-97.9.2 又もや雨
「梅雨前線復活・・・?」

十和田湖
-十和田湖を望む御鼻部山展望台付近にて
榎戸の殺人的ドライブにて連れられる。
しとしとしとしと・・・・。

「お前が来たら雨続きだなぁ」 (榎戸)
「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・。」 (私)

昨日よりひどい横殴りの雨に臆した私は、
「気の済むまでいていいよ」との榎戸の言葉に甘えて、
連泊を決め込む。

榎戸の仕事が今日は休みなので、
車でこの近辺を案内してもらった。

そして待望の酸ヶ湯温泉「千人風呂」の前に到着すると。
「入ってきなよ!」の一言。

そうだった・・・彼は大の「風呂嫌い」なのだ。
一人で待ってもらうのも気が引けるので、
またの機会に・・・。


         9.2 榎戸邸 連泊



-97.9.3 これでもか!の雨
「嗚呼!憧れの本州最北端よ!」
しとしとしとしとしとしとしと・・・・・・。

あいも変わらず、雨は降りつづける。
「このままじゃ拉致あかん!!!!」
雨の中を北に進む事を決意し、R4を北上開始したが、
道路標示が「盛岡 140km」になっている。
「あれ?逆方向に進んじゃった・・・(爆)」


気を取り直してUターンして北上、野辺地町に出ると雄大な景色が広がりだし、
道はその緩やかな丘に沿って、まっすぐ北に向かって伸びている。
「なんか北海道みたいな景色だよなぁ・・・。」なんて思いながらバイクを走らせていると・・・。
道の両側に立つ「↓」の道標を見てしまった。
(その道標はよく豪雪地帯に設置される物で、冬の雪で全て埋まってしまう道幅を示す為に設置)
・・・北海道にしか無いものとばかり、思っていたのが根底から覆された(笑)。

横殴りの雨がひどい、晴れていれば極楽のような景色を見せる「恐山」方面には、
「こっちに来たら、ヒドイ目逢わしたるもんね〜♪」
といわんばかりにもの厚く、ドス黒い雨雲が立ち込めている。
今、そっち方向に進めば、いかにも「出そう」な地獄絵図が広がっていそうなので、パス!


大間崎
-「本州最北端の碑」前にて
憧れの風景を前にしての私は、
雨風と闘い、疲労困憊状態だった・・・。
そして、津軽海峡に出るといよいよ雨風は暴力的になる。
吹き付ける雨と風は容赦無く、走る私の体力を奪い去る。
なかなか北海道への道のりは厳しいらしい・・・。
そんな状況下、ますます北海道への想いは強くなる。
試練の道をたんたんと走り、
ついに、


pm2時10分 本州最北端の地 「大間崎」 着


北緯41度32分
「ここ本州最北端の地」という石碑を見た瞬間。
「北へ、北へ!」と向かいつづけていた想いがどっと溢れてきて、
熱い想いに思わず「涙目」になった。


「えっ!フェリー出ちゃったんですかぁ!?」
大間崎より10km手前に戻った大畑より、室蘭行きのフェリーに乗ろうとしたのだが、
ほんの10分前に出てしまったばかりだと言う。
今から急げば「大間〜函館」の便に間に合うとの事なので、
大慌てで、雨の中を突っ走った。
・・・が、大間の最終便も出てしまった直後だった・・・・・・・。

しかたなく、受け付けの人の許可を得て、駐車場内にテントを張って、朝一の便を待つ事にした。

夜半過ぎにあれだけ激しく暴れ狂った雨風も収まり、
空を見上げれば満天の星空、そして海の彼方には函館の夜景。

「北海道」はすぐそこにある!

けれどもすぐに行けないのが、なんとももどかしい。
いよいよ明日の朝には北海道上陸だ!!!

と熱い想いと裏腹に、半乾きのバスタオルにくるまり、
(シュラフもろもろ水浸しだったので)寒いおもいをする私なのであった・・・(涙)

9.3 大間崎フェリーターミナル駐車場内 テント泊