ぼっけいさんのトルコ紀行、第十九話をお届けします。お楽しみ下さい。
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今回はトルコのハイライト!! カッパドキアに到着です。

ぼっけいさんのトルコ紀行

カッパドキアという言葉は不思議な響きがします。
ペルシャ語で『美しい馬の国』という意味です。遥か昔ペルシャの統治時代に牧畜が盛んで名馬を王様に贈ったと言い伝えられます。
イスタンブールに次ぐ観光地で、世界に類を見ない自然美と、東西文明の衝突による民の暮らしと文化が人々を引寄せます。

以前触れました京都市在住の、ろまねすくさん。同様にトルコ紀行を綴っておられます。この方は私みたいな写真愛好家でなく、ほんものです。カメラアングルには凄みを感じます。これから先、予定しているアンカラ、イスタンブールでも、ろまねすくさんの豪腕が見られます。ぜひご覧ください →ろまねすくさんのトルコ紀行

第十九話  カッパドキア(1)煙突岩の奇観

カッパドキアはイスタンブールやアンカラと言った地名ではなく地方名であり、東西35km、南北55kmある。


御伽噺の舞台とも思わせる煙突岩は、妖精煙突ともキノコ岩とも呼ばれ、訪れる人を魅了する。大地から真っ直ぐ伸びた円錐台の上にちょこんと帽子を被せた奇岩がどうやって形成されたか不思議でならない。
風、雨、川による浸食作用で、つぎのようにして出来たと言う。

数億年前、エンジェルス山などの度重なる噴火により噴出物が長期に亘り何層も積もった。
夏の酷暑、風雪の強い極寒の冬、温度差が激しいこの地の気候は台地に割れ目を走らせ、冬には沁み込んだ水が凍り体積を増やてし裂け目を広げ、春の雪解けの急流が流し去る。強風が巻き上げた砂を岩肌に吹き付ける。
この繰り返しの結果、台地の弱い個所が削られ、固い部分が残り煙突岩が生まれた。上層部は硬い玄武岩、下層部は比較的柔らかい凝灰岩で出来ている。

高さは10m以上あり高いものは40mに達する。中には穴を掘り住居としたものもある。迫害から逃れるためキリスト教徒が隠れ家としていたという。

煙突岩は、この地方の最大の町ネヴシェヒルと、アヴァノス、ユルギュップを結ぶ1辺約8kmの三角形の中に多く見られる。


煙突岩形成の様子はデヴレント(Devrent)谷に行くとよく解る。最近谷の道路が舗装され車寄せも出来て観光スポットになって来た。
[らくだ]そっくりの岩があり驚く。ビヤ樽親父が帽子を被ったのや、犬、フクロウなど面白い形の岩が点在しており、探すのも楽しいと聞いた。


谷を見下ろす台地に上ると、絶壁が風化されて崩れ、煙突岩になっていく様子が手にとるように解り面白い。

他に谷にも風変わりな煙突岩が沢山ある。太い柱の上に3本の煙突があったりして驚く。


極めつけはエセテペ(Esetepe)の煙突岩で、3姉妹の『妖精の煙突』と呼ばれ3本の岩が並んで立つ。見晴らしもよくカッパドキアで最も有名に場所である。記念撮影のポイントで周辺には地元の人が露店を出して人形、陶器、レースなどを売っている。

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