8月17日 出発しません

今回の出発するボートセンターは Wrenbury Mill で,ここから Llangollen まで往復の1週間コースを予約した.Wrenbury Mill には Crewe 駅からタクシーで30分ほどかかる.お昼頃に Crewe の駅に着いたので駅で昼食を取ろうとしたが適当な店が見あたらないため,タクシーでボートセンターまで行くことにする.

ボート会社は2000年の時と同じAlvechurchである.ただし Wrenbury Mill のボートセンターは前回に比べるとかなり小規模である.ボートセンターに着いて受け付けの女性に挨拶をすると「ボートの引き渡しは2時からよ」と言われたが,勿論,我々は承知していた.荷物を置かせてもらい,昼食に運河脇のパブ Dusty Miller でサンドイッチを食べる.その後 Wrenbury の町に歩いて買い出しに行く.但し,イギリスの田舎町では店といっても郵便局と雑貨店を兼ねているものがほとんどで,日本のコンビニの方が品数は豊富である.

Wrenbury のボートセンター.リフトブリッジの後ろにある建物がボートセンター.このリフトブリッジは Llangollen まで数あるリフトブリッジの中で唯一電動.

買い出しから帰って来てから,受付で名前を告げると,ボートを受け取る儀式が始まった.ボートに案内されると,ボートには整備を担当したエンジニアがいて,ボートの説明をしてくれる.我々が今回2回目であることを告げると,安心したのか,説明もかなり簡略化されていた.今回のエンジニア氏は陽気なおじさんで,コンロ着火用に日本から持ってきた「チャッカマン」をかなり気に入っていた.

「前回トイレの水が漏れていたんだけど…」
「今回は俺が整備したからそんなことにはならない!」

「このテレビは良く映る.」
「(疑いの目で)本当?」
「テレビは良く映るが電波が弱いからな!このカセットは電波に関係なくいい音がする.」

といった調子である.

Wrenbury Mill ボートセンター近くにあった運河沿いのパブ.Dusty Miller という名前は著名な運河ジャーナリスト(?)に由来する(らしい).

我々は前回親子3人でのカナルボートの旅に懲りていたので,今回は強力な助っ人として「Yukiさん」を誘っていた.キャリアウーマンのYukiさんは忙しく,5日間の夏休みしか取れないため,土曜日に出国し土曜日に現地着,つまり今夜到着する予定である.このため我々は今日は出発せず,Yukiさんの到着を待って,明日の早朝に出発することとしていた.Yukiさんは夜7時に Manchester 空港に着き,そこからタクシーでここまでやって来る予定である.

今日出発しないのは私たちのだけと思いこんでいたのだが,他にもそういう人達はいたようだ.

今日は他に出発するボートも多いので,我々は出発の妨げにならないよう,ボートセンターの端にボートを移動させ,そこで夜を明かすこととした.ボートに荷物を運び整理するが,それにしても今日は暑い.受付の女性に聞いても今日は特別暑いそうだ.6時になって昼とは別なパブに夕食を食べに出かける.夕食から帰って来てボートセンターに着くと,丁度そこにタクシーがやってきた.Yukiさんの到着である.英国は始めてという彼女,日本から London にも寄らず直接 Wrenbury の田舎までやってきた.

今回借りた Golden Merlin 号,前回のよりも一回り大きく(正確には長い),4〜6人用である.Yukiさんには船首の部屋を使ってもらい,家内と娘は中央のダブルベッド,私は船尾のソファーベッドという部屋割りになった.明日の朝は早いので,シャワーを浴び,10時には就寝した.


翌日へ
トップページへ
感想や質問はこちら