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消え た近代建築
国鉄本社
所在地:千代田区丸の内1ー6ー5/建設年:昭和12年/設計者:鉄道省工務局 建築課/解体年:平成10年/撮影年月日:平成9年11月7・8日/日本近代建築総覧No.

 東京駅の右ナナメ前に、圧倒的な質量でもって鎮座していたのに、そこにあるのが まるで空気のような、目立たない建物でした。覚えている人も少ないのでは。



 凹凸や装飾の少ない地味な外観、窓もそう大きくなくてモダン味も なく、どことなく閉鎖的で、いかにも「お役所的」な感じのする物件でした。
 外壁の薄緑色のタイルは「防空色」だとか書いてある文献がありました。だからこの建物は目立たないんですね、う〜ん見事な迷彩効果。

 解体に先立ち、平成9年11月7・8日に一般公開されたので、臆面もなく2日とも行って きました。このページの写真はすべてその時のものです。
 一般公開はかなりの人出で、そこかしこで写真が撮ら れていました。あんまりみんなが写真撮っていたんでヤル気なくしちゃって、ろくなショットがありません(すみません)。他のサイトの方がいい写真を載せて いるのでは?と思います。




 何階のだか忘れましたが、内部の廊下 です。いかにも古いお役所的な廊下ですね。
後付けの空調設備が頭上を占めて、ただでさえ重苦しい廊下をさらに狭苦しく見せる・感じさせる・・・。
昔の大病院はたいていこんな感じでしたね。病気がさらに悪くなりそうな感じ。


  

 建物の裏側です。左の写真は西側の中庭に面した部分、右の写真は東側の中庭に面した部分です。右の写真下に見える丸いものはスロープの屋根です(戦後モ ノ)

 非常階段がイイですねえ。自分がもし映画監督だった ら、ここで追っかけシーンを撮りますよ。




 屋上です。ここには「鉄道神社」があったのですが、 平成6年に田端のJR東日本東京地域本社に「引っ越し」されていて、その跡が残るのみでした。
 塔屋の屋根のグレーに見えるブ厚いコンクリは、後述する「耐弾層」です。


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