月刊『ジパングツーリング』12月号 2002/10/19

またまた月刊『ジパングツーリング』に掲載されちゃいました♪

今回は山梨県白州の『南アルプスの天然水』を生む山
日向山の紅葉についての記述です。
実は去年の12月号の特集で取材された場所なのですが、
眺望の素晴らしい写真を目の当たりにして、どうしても
自分の目で確認してみたくなって、現地に飛んだ時の事です。

そして話は飛んで今年の8月、栃木の茂木サーキットにて
『ジパツー』の読者ミーティングに参加。
その記事を書いた秋元さんと直接お話ができた際、
「白州の記事、読んですぐに行ってみましたよ!」
という談義で盛り上がったのをきっかけに、
どうしてもこのJーNETのページにこの場所の
紹介文を載せてみたくなって、時期を見計らって投稿。
この掲載をいち早くみつけていただけたらしくって、
喜びの言葉までいただけちゃったのが嬉しかったのです。



地元の紅葉スポット(八ヶ岳)
・東京都葛飾区通信員/SEROW

『南アルプスの天然水』を生む山〜日向山
写真は「黄」だったりする・・・(笑)
↑ハイキングルート入り口周辺では
広葉樹林の「紅」でお出迎えしてくれます




去年の12月号の特集「南アルプス街道」の記事をみなさんは覚えていますか?
秋元庄三郎さんと関野温さんが登山に挑戦したもので、日向山の山頂から
くっきり見える八ヶ岳の堂々たる姿に、私は瞬時に心を奪われました。
そして記事の中にも但し書きで、
『この記事を読んですぐに出かけるならば読者諸兄も充分紅葉に合うはずだ』
とまで書かれていたので、私はすぐさま調査に飛んできました。


↑山を登るにつれて針葉樹林に変わっていき
木の葉の色も黄色になっていく
場所は中央高速須玉ICを降りてR20を登っていくこと約15km位、
(道の駅「白州」を目指してください)
そして道の駅白州の手前の信号を左折します。
そして道なりに進むことおよそ6km
(途中で「矢立石 日向山ハイキングルート」の看板が点在するので迷うことはないと思います)
程進み、尾白川林道のダートに入って少々
(フラットダートなので、ON車でも不自由はありません)
のところで2車線の幅に道が広がります。
そこが今回のハイキングルート入り口になるので、
路肩にバイクを止めて、登山を開始しましょう。
(ルート途中に水のみ場、トイレ等の施設は無いので水の確保を忘れずに!)




↑雁ヶ原より谷を望むと
岩の白と黄色のコントラストが素晴らしい



入り口の矢立石から頂上の雁ヶ原まで、標高差およそ530m。
ず〜っと登りっぱなしのルートです。
ですが、道はしっかり踏み固められていて、分岐のない一本道ですので、
初心者にも安心のルートになっています。
所要時間は登りに90分、下りに60分位かかるので、
多少の余裕を持って登山に望みたいものです。
(筆者は午後3時に現地に到着したので、
相当なハイペースを強いられました。 (泣)

↑朽ちて倒れた木々に
自然の大きなロマンを感じます
登りだしは広葉樹林の「赤」一色に木々は染まり、
上に上るにしたがって針葉樹林の「黄」に移ろい行くその様は、
言葉を失ってしまうほど美しく、儚い、
自然の一大ロマンを実感することができます。
木々の間から入ってくる木漏れ日までもが赤や黄色に染まってみえるので、
しんどい思いはどこかに吹き飛んでしまう気がするのです。
そしてびっしりと続いた木々の紅葉を楽しんで進んでいくと、
道が平坦になって(アメダス用の雨量観測機が目印です)
「向こうに木がない」と思った次の瞬間には、眼前に雁ヶ原が広がり、
甲斐駒ケ岳や八ヶ岳が迎えてくれます。
まるでショーの幕が上がったように、
ぱっと広がる眺望に思わず叫んでしまうほどです。


ハイキングルート終点でいきなりひろがる雁ヶ原。
目の前には紅葉に染まる八ヶ岳の姿が見えます


足元は花崗岩が風化して白く輝き、目の前には大きく広がる八ヶ岳の姿が、
しかも八ヶ岳も紅葉で紅く染まっているので、歓びも数倍に膨れ上がります。
紅葉は遠くから眺めるのもまた、違う趣きがあることを
この時初めて知ったものです。
この雁ヶ原、奇岩群でも有名でして、
谷に向かって降りるほど、その様が実感できます。
ところどころに沸き立ち、天空に生えるかのごとく、
自然に風化される姿は、きっとここに立ち寄る人の感心を惹く事でしょう。
岩の白と針葉樹林の黄色のコントラストもまた綺麗に映えて見えますよ。


雁ヶ原の眺望の素晴らしさに思わず踊ってしまった筆者。(笑)

日向山、八ヶ岳の紅葉シーズンは
10月中旬から11月上旬がベストだそうです。
私はこの調査を10/31に行いましたが、まさにベスト中のベストでした。
たまにはバイクを降りて歩むスピードで、山の豊かな自然に触れるのも、
心が落ち着く感じがするので、ぜひともここはおすすめなのです。