1 HIO-YKM(Yakima)-HIO 往路時刻*2 16:10 → 17:46
到着地*1 復路時刻*2 18:10 → 19:52
機種 Cessna 152 登録番号 N49194
乗員(名)  2

注1:空港略号コードの所をクリックすると、airnav.comの空港情報が参照できます
注2:出発/到着時刻はログブック上のエンジンタイムによるもので、地上滑走等の時間を含みます


 自分のフライトトレーニングの時間を確認するため、フライトスクールのディスパッチルームの機体予約表を見ていました。ふと気づくと、これまでにも何度か会った事のある短期渡米仲間、Aさんが飛行機(2人乗りセスナ152)の予約を入れています。
「AさんAさん、ここ(の時間で)何するんです?」
「あぁ、機長時間が欲しいのでどこかクロスカントリーしようと思って…」
「乗せて!乗せて!ATCやりますから。少しお金出しますから。」
「はぁ、いいですよ。」

半ば強引に約束を取りつけ(Aさんゴメンナサイ)、行き先を検討。

飛行機のレンタル時間から行ける範囲が決まります。
過去の経験から、まだ行ったことのないトコに惹かれます。(これは私だけかもしれない)
あとは当日の天気や空域の制限、己の技量で目的地を決定します。

 今回はポートランドから東へコロンビア川沿いに向かい、途中から北東に変針、Yakimaへ向かうことに。管制塔のあるClass D空域ですが、Aさんも私も計器飛行訓練中の身、交信も経験の一環です。Yakimaは割と田舎ですから空いており、私のヘッポコ交信でもさほど問題ないでしょう(笑)。

離陸してすぐ、最短距離で向かおうとするとポートランド市街を突っ切り、管制から許可を貰ってポートランド国際空港の至近を通過することになります。ワタシ的にはぜひとも挑戦したかったのですが「機長」のAさんはあくまで慎重、混雑空域(PDX class C)を避けて行くことにしました。とは言うものの巡航中の安全確保のため、管制に連絡をして識別番号(squawk)をもらい、多少のアドバイスを受けながら飛んで行きます。というわけで、まずはポートランド市街を右手に見ながら少々の鵜飼い、いや迂回。



ポートランドの市街を離れ、山々を左右に見ながら巡航。高度は7500フィートまで上昇、この高さまで来るとさすがに涼しいです。有視界飛行ではありますがきちんとVORのコースをトラッキングしてゆくAさん、たまに"Cessna 49194, traffic 11 o'clock..."と呼ばれ、居眠りしそうな眠気から覚める私(^^;

あたりは一面の緑。木の幹は見えず、本当に一面の緑。

緑が消え、ちょっとした丘陵を越えると平坦な土地が広がるとYakimaはもうすぐ。

 レーダーサービスが終了し、Yakimaタワーにコンタクト。Rwy 9への着陸を許可されます。あれぇ、ATISではRwy 27って言ってるんだけどなぁ。まぁいいや、その方が進入しやすい。wind calmなので、どういう吹かれ方をするか分かりませんのでご用心。Aさんは指示通りパターン(場周経路)に入り、日の傾いたYakimaに到着〜。1.6時間のフライトでした。しかし他の人ってなんでこう着陸が上手いんでしょう?(^^;




 ひょっとしてもうFBOは終わってしまったかと思いましたが、ギリギリ閉店に間に合いました。給油をしてもらい、一休みして折り返しの出発。ちなみに写っている機体は私たちの乗って行った飛行機…であるわけはなく(^^;






 帰りの操縦もAさん。いったん東方向へ離陸し、ぐるっと反転して空港を横目に見ながら来た道を戻ります。これは絶対にナイトフライトになるなぁ。6500フィートでほとんど同じコースを戻っていると、夕日が綺麗です。

 レーダーサービスを受けながら飛んで行くと、ポートランド空港を突っ切って目的地に直行して良いと、要求していないのに指示されました。既にあたりは闇に包まれ、目の前にはポートランド市街の灯りが広がっています。やりぃ!夜景見物〜♪
「AさんAさん、管制(突っ切って)いいって言ってますよ!」
「そうですねぇ。え〜でも大丈夫かなぁ」
管制から「おーいどうすんだー」と聞かれてしまいました。
「行ったれ行ったれ〜♪降下降下降下ぁ♪(陸上自衛隊か?)
 あー Portland approach, Cessna 194 will cross PDX at 2500feet,then direct to Hillsboro」
おー、B767か何かが真下を横切っているぞー(^^)

さすがにぶれてしまいましたが、ポートランド空港です。河のそばにあるのです。

こちらは市街。バックの空がえもいわれぬ美しさ。

空港と市街の夜景を楽しみながら、出発空港へ帰ってきました。ところで、この日はいつも使うメインの滑走路が舗装工事でクローズ、滅多に使わない滑走路への着陸。しかも夜。すんなり着陸許可は出ましたが…
降りる滑走路、どこ?(爆) 最低高度で這って行き、場所を確認。あ、やっぱり位置がズレてた。やり直し〜(go around)。場周経路を一回りして、今度はスンナリ着陸できました。着陸をやり直したので帰りは1.7時間。夜間着陸をあなどってはいけません。写真から滑走路わかりますか?

Aさん、お疲れ様でした。