++++ サルバドール日記 2003 ++++
(
ブラジル・サルバドールでの日々)

2003 02 18
やった!ついに新しい住居の契約完了。

今住んでいるアパートは、とにかく暑い。海岸まで歩いて1分とかからない素晴らしい場所なのだが、回りはビルが密集している。窓からは、隣のビルの壁しか見えない。風が通らない。とにかく暑い。日本では「すごく暑い」時期は、長くても2ヶ月以内に終わる。ここサルバドールでは、「すごく暑い」時期が延々と続く。エアコンは、
好きになれない。外では、爽やかな海風が吹いているのに、外気を遮断するなんてもったいなさすぎる。その上、こちらのエアコンは、性能が良くないので、音がうるさかったり、温度が下がりすぎたりする。

私は、風通しの良い部屋を求めて、近所の不動産屋をたずねた。最初に見せてもらった部屋が、私の理想にピッタリ!だった。窓から海が見える。小さいけれどベランダがある。8階なので風通し抜群だ。

契約は結構大変。ブラジルには、家賃やマンションの管理費をちゃんと払わない人が多い。保証人をつけろとか、納税証明書を出せとか言われる。それでも何とか契約書を読み、契約を交わし、新しい部屋に移れることになった。
小さな1歩だけど、前進だ。



2003 02 17
スーパーで「もみじ」というお米をみつけた。しかも「SHIN-MAI(新米)」と書いてある!私はこの「新米」という言葉にひかれ、迷わず「もみじ」を買った。普通のスーパーで、日本のお米と同じタイプのお米をみつけることは難しい。1kg、150円。ブラジルの普通のお米に比べると高い(普通のお米は80円くらい)。

夕食用に「もみじ」を炊いてみる。炊飯器は持っていないので、普通のお鍋で。味はまあまあかな?でも贅沢は言えない。何故か最近、日本食材店でお米が全然入荷されないのだ。

このもみじのイラスト、葉っぱが緑で紅葉してないぞ。こちらの人は、もみじが紅葉することを知らないのかな。それとも、もみじのイラストを描くときには、ふつう、紅葉したもみじを描く、ということを知らないのかな。そういえば、紅葉していなくたって、もみじはもみじだ。もみじは、紅葉の時期にしか、人々の注目を集めないのか・・・などと考えながら、しみじみと「もみじ」を頂いた。




2003 02 13
友人のセシリアが、アートを使ったヒーリングを行っているので、参加した。いらなくなった紙を使って、いろいろな物を作る。今日は参加者全員で、蝶を作った。蝶は「メタモルフォーゼ」を表す。蝶は卵として生まれ、幼虫になり、さなぎになり、最後に美しい蝶になる。自分の中にある変化させたいポイントをイメージしながら蝶を作る。久しぶりに手作業をし、友人とおしゃべりしていると、不思議に心が落着いてくる。

一緒に参加したセシリアの友人、エリザベスは「
自分の中の悲しみを変容させたい」と言った。彼女は、もう20年以上、5種類の精神安定剤や抗鬱剤を飲んでいるという。ある時、突然、病は始まった。私は「20年」という月日に驚く。彼女は、7年前からスピリティズムの集会に参加するようになり、だいぶ心が落着くようになったと言う。

ブラジルでは、心をケアするための選択肢がものすごくたくさんある。カトリックの教会からニューエイジ系のヒーリング、瞑想の会や数えきれないほどのボランティア団体がある。心に悩みを抱える人のための駆け込み寺。ブラジルでは、心を癒すことに関して、多くの人々が長年とりくんできている。どこの団体も比較的良心的、しかもすべて無料。ブラジルは、実はヒーリング先進国なのだ。


エリザベスは言う。鬱と闘うのは大変。でも2人の娘がいて、自分を愛してくれている。だから、すごく恵まれている、と。別れ際の彼女の笑顔は、鬱に悩んでいるように全く見えない程、明るくてきれいだった。

このあとペイントして飾りをつけます。


2003 02 12
アマゾン滞在の最後の日にかかった風邪がいまだに治らない。もう1ヶ月がたった。病院に行っても何も異常はない、と言われる。薬を飲んでも全く効かない。私に同情した友達は、一生懸命、神様にお祈りしてくれている。私も一緒に祈る。カンドンブレのマンイ・ジ・サントに相談して、お祓いでもしてもらおうか・・・。

アマゾンで下痢がひどくなったときも大変な思いをした。でも、ある時、内なる声(?)が聴こえてきた。「骨盤が弛んでる!弛んだままだといつまでたっても下痢はおさまらないゾ。」私はハっと我にかえり、姿勢を正した。背筋をまっすぐにして、内股にならないようにして、骨盤が閉まるような姿勢を保った。そうしたら、あっさりと下痢が治ったのだ。

その時のことを思い出す。そういえば、長い間、咳をしていたので、すっかり姿勢が悪くなっている。背筋をまっすぐにして、胸をはって深呼吸してみよう。すべては、姿勢から。




カコの日記
2003年1月の日記
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