8月23日 のんびりと

ラップワースの連続ロックを下から見上げた写真。右側はトウパスと呼ばれる小道で、昔はここを馬がボートを曵くために歩いた。現在は、手頃な散歩道になっている。イギリスのロックの水門は木でできていることが多い。水門は水密が完全に保たれている訳ではない。写真中央の水門の左側に滝のように水が流れ落ちているが、これはロックに水を補給するための weir。この流れのせいで、船首が振られ、ロックへの進入が難しいことがある。

Fleur-de-Lys パブの前を出発し、6ロック越えて午前中の休憩をとる。そこから9ロック上り、ラップワース連続ロックの手前まで来て、この日の航海は終わりとする。この日の行程は、この航海中最も短いものとなった。
 

ラップワースのカナルショップ。 連続ロックを越えた後は、ここでアイスクリームを食べてひと休み。

この頃になると私も船の操船にだいぶ慣れ、狭いロックの壁にぶつからずに進入できるようになった。見ている人から「Good !」と声をかけられる程。家内と娘もロックの操作が上達した。ロックの水門を開けるコツを掴んだのである。ロックの水位が上がり切る(下がり切る)のを待つ間、水門を開け閉めするために横に張り出した大きな棒(ほとんどの水門は木で出来ているが、稀に鋼鉄製のものもある)の上に座るなり、寄り掛かって大人しく待っているのがコツである。ロックの水位にほんの数センチの差があるだけで、水の圧力が掛かり水門は非常に重くなる。最初の頃はこの差があるにもかかわらず、無理矢理力づくで水門を開けていた。もともと水門の回転軸はルーズに作られていて、水の圧力で自然と水密を(完全ではないが)保つような構造になっている。水位が同じになり水の圧力がなくなると、水門が僅かではあるがゴトッと音がして動く。水門を操作する棒を触っていると、この瞬間が分かるのである。この後、水門を操作すれば少ない力で水門を開けることができる。

ロック内の水位が下がる(上がる)のを待つ正しい方法。

散歩がてらラップワース連続ロックを歩いて登ってみる。なだらかな丘を登ると、ものの10分程で頂上に着いてしまう。カナルボートでロックを登ると1時間以上かかるのというのに。ついでに、買出しを兼ねてラップワースの町まで皆で散歩。その後昼寝。

夕方、私達のボートからラップワースの連続ロック方向を見る。明朝、ロックを登るために停泊している他のボートが見える。



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