

上野 ダッチワイフショールーム
ダッチワイフ。その存在を知ったのは中三の夏だった。
見せたい物があるからと、隣の席の男子と行った石神井川の橋の下。
全裸の奇妙なビニール人形が、汚水にまみれてプカプカ浮いている。
眺めながら聞いたその存在意義。男性の性欲の深さに驚愕したのだった。
あれから十ン年。上野にダッチワイフのショールームがあることを聞きつけた。
今や21世紀、間抜けなビニール人形の時代はとうに過ぎたハズ。
その進化は凄まじいものに違いない。
この目で確かめるべく、上野の雑居ビルの中にあるショールームを訪れた。
インターホンを押すと体格のいい男性が扉を開いた。
室内にはズラリと人形が鎮座、
ショーケース内には頭部が並ぶ。ろ、鑞人形館?
「ようこそ、どうぞ御覧下さいませ!
こちらは当社が誇る最高級……」
ソフトな笑顔、柔らかな物腰。
流暢に製品の説明が男の口から流れ出す。
たとえるなら再生ボタンがついている操り人形か。
こうもマニュアルっぽく語ってくれれば、
訪問者の気恥ずかしさも麻痺することだろう。
まず目に入ったのは、約14万円の「キャンディガール」(photo上左)。
マネキンのようなリアル感に欠ける風貌と手触りが難点だが、
端正な顔の造りには固定ファンが多いという。
ドライブに連れて行ったり、惚れ込んで疑似結婚式まで挙げる人も。
また、特注で写真から顔を特別オーダーすることも可(約30万円)。
愛するあのコの顔をしたダッチワイフを、内緒で作ることができるというわけだ!
(ちなみに有名人の顔は肖像権の問題があり不可とか)
そんな男達をトリコにする身体とは。
胸元をはだけて乳拝見。うっ、乳輪も乳首も妊婦並のデカさ。
そしてアンダーヘアの下に直径5センチ程の穴が。こ、ここに突っ込むの!?
「いえ、『プレミアホール』を『ホールソケット』に入れて人形の穴にご装着いただきます。」
『プレミアホール』!?
お店の方が差し出してきたベビーピンクの物体。
指を差し込むと……うぎょ〜、ぷるぷるがまとわりついてくる。
感触を例えるならば懐かしのスライムか。 しかも締まり良好。
(ちなみに『プレミアホール』はお値段1万円。連続利用で30日耐久)
「はい、どうぞ!」
指を抜くと、ウェットティッシュが差し出された。
も、もしや来訪者の挿入テストに使われてたりしねえよな……。
「おおっ?」
手を拭きながら視線を流した方向に、美少女発見!!
うつむき加減の目線、発育途中の身体のライン。か、可愛いっ!
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