HOME ご挨 拶 更新 履歴 リン ク 掲示 板
消え た近代建築
丸の内野村ビル3号館

所在地:千代田区丸の内2-1/建設年:昭和4年?/設計者:不祥/解体年:平 成6年頃?/撮影年月日:平成5年7月11日/日本近 代建築総覧No.

 丸の内の産経新聞社のはす向かいに建っていたビルで す。


(H5.7.11)

 四方を道路に囲まれた珍しい立地のビルでした。縦に細長 く、角も丸いのが印象的だったので写真を撮っていました。
 戦後の建築だと思っていたのですが、終戦直後に米軍が撮影した航空写真にこの物件らしきビルが写っていたので調べてみました。

三菱地所社史:「丸の内百年のあゆみ」第 3巻P371によると、
S4(1929)年 丸ノ内野村ビル3号館竣工
「東京生命七十年史」P317によると、
S32.10.31 増改築の丸の内野村ビル3号館の竣工落成式
地上5F地下1F→地上8Fに

という事で、おそらく戦前の建築と思われるのでアップしました。
文献には戦前の丸の内を撮った写真が多数載っていますが、残念ながらこの物件がまともに写った写真がないので照合のしようがありません。
 このビルのテナントは東京生命でした。東京生命は戦前「野村生命」だったので、結びつきが強かったのでしょう。

  後ろに写っているのは逓信総合博物館(現:ていぱーく)です。昔々小学生の頃行った時は まさに最先端技術!を紹介している印象だったのですが、何年か前に十数年ぶりに行ってみると、薄暗くてくたびれた雰囲気で、電々公社の残滓を見る思いで ショックでした。今はリニューアルしている事でしょうが。

 このビルは解体され、跡地は広場になっています。
東京生命はバブル後の生保再編で消えてしまいました。



相互リンク先の丸の内野村ビル3号館を紹介した ページ

「ぼくの近代建築コレクション」

Copyright(c)2000〜2009 廃景録   All rights reserved. Base template by WEB MAGIC.