は じ め に
 



 渡名喜村は沖縄本島の北西に位置し、那覇より58kmの東シナ海にあって,渡名喜島と入砂(いりしなじま)の二島で構成されている。比較的小さな島で周囲12.5km、面積3.46kuである。平成12年5月に選定された重要伝統的建造物群保存地区は渡名喜島の集落部分全てを含んでいる。沖縄の伝統的家屋の特色を顕著に残した伝統的家屋(付属舎含む)が100件近くも残っている。とりわけ敷地を道路より掘り下げた敷地の形態は全国でも珍しく保存する文化的価値が高い。近代都市では感じられない集落という概念、そこで過ごしてきた先人の経験の累積が建物と敷地、集落と自然環境の関係から知ることができる貴重な島である。





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