| すみれの花さく宝塚から、再び大阪に。国道176号をまっすぐ東に向かい、箕面市から国定公園方面へ向かう。関西って結構山深いのだなあと改めて思う。勝尾寺への道も、完全に二車線にはなっていなくて、対向車がくるとかなり苦しい。それでも我慢して登っていくと、突然視界が開けて、そこにはご立派な寺院がそびえたっていた。いやあご立派。まずはパーキングが駐車券システム付地下駐車場。まるでデパートのようである。そこから出てゆくと、その近代的な建物が実は宿坊「應頂閣」であることがわかる。これまで見てきた宿坊は、いい意味でも悪い意味でも素朴な宿坊だったが、ここは違う。玄関は自動ドアだし、廊下にはじゅうたん。フロントには専門のスタッフが控えている(外から見ただけだけどね)。宝塚をキャンセルして、こっちに泊まっても良かったかもしれない。今後、勝尾寺に行かれる方は、ぜひここに泊まって部屋食事その他のレポートをして欲しいと思う。
立派なのは宿坊だけではない。まずは拝観料を取る受付がこれまた立派な(冷房のきいた)お土産屋券喫茶店券花屋であり、参拝者はすべて、この建物を通る仕組みになっている。この寺は霊園も併設しているということで、墓参りの人がかなり多いように見受けられた。立派な宿坊もその他の施設も、実は墓参り関係者のためにしつらえられているのかもしれない。
さて、外に出ると、派手な山門がわれわれを出迎える。お出迎えは山門のみならず、両脇に設置された池から噴水がドバーッと吹き上がる仕掛け。これはどうやら人が通るのをどこからか感知して、そのときだけ噴水が動くようになっているらしい。本堂まで上がっていく途中は、山全体が整備されているといっても過言でない庭園が広がる。金かけてるぅ。
しかし実は納経所はプレハブで、この寺の施設内ではいちばんしみったれている。それでももちろん冷房付ですけどね。好感がもてることとしては、坊さんだけが冷房を享受できるのではなく、頼んでいるわれわれも冷房にあたれることかな。
「勝」がつく寺だけあって、お願いごとは勝ちモノが多い。合格とか成功とか。それだけ分、人生の気合が入った絵馬も多く、なかなか良い絵馬も採集できた。
妻としては別の絵馬の写真を入れて欲しかったのだが、夫が強引に入れたのが左下写真。まいいんですけど。 |