コンセプシオン郊外:ロレト・オルケタ (コンセプシオン県)




コンセプシオン市の周辺はどのようになっているのか紹介してみたいと思います。人口8万人の県庁所在地である中核都市・コンセプシオン市の他に地図をみますと広い県内には幾つかの町があり、その中でも比較的人口が多いオルケタ(人口5万4千)、ロレト(2万)を訪問してみました。



1・ロレト(2003年11月23日)


ロレト市は人口2万あると記されており、コンセプシオン市から割合近くにあるので訪問してみました。ロレトまでは土の道で交通量も少なくロレト付近ではほとんど誰も居なくなってしまいました。町に入りますと確かに住宅が在るのですが全く人影は無く牛がのんびりと休んでおり、道路にも草が生えており、交通量の少ない事を示していました。



(写真:ロレトの町の様子-01)

町を少し走ってもほとんど人影は無く、自動車も走っておらず、牛や馬そして羊などがたむろしているだけでした。



(写真:ロレトの町の様子-01)

町の中である程度人が居たのはバスターミナル、数名の方がバスを待っていました。



(写真:ロレトの町のバスターミナル)

学校を覗きますと沢山の学生が野外で勉強していました。やはり住民は居るようです。



(写真:ロレトの学校)

それにしても非常に不思議な町です。住民はどこに行ったのでしょう。お店も無く人も居ない・・皆さんどのようにして仕事をし稼ぎ買い物をしているのでしょうね?協力隊の村落開発の方達はこのような場所で活躍されているのでしょうね。



2・オルケタ (2003年11月23日)


オルケタ市は人口5万4千あると記されており、日本でも「市」になれる人口がある中核都市?と思い訪問してみました。コンセプシオンからペドロ・ファン・カバジェロに向かう幹線沿いにあり、パラグアイとしては舗装の状態もすこぶる良く、50キロ足らずの距離ですので30分足らずで着く事が出来ます。

市内に入りますと舗装道路は1本だけで、ここがどうやら街のメインストリートになっているようです。ただ人口5万人以上の街としては人通りも少なく何とも寂しい商業地域です。アスンシオンや南部と比較しますとまだまだ経済的にはレベルが低いのかも知れません。



(写真:オルケタの市街地-01)



(写真:オルケタの市街地-02)

長い間、発展が停止してしまったようで、むしろ半世紀以上前の方が活気があったのかも知れません。当時は大きな会社であったというような建物がひっそりと建っています。



(写真:昔の大きな会社)

バスターミナルに行ってみますと停車しているバスは一台だけ、待っている人も多くはありませんでした。外では数名の男達が馬車の横でテレレを飲んでいました。



(写真:バスターミナル)

町の様子は古い建物が多く立ち並び、活気があるようではありません。



(写真:オルケタの街の様子)



(写真:オルケタの街の様子)

しばらく歩いていますと楽しそうにビールを飲んでいる連中が居ました。「ちょっとこっちに来て座らないか?」と椅子を用意してくれるのでしばらくの間、付き合うことにしました。一人はその内に酔いが回ったのか寝てしまいました。鉢巻をしている男は携帯電話の会社に勤務している、また帽子を被った男は大工なのだそうです。大工の方は「俺は腕の良い大工だ、何、アスンシオンから来た、それなら大工が必要な時には俺を呼んでくれ、直ぐにどこにでも行く」と自分の売り込みに懸命でした。このように椅子を外に出し、家族や友人数名でダベッているのが好きなパラグアイ人です。



(写真:ビールを飲んで楽しくなっている連中)



3・その他の地域 (2003年11月23日)


コンセプシオン市の周辺を廻ってみました。そこで目に付くのは「カレタ」と呼ばれる牛車です。力の強い牛に荷車を引っ張らせて走ります。



(写真:カレタ-01)



(写真:カレタ-02)

道が整備されている場所でも主役はこの牛車です。牛歩という言葉がある通り非常にゆっくりとした足取りで行きます。大体人間の歩くくらいの速度でしょうか。市場のあるコンセプシオン市まで荷物を持って行きますと往復に数日かかるというようなケースもあるそうです。夜は人間は荷車の上で寝てその間も牛は歩き続けるのだそうです。



(写真:カレタ-03)

農村地帯の状況は厳しいものがあるようです。道路沿いの農家を見ていますと小屋というような家の周りに牛や豚が歩いているという状況が見られました。



(写真:農家-01)



(写真:農家-02)


アスファルト舗装はペドロ・ファン・カバジェロやアスンシオンに向かう2本の幹線道路とコンセプシオン市内とオルケタ市内のそれぞれ1本づつだけでそれ以外の道路はほとんどが土道です。道路の状況は決して良いとは言えず、自動車よりは牛の方が確実あり適しているように見えます。



(写真:地方の道路-01)

雨が降りますと多くの場所は自動車の走行が出来なくなり、また補修もほとんど行われいませんので至るところ凸凹だらけという感じです。道路の整備がある程度進めば、それだけで大きな経済的な波及効果が期待出来るように思います。



(写真:地方の道路-02)

コンセプシオン市からアスファルトの道路を東にペドロ・ファン・カバジェロに向かい110キロほど行きますとアスンシオンへの道路との分岐点に達します。三叉路になっており、ここが起点で正面南に向けて行くとアスンシオン方向でコロネル・オビエドそしてヴィジャイカまで舗装道路が延びています。



(写真:三叉路、アスンシオン方面に行く起点)







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