カナルボート乗船の注意

ここでは、カナルボートに限らず、およそ全ての船に共通な大切な注意を2つ説明します。

船から落ちないこと

イギリス運河の水深は1メートル程なので大人が落ちても、慌てなければ溺れてしまうことはありません。しかし何トンもあるカナルボートと岸に間に挟まれては間違いなくペシャンコになってしまいます。もし万が一、人が落ちた場合、ボートを近付けて助けようとしてはいけません。岸との間に挟まれる危険性以外にも、プロペラ(スクリュー)に巻き込まれて大怪我をする危険があるからです。

人が落水した場合、まず最初にすべきことはエンジンのギアをニュートラルに入れ、プロペラの回転を止め、落ちた人から離れるように舵を操作します。落水者は船に近付くのではなく、必ず最寄りの岸に上がるようにします。無事、落水者が救助されたら、落水者はすぐにシャワーを浴びるようにとボートセンターから説明がありました。子供には必ずライフジャケット(救命胴衣)を着用させ、落水しても溺れないようにしましょう。

運河に物を落とさないこと

大事な物、例えばエンジンキーなどを運河に落とすと大変困ります。落としてしまったものは、無くしてしまったと諦めるしかありません。潜って取り戻そうとするのは大変危険ですので絶対にやってはいけません。デッキの床に物を置くのは絶対に止めましょう。つい蹴っ飛ばして落としてしまう危険性があります。船を舫うためのロープも運河に流れ出さない様、十分注意してください。連続ロックではパドル操作ハンドルを手許に置いておきたくなりますが、私の場合、キャビンへ出入りする階段の一番上に置いておきました。こうしておけば蹴っ飛ばしてもキャビン内に落ちるだけです。

物を落として最も危険なのは、ロープ(の端)を落とすことです。落としたロープはプロペラに絡まる可能性があり、強力なエンジンの力でロープが急激に引っ張られ、怪我や物を壊す危険性があります。これはボートを岸に着ける時、あるいは舫っていた岸から離れる時に、特に注意してください。万が一、ロープを運河に落とした時は、すぐにエンジンのギアをニュートラルに入れてプロペラに絡まないようにし、できるだけ早くロープを引き上げるようにしてください。

(もし、本当にエンジンキーを落としてしまったら、ボートセンターに電話します。)



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