ぼっけいさんのトルコ紀行、第十七話をお届けします。お楽しみ下さい。
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デジタル・アルバムまがじんは、現在、一周年記念号です。
カレンダーはアルプス四大名峰だし(その中から好きなのを選べるんですよ)、ツェルマットへ向かう氷河急行の窓から見た美しい景色満載。必見です。

今回はカラタイ博物館とトルコブルーのモザイクタイルのお話です。

ぼっけいさんのトルコ紀行

トルコの旅も後半6日目に入ります。お金の勘定やトイレの支払いも慣れて来ました。
コンヤは旋回舞踊で有名なメヴラーナ経の総本山があります。ホテルでも踊りのショーがあると聞きましたが、幻想的な音曲と踊りだけで日本語の解説もありません。それでも熱心な人は見に行ったようです。

第十七話  コンヤ・カラタイ博物館

4月3日、日が西に傾き始める頃峠を下りコンヤに入った。アナトリヤ中部の都会には首都アンカラがあるが、それに次ぐ大きな町である。11世紀から12世紀にかけ、セルジュックトルコの首都が置かれ栄えたと言う。
そのためか宗教色の多い町で、峠からの下り坂からモスクの尖塔(ミナレット)が多数見られた。


コンヤで有名なのはモスクよりも博物館である。その一つにカラタイ博物館がある。この博物館は13世紀半ば、セルジュック朝の高官カラタイという人が神学校として建てたものである。カラタイ神学校と呼ぶこともある。
モスク内部に施されたモザイクタイルが、トルコ・イスラム芸術の初期作品であるため、博物館として保存されることになったという。

大広間の天井ドームには明かり取りの丸い窓があり、その下にトルコブルーのモザイクタイルが埋め尽くされている。長い年月を経ており欠け落ちているものも多いが、仰ぎ見ると吸い込まれそうな神秘的な色合いである。


青タイルはイスラムの象徴で、これを基調とする花や鳥柄、コーラン字をあしらったのタイルが大切に保存されている。


これらの絵柄は生命の力強さ、はかなさ、そして天国を象徴しているといわれトルコ人ガイドの説明は力が入る。ハイテンションの口調になる程日本語文法が怪しげになるので、聞くほうは文脈の組み立てに脳の高速回転を余儀なくされる。


カラタイ神学校の近くに著名な大モスク、セリミエ・ジャミイがある。コンヤの人々の信仰の柱と言われ、ドームはオスマン建築様式の最高傑作である。
とりわけ、傍のとんがり帽子状の尖塔は鮮やかな緑色で、トルコ石のそれと同じ緑で際立っている。急ぐグループは外観だけを見てUターンして行く。内部は相当な細工が施されているようだが、我々も素通りだけで残念・・・・。


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