八重山ルールな場面


私が惚れた八重山ルールのコーナーでも、書いたとおり、八重山を旅していると、大なり小なり、八重山ルールな場面によく出くわしてしまいます。まあ、つまらんネタから、なるほどっていうネタまで、八重山ルールな場面をピックアップしてみましたので、どうぞ。

ルートビアの謎

石垣島の離島桟橋の近くに、A&Wという、黄色い看板が目立つファーストフードの店がある。ここの名物と言えば、ルートビアというノンアルコールなドリンク。味的には、(コーラ+うがい薬)÷2みたいな感じ。「飲んだことがない。」という人を連れて、一緒に飲みにいくと、必ずといっていいくらい、顔をしかめてくれる
それはさて置き、このルートビア、A&Wも力を入れていると見えて、店の外には、写真のように「毎日・おかわり自由」と書いてある。 しかし、飲もうと思って中のカウンターで注文しようと思うと、しばし首を捻ってしまう。他のジュースと同じように、S,R,Lの3つのサイズがあって、これまた、他のジュースと同じように、大きいほど値段が高いのである。ここのカウンターに立つたび、「Lサイズの量を飲みたい人は全員、Sサイズ頼んで、おかわりしていくやろし、このことにA&Wは気づいてへんねんやろか!?」と、特に関西人の自分は心配してしまうのである。この謎、知っている方、教えてください


昼に、店が閉まっているなんて!

離島に行くと、お世話になるものの1つに売店がある。昼ご飯のあと、これから海に出かけるのに冷たいものを買っていくかっていうような時に、暑い中、遠回りをして売店に着くと、需要を否定するかのように(笑)、ビシッと戸が閉まっていたりなんかする。買いにいった方にしてみれば、何ともやり切れない瞬間だが、この時間、店の人はどうしているのかっていうと、昼食後、昼寝をしているらしい。
「何て呑気だ!!!」って、内地(沖縄の人は九州以北を「ないち」と呼んでいる)の感覚なら思ってしまうが、ここは八重山。お店の人に限らず、島の人は暑くなる昼からの数時間は、基本的には、お昼寝タイム。暑くなるから、外へ出ず、昼寝をするという状況を、八重山で体験してしまうこの瞬間は、人間らしいその行動にホッとする瞬間でもある。


そんな予約ありませんけど。

八重山という場所は、泊まる宿を探すのに、ランクや値段、立地条件その他細かいことにこだわらなければ、比較的、当日でも何とかなる場所ではないかと思う。宿を前もって決めてしまうと、どうしてもその日の夜には、その場所に行かなければという概念に縛られそうで、自分自身どこに行くにしても、あまり予約をしていかない。八重山は、自由気ままな行き当たりバッタリの旅をするには、もってこいの場所である。

しかし、人気の宿に泊まるときや、混む時期に訪れるなら、大分前から予約を入れる場合があるが、石垣からいざ島に渡ってみると、たまに言われてしまうのが、「そんな予約ありませんけど。」という言葉である。
ここが内地なら「何やってんだーっ!」と言いたくもなるが、ここは八重山。実に何とかなってしまうことが多い。他の宿に回される場合もあるが、宿の人の親戚か誰かの、ごく普通の沖縄の民家に泊まれることもある。その家のオバァと話をしていると、田舎に帰ったときのようにホッとするのは、自分だけだろうか?

八重山にあるすべての宿がこういうわけではありませんが、心配性の方は何度か確認するのがよいでしょう。また、いくら八重山が八重山ルールで回っているとはいえ(笑)、予約を入れているのに都合で行けなくなった時は、取り消しの連絡はしましょう。


このコーナーは、旅の記憶から少しずつ、更新していきたいと思っています。