ぼっけいさんのトルコ紀行、第二十九話をお届けします。お楽しみ下さい。
なお、「ぼっけいさんのトルコ紀行」の著作権はぼっけいさんにあります。また、 この紀行を読んで、ぼっけいさんのファンになられたという方は、ぼっけいさんのホームページ デジタル・アルバムまがじんで、ぜひその世界に浸って下さい。

今月号のデジタル・アルバムまがじんでは、いきなりTOPで雪が降っているのに吃驚した方も多いのでは。
特集は私も大好きなゴルナーグラート周辺。マッターホルンを堪能できます。

今回はイスタンブールでの夜食会。お料理やショーをテキストと画像でお楽しみ下さい。

ぼっけいさんのトルコ紀行

旅も終りに近づくと日本食が恋しくなるといわれます。私は洋食に慣れていますから格別欲しいと感じません。アルミ・パツク包装の日本茶を毎日部屋で飲んでいましたし、梅干や塩コンブも舐めていましたから・・・
旅行会社のサービスに日本食を入れるのは常套手段で、アンカラからイスタンブールへ移動した夜、和食の店へ連れていかれました。

第二十九話  イスタンブール(6)夜食会

イスタンブールでは本格的なトルコ料理を食べさせてくれたら、と願うのは庶民のパック旅行では贅沢と言われそう。トプカプ宮殿のレストランでは[ドネルケバブ]という薄きり肉のあぶり焼きとスープ、サラダだけの軽食だった。
夜連れて行かれたのは和食店と、ベリーダンスショウの店だった。

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日本人観光客が多いから日本食レストランも結構賑わう。メニューは刺身定食、てんぷら、うどん付き。味にうるさい関西人が半分のツァーだか、なかなかいけると評判だった。(画像1、2)
薄くち醤油を使い、ダシもそこそこの天つゆで忽ち平らげてしまった。うどんは讃岐風か腰が強く、これもイケル。ご飯は?うん、イタリヤ米ではない。日本からの取り寄せ米だ。
出てきたビールは今をときめくスーパードライ。なにか出来すぎている。

翌日のベリーダンスの食事は、ショー見物だから料理は添え物。粗末そのもの。薄暗い会場に詰め込まれているから目を凝らさないとどんな料理か解らない。おまけに派手な踊りをするから埃が舞い上がっているに違いない。衛生的とは言われない。ま、観光客向けのショーだから割り切ることにしよう。

ベリーダンスは砂漠の民の踊りといわれたが、いまはトルコの夜のエンターテイメントになっている。スペインのフラメンコと対比されるほど有名なトルコの踊りである。あちこちに会場があり、格式高いものもあるようだが、連れて行かれたのは泊まったヒルトンホテル敷地内のハウス。

エキゾチック音色の音楽を期待したが、ギーター、マンドリン、アコーディオン、ドラムで管楽器が無かったのは寂しい。

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男女のペアの踊りが終わると(画像3、4)客を舞台に上げて輪踊りを始めた。手足に覚えのある元気な人が上がって行き賑やかなリズムに興じる。(画像5)

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妙齢で濃艶な女性の悩ましい仕草の踊りがすむと(画像6)、エンターテイナーが登場して来場している各国の客に敬意を表して1章節ずつ歌つた。さくらさくら、アリラン、オーソレミヨ、ロンドンデリー、ローレライ、スワニーリバー、枯葉・・・。ナショナリズムをくすぐるのがうまい。

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これに釣られたか、我々のグループで札幌から来ている幹事役が英語で謝辞を述べ、請われてソーラン節を披露した。手拍子が会場に響き渡った。

男性の踊りはロシヤ、コサック地方のと思わせる激しい動きを混ぜた民族舞踊で、よくも眼が回らないものとプロ根性に堪能する。あとで聞くといまのグルジア共和国に伝わるものらしい。(画像7、8)

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ちびっとばかし、イススタンブールの夜を覗いた気分だった。行かれたら是非ご覧いただきたい。ドレスアップなど必要ない。気軽に行けるのが楽しい。

続く…

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