-97.9.6 快晴
「北の国から」

麓郷街道
麓郷街道を布部川に沿って登る道
TVドラマ「北の国から」では印象的なシーンに必ず使われた道。
幼少の頃の純や蛍がよく歩いていたと思うと、感慨ひとしおなのだ。
am10時、やっと起床した。
昨日の夜、焚き火を囲んでの宴会は
ライダーハウス「蓬莱」の人達も乱入してきて、
それぞれの人が持ち寄る「おばか旅」のエピソードに大爆笑。
夜の1時過ぎまで、談話は続いたのだ。

当然こんな時間は誰もいなくて、昨日隣にテントを張った
習志野ナンバーのゼファーさんも消えうせていた。

まだキャンプ場に残っていた軍曹さんの話だと、
ここには長期キャンパーが多く滞在していて、
ここからバイトに出勤していく人も多数いるそうだ。
実際に・・・。
「富良野、鳥沼キャンプ場入り口の黄色いテントの〜さん」
とだけ書かれた郵便物まで届いてしまう、というエピソード
まであると聞いて、更に爆笑したのであった。


さてさて、私の北海道のメインの一つである富良野は
じっくりゆっくり眺めていたいので、
今日は移動するのを止めて、いらない荷物をテントに置いて、
のんびり探索してみる事にした。


木の家
麓郷の森-木の家の前にて記念撮影
まずは「北の国から」の大ファンである私は麓郷を目指す。
ここよりおよそ20kmあまり、
畑の中を一直線に道は切り開かれていろので、
走ることが異常に気持ちいい。
遮るものがなにもないので、空はどこまでも突き抜け、
大地はただ静かに横たわる・・・・。
文句なしにここはライダーの楽園なのです。


麓郷の森-ここには過去の撮影で使われていた小屋を移動
させて展示されている公園になっているのだ。

ドラマの中では燃えて無くなってしまった、風力発電の小屋まである。
中に入ってみると、想像以上に狭い。
多分吉岡秀隆さんや中島朋子さんが小さかった頃の
話だから大きく感じたのかな?


富良野の丘
石の家に向かう途中には
満面のじゃがいも畑がお出迎えします。
ライダーが北海道に渡るとしたい事の一つに
「旗」がある。

左の写真からその旗を持ち始めるのですが、
この旗の正体・・・・。
「safety summer hakkaido」と銘打たれ、
北海道のあちこちに点在するガススタンド
「ホクレン」でバイクで給油すると、、
もれなくもらえるものなのだ。

道南(緑)道北(オレンジ)道東(黄)と色付けが違い、
(今は黄色のみらしい・・・)
年号によっても図柄も事なる。
(97年はヒグマ)
この旗をバイクにくくりつけて走ってる
ライダーをみかけたなら、
間違いなくその人は「北海道」に渡った人である。
と一つのステイタスシンボルにもなりえるのだ。


「北の国から」石の家 当時は「98’時代」のロケの真っ只中、
石の家入り口に掲げてあった大きな看板で、
新作の存在を初めて知った。
(OAでは初夏から一気に秋に飛んでいたので、
 私の訪れた時期とは合わずにがっかりした)
石の家付近は、野原を傷つけないように渡り廊下
が張り巡らせ、家まで200mのところまで
近づく事ができます。
それでも実際にこの風景を肉眼で見れるのは、
とっても感動ものだった。
玄関から五郎が「ほたるぅぅぅ〜〜〜っ!」
って今にも出てきそうで・・・(笑)

ちなみにこの写真を撮った位置。
草太あんちゃんが、、家の中の様子を伺おうと
虫の飛び交う中、這いつくばっていた場所と
ほぼ同じ場所というのが非常に嬉しいのだ。
あ、雪子おばさんもここから登場したっけ!


美瑛 マイルドセブンの丘の近く
美瑛、マイルドセブンの丘の近くにて
普通の観光客は奥まで入ってこないので
バイクの利点を活かして「独り占め」しちゃうのだ。



美瑛にまで足を伸ばすと、そこには雄大な大地が広がりだす。
あちこちに点在するCMや雑誌などに使われている木々達は
この地を語る一部分に過ぎない。

あっちこっちに広がる農道を、あ〜でもない、こ〜でもないと勝手気ままに迷いつづけると、
思いがけない自分だけの風景に出会う事ができて、それだけで満足なのだ。

そんなでっかい景色をバックに親しい友人に絵葉書を書いた。
絵葉書は、旅心をくすぐる材料の一つなんだなぁ・・・。


北西の丘公園の真横
-美瑛、北西の丘公園の真横にて
まるでヨーロッパを彷彿とさせる景色に思わず没頭する。
そして眼前に広がる大地と空の大きさに相対する小さな私。
もう、何も考えてはいません。
ただただ、その美しい景色に心が惹かれつづけたのだ・・・。



日もどっぷり暮れた頃、鳥沼キャンプ場に帰ってきて、真ん中の宴会場に顔出すと
みんな夜空を見上げている。

「?????」

と思いながら一緒になって夜空を見上げると・・・。
信じられないまでの星空が瞬いていた。
天の川は大河と化して降り注ぎ、5分に一度は星が流れる・・・。
そんな光景に夢中になるのに時間はあまりかからなかった。

「そろそろだな・・・。」

その中の一人が腕時計を見やってつぶやいた。
夜空の星屑の中を、ひとすじの光が一定のスピードで横切り始めた。
「この時間に決まって、ここの上を衛星が通過するんだよ」

北海道の奥深さに抱かれた夜の宴は深夜まで続く。


-9/6 富良野鳥沼キャンプ場テント連泊