宝 く じ と 映 画       

 

 

12月1日は ”映画の日”〔1896(明29)年11月末に神戸で日本初めての映画が公開されたのを記念して、
12月1日を1956(昭31)年に、映画産業団体連合会が定めた。〕 宝くじも 「くじの日」 として9月2日に
制定されている。

 リストアップした中で半数が50年代に製作されており、昭和20年代後半から30年代前半は、
不況混迷時代から神武景気そしてナベ底景気へ、まさにインフレからデフレと推移しいる時代背景だ。

 題名から見てシリアスなものはなく、喜劇・娯楽的な内容のようだが、中には落語のあらすじを
ストーリーとしているものもある。 宝くじで ”一攫千金の夢” がかなえられるか?どうか?
 の悲喜交々の物語が展開されているようだ。

 宝くじは、その時代時代の世相が反映されるが、映画もその当時の社会や世相を如実に
映像に取り込んでいることがよく分かる。

 ユニークなものとして 昭和26年の京都市第7回道路復旧くじは カラくじ3枚で1名が映画に
招待(10月中、市民劇場グランド会館)されたこともある。

 また、最近では文化芸術活動の振興から地方で開催される映画祭や映画鑑賞会にも、
宝くじの収益金から支援金が多く出されている。

 

 

 

       ●「宝くじ」(富くじ)が話題となった映画       

 

 

  作  品  名 製作年 製作社等 監 督 主な出演者  
  朗らか週間 十万円の夢 1946 松竹 隅田研二 水島道太郎/青山和子  
  朗らか週間 抓って頂戴 1946 松竹 高木孝一 朝霧鏡子/長谷川 寛  
  朗らか週間 希望の船出 1946 松竹 大曽根辰保 藤原鎌足/京町みち代  
  ぜったい愛して 1948 大映 加戸 敏 池部 良/日高澄子  
  脱線情熱娘 1949 松竹 大庭秀雄 河村黎吉/笠置シヅ子  
  びっくり五人男 1949   斎藤寅次郎 古川緑波/宮川玲子  
  大当り黄金狂時代 1952 東映 渡辺邦男 山口 勇/伴淳三郎  
  すっ飛び千両旅 1953   志村敏夫 田崎 潤/田中春男  
  夏祭り落語長屋 1954   青柳信雄 榎本健一/柳家金語楼  
  銀座の女 1955   吉村公三郎 轟夕起子/乙羽信子  
  女房族は訴える 1956 東宝 筧 正典 佐野周二/三宅邦子  
  イカサマ紳士録 1956   田尻 繁 藤木 悠/藤田 進  
  続イカサマ紳士録 おとぼけ放射能 1956   田尻 繁 中村是好/トニー谷  
  漫才長屋に春が来た 1956 東宝 山崎憲成 ミヤコ蝶々/松島トモ子  
  一夜の百万長者 1957   斎藤寅次郎 花菱アチャコ/春風すみれ  
  明日を賭ける男 1958 日活 西河克巳 大坂志郎/川地民夫  
  大当り男一代 1958   大曽根辰保 大木 実/島崎雪子  
  弥次喜多民謡道中 奥州街道の巻 1959   的井邦雄 三橋美智也/北上弥太朗  
  伴淳・アチャコのおやじ教育 1959   酒井欣也 伴淳三郎/浅茅しのぶ  
  大笑い江戸っ子祭 1959   斎藤寅次郎 三木のり平/有島一郎  
  河内の風より あばれ太鼓 1963 松竹 酒井辰雄 寺島達夫/桑野みゆき  
  警視庁物語 自供 1964 東映 小西通雄 松本克平/堀 雄二  
  河内フーテン族 1968 東宝 千葉泰樹 フランキー堺/酒井和歌子  
  開運旅行 1971 松竹 瀬川昌治 フランキー堺/倍賞千恵子  
  恋は舞い降りた 1997 東宝配給 長谷川康夫 唐沢寿明/江角マキコ、  
  素人助役奮闘記 1982 にんじんくらぶ 高木一臣 江藤潤/今陽子  

                                          〔資料:キネマ旬報DB ほか〕

 

 

 

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    更新 03/09/05    
    設置 02/12/06