ぼっけいさんのトルコ紀行、第二十一話をお届けします。お楽しみ下さい。
なお、「ぼっけいさんのトルコ紀行」の著作権はぼっけいさんにあります。また、 この紀行を読んで、ぼっけいさんのファンになられたという方は、ぼっけいさんのホームページ デジタル・アルバムまがじんで、ぜひその世界に浸って下さい。

デジタル・アルバムまがじんは、まもなく次の更新です。どんな景色を見せていただけるのか楽しみです。
日経ネットナビ「ホームページ大王2002」は、12月5日で投票期間を終了します。まだ投票していない方はお早めに。

今回はカッパドキアの続きです。伝統工芸品などのぞいてみましょう。

ぼっけいさんのトルコ紀行

カッパドキアは世界遺産に指定されています。この地域に今も人は住み生活を続けいます。観光だけが頼りではありません。地域振興の産業もしたたかです。
また、住まいの様子も変遷しています。

第二十一話  カッパドキア(3)民の暮らしぶり

泊まったホテルはネヴシェヒルにある。カッパドキア地方の中心地でここには近代的な家が建ち始めた。積もった火山灰を焼くと淡い黄色になる。レンガや壁用パネルに好適で、外観が美しく好評だ。一方、伝統にこだわりキノコ岩に穴を掘り住んでいる人もある。


穴を掘り生活空間を作るのはこの地方に住む人の知恵で、暑さ寒さに耐えられ安くて簡単にできるからであろう。
丘の斜面に穴を掘り洞窟団地を作っている場所がネヴシェヒル郊外にある。風化が進み崩れる危険があり、政府が立ち退きさせた。高速道路のトンネル出入り口みたいなのが並ぶ様子は圧巻であり、観光用スポットになっている。

ウチヒサールという地域には岩をくり貫いて要塞を作った跡がある。そこにも人が住んでいる。蜂の巣のようで、異様な光景に驚かされる。
ギョレメ地区には悪乗りをして洞窟ホテルや洞窟レストランがあり観光客に受けている。

カッパドキアは砂漠ではない。この地方北部にはトルコ最長のクズルルマク川が流れている。全長1355km、アナトリア東部に流れを発し、湾曲して黒海に注ぐ。鉄分を多く含むので『赤い川』と呼ばれているアヴァノス地域は、川の赤い土と粘土を使った陶器作りが盛んである。赤い基調の中にトルコブルーを混ぜた緻密な絵柄が特長で、皿や花瓶の製作に沢山の工房が技を競っている。

例によるツアー客の案内場所に連れて行かれ見学させられた。洞窟を改造した工房で、茶を飲ませながらティー・ポットを作る様子見せ、轆轤回し、絵付けなど製作工程を案内した後がこわい。買え買えだ。どこかの鑑定団の先生が『いいしごとしてますね』のお奨めがあっても、持ち帰りが大変だから・・・

綺麗な絵皿を撮影していたら、デジカメですか? いくらしますか?と聞いてきた。型が古いので40000円と言ったら、その値段の皿と交換しましょうかときた。ヨーロッパでは滅法強いブランドのオリンパスだから目をつけたのであろう。

ユルギュップにある絨毯工房は規模が大きい。糸を紡ぎ、染めて、織り上げる工程を見せる。トルコ絨毯の特長である結び糸を縦糸に2重にかける方式の製品は丈夫で、本物は100年持つといわれる。素材はウール、絹が主で、草木染めの素朴な柄が多い。
日本語の堪能な社員が好みなどを聞いて相談に乗ってくれ、繁盛している。
サイズの大きいものは日本の商社と提携して国際宅配で届けるとか。
定価販売、税引きで売ってくれる。その代わり出国時、税の還付不要の申告をさせられる。
事務所に使うと札幌の人は20万円のものを買ったが、領収書は20億トルコ・リラで、ゼロが9個もあり眼をパチクリしていた。

続きを読む  一つ戻る  目次へ戻る  TOPへ戻る