もし、山でクマに会ったら?


まず冷静に! 落ち着いてクマを驚かせないこと。ほとんどの場合、クマの方で逃げていきます。遠くにみえたら、そのまま静かに立ち去りましょう。
近づいてはいけません! 特に仔グマに近づくのは自殺行為です。近くに必ず母グマがいます。
車から降りないで! 車で走行中にクマを見ても、決して車から降りてはいけません。
騒がない走らない 興奮して追いかけてくる可能性があります。クマはあなたよりはるかに速く走れます。立ち上がって鼻をヒクヒクさせて周りを見回していたら、あなたが何者かを確認しようとしているのです。両手を上げて大きくゆっくり振って静かに声をかけ、人がいることを知らせてやって下さい。


もし近付いてきたら

それでも、騒がない!走らない! かえって興奮させる可能性があります。相手の動きをよく見ながら、ゆっくり後退しましょう。気づかずに近付いてくるのかもしれません。落ち着いて声をかけてやりましょう。
クマが手を付けたものを、取り返そうとするのは危険です!
クマスプレーを持っていたら アメリカで開発されたクマ撃退用のスプレーが、登山用品店などで入手できます。もし持っていたら、発射可能な状態に用意しましょう。有効射程は4〜5mです。離れている時に使っても無意味です。有効射程距離に入り、さらに接近してくる時だけ使いましょう。アメリカでの例では、攻撃的な行動を90%以上の確立で停止できるとされています。しかし、100%ではありません。あくまで最後の手段として用いるべきです。クマの顔をねらって一気に全量を噴射させます。



万が一、襲われたら!!

威嚇行動に注意! 突進と後退を繰り返して威嚇するだけのことがよくあります。ここで大騒ぎすると本当の攻撃を誘発します。極力冷静さを保ちましょう。万一本当の攻撃であれば、クマスプレーが有効です。
本当に襲われたら! 確実な対処法はありませんが、アメリカでの研究では抵抗してさらに激しい攻撃を招くよりは、じっと抵抗しない方がはるかに助かる確率が高いとされています。ほとんどの攻撃は防衛的なもので、短時間で去っていくからです。その時は体を丸めて地面に伏せ、両手を首の後ろで組んで顔面やのどや腹部を守ります。リュックを背負っていたら、それは背中を守るプロテクターになります。



以上、斜里町がつくったマニュアル書からの抜粋です。



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