ぶらり周遊、能登紀行

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国道八号線にて

泣き叫んでいるかのように聞こえるエンジン音・・・・。
私のセロ吉は排気量が小さいので、100kmオーバーのスピードは、
かなりの労力を必要とするらしい。
考えてみれば、その非力さゆえにこんなに長い時間、高速で移動したことなかったっけ・・・・。
と、ありきたりな事を再確認しながら、今回の「能登の旅」の玄関口
北陸道「名立谷浜」SAを降りた。

ちょっと小高い丘から、海へとすべり落ちると、
果てしないまでの大海原が眼前に広がった。
5年ぶりの日本海との再会である。
途中、局地的な大雨に遭遇しながらも、日本海へのファーストコンタクトは
堂々たる快晴で出迎えてくれた。

「うおおおおおおぉぉぉぉっ!」
その堂々たる日本海の姿に感極まり、叫び、スロットルを捻って、
その小高い丘から、すべり降りるように、海へと近づいた。

すぐ麓には海岸線をなめるようにしてR8が這っている。
建物が・・・・・・違う!
木造、黒瓦屋根の平屋が立ち並ぶ姿に、旅心くすぐられる・・・。

その道を西へと流すと、対向から向かい来るライダー全てが、
「ピースサイン」で挨拶してくる。
どうやらここを流すライダーみな、旅心を充実させて、
体いっぱいに感じる風情を楽しみながら、走っているらしい。

「ツーリング、楽しんでる?」

そんな想いを込めたピースサインを相手に返しながら、
今回の旅がとても充実しそうな気配を全身で感じとっていた。



取材日時 2002/08/14〜16