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クルーズ客船フェア IN 横浜

大桟橋 国際クルーズターミナル内
オープンしたばかりの 横浜大桟橋 国際クルーズターミナル内

2002年7月31日(水)に、新しくなった横浜大桟橋でクルーズ客船フェア IN 横浜という 催しが開催されました(参加無料。ただしトークショーは事前申し込みが必要)。
主催は(社)日本外航客船協会、共催は横浜市港湾局、(社)横浜港振興協会です。
平日ではありましたが、船グッズのオークション行きたさに参加してみました。

今回の目的は、新しくなった大桟橋に親しんでもらう機会を増やし、
日本でのクルーズに対する関心、理解を深めるためのもの、らしいです。
開催者は1,500人以上の参加を見込んでいたようですが、実際は800人だったとか?
やはり平日のせいでしょうか。
以下に、当日のイベントについてご報告いたします。

13:00-17:00 スタンプラリー

 大桟橋のあちこちを回ってポイント6箇所を見つけ、スタンプを参加券に そろえると、もれなく記念品がもらえるというもの。 ポイントはわかりやすい場所だったので助かりましたが、猛暑の中、外を歩くのは 結構しんどかったかもしれません。  もらった記念品は、客船の絵葉書3枚組(にっぽん丸、飛鳥、ぱしふぃっくびいなす) と、横浜港のシンボルマークのバッチ。 さらにその場でくじを引き、「あたり」が出たら携帯式のリュックサックがもらえる ようになっていました。 私が引いたものが「あたり」だったので大喜びしていたら、誰が引いても「あたり」 だったようです(^^;)。こちらも全員プレゼント。日本外航客船協会のイニシャルが ついていましたが、普通に使えて便利そうなリュックでした。

13:00-17:00 クルーズ体感コーナー

 日本の客船で実際に使われている食器、部屋におかれたアメニティグッズ、 船内新聞、食事のメニュー、船長の制服、もやい綱、などが展示されていました。 三つの大きなテーブルに、それぞれ「飛鳥」「にっぽん丸」「ぱしふぃっくびいなす」 で使われているものが展示されているのですが、船ごとの違いが面白かったです。  「飛鳥」は食器を中心に並べてあるだけでしたが、「ぱしふぃっくびいなす」は 食器のほかに、バスローブ、シャンプーやリンス、乗船券、船内生活のしおり、 荷物につけるタグ、電話用のメモ帳、さらには船酔いの時に使う袋まで! ありとあらゆるものを並べているようでした。
「飛鳥」の品々 「にっぽん丸」の品々 「ぱしふぃっくびいなす」の品々

 奥のハンガーには、「にっぽん丸」と「ぱしふぃっくびいなす」の実際の 船長が来ている制服の上着がかかっていました。会社によって、腕の金線の やボタンのデザインが違うのをじっくり見ることができました。 「にっぽん丸」の上着には、内側に"斉藤"と刺繍がしてあり、「ぱしふぃっく びいなす」の上着には、外側に堂々と"石野"という名札がついていました。 思わず手を伸ばして取りたくなってしまうほど...こんな展示をするなんて 結構無用心では?(^^;)。
船長の上着(違いにご注目) 「新さくら丸」の八点鐘
 奥には、3年前に引退した「新さくら丸」の八点鐘が。ブリッジに かかっていた懐かしい鐘です。これはいくらなんでもオークションには 出さないだろうと思いながら、船に再会したような気持ちで眺めました。

 また、別のコーナーには日比谷にあるツキヂ書店(船の本をメインに扱う) の出店が出ていて、船の雑誌やクルーズに関連する本を売っていました。 我が家に既にある本が多かったので、見ただけで終わり〜。

13:00-17:00 写真撮影サービス

 ターミナル内のあちこちにカメラマンが出没して、ポラロイドカメラで 写真を撮ってくれるというもの。カメラマンは見かけましたが、 撮られるのは苦手だし、声もかけられなかったし、撮られずにすみました。

14:00-14:40 トークショー「クルーズのすすめ・こんなことが聞きたい」

 上記のイベントはふらりと行ってその場で楽しめますが、このトークショーは、 事前に日本外航客船協会にハガキをだし、抽選で当たった人のみが招待状をもらって 入れるというもの。200組400人の定員だったそうですが、私も両親も招待状を 送ってもらえたので応募者全員が招待してもらえたのでは?と思ってしまいます。
 場所は同じターミナル内の奥で、普通は海外クルーズのお客さんの出国審査や 税関審査をする場所です。手前の広い空間と区切るように移動式の壁ができていて、 小さな舞台の前に椅子が並べられていました。400人定員とのことですが、 座席が埋まっていたのは半分から3分の2くらいでした。 殆どが年配の方のようでした。やはり平日だからでしょうか。

 舞台の横には、細長いテーブルの上に船グッズらしいものが十数点置かれていました。 たぶん、これがオークションに出される品なのでしょう。何が出るのか事前にチェック。 かなり使われたと見えるコンパスや灯油ランプ、20年前のログブックのほか、 写真たてやスカーフなどのおしゃれなグッズもありましたが、私が目をつけたのは 「新さくら丸無線局」とかかれたプレート。 おそらく、新さくら丸の通信室の入り口にかかっていたものではないでしょうか。 なくなってしまった「新さくら丸」の分身であるかのように思えて、これを落とそう と決心しました。

 トークされるのは、4月に「にっぽん丸」を下りて引退された渡辺輝夫キャプテンと、 放送タレントの前田武彦氏。私は"トークショー"というからには、お二人でクルーズに ついて語ってくれるのかと思っていたのですが、一番最初から「クルーズについて 何か質問はありませんか?」と来たので、びっくり。これってトークショーではなく 質問コーナーだったんですね。
トークショーのお二人
 でも、会場からの質問に対してただ答えるだけではなく、そこから話題を膨らませて くれるたので助かりました。前田氏のことは私はまったく知らなかったのですが、かなり 船には詳しいようで、客船にもずいぶん乗船しているようでした。
 出てきた質問は、「年とってからでも船に乗れるか?」「一人部屋を使うとき、あまり 割高にしないで欲しい」「客がクルーズの途中でおろされてしまうのはどういう場合か」 など、意外なものばかり。司会のお姉さんが最後に「船酔いは大丈夫ですか?という質問が なかったので私からしてみます」と言ったほど、クルーズ初心者がするような質問が ほとんど出なかったのでした。

14:40-15:10 手旗信号、ロープワーク教室

 奥で行われるのはトークショーだけだと思っていたら、引き続き手旗信号教室 が始まりました。東京商船大学の学生さんが二人出てきて、日本式(イロハ)の手旗の 仕組みを簡単に教えてくれました。話によると、商船大では、手旗は授業ではもう 使われず、クラブ活動でかろうじて手旗をやっているそうです。 なかなか便利そうな通信手段なのに、なくなっていくのは寂しいです。
 説明のあとで実際に信号を送ってもらい、何と言ったか当てるクイズをしましたが 私はさっぱり? 船の経験がある前田氏はいとも簡単に答えていました。

 ロープワーク教室は、ここではなくて会場内でやってしまったようです。 まぁ、船に乗るたびに参加しているので(そしてすぐ忘れる)いいのですが。

15:10-15:30 船用品オークション(チャリティ)

   さて、待ちに待ったオークション。これも、トークショー、手旗信号教室に 続いて舞台のある場所で行われたので、招待状がない人は入れなかったのかも。 招待状をもらっておいて良かったと思いました。
 出品されたのは、商船三井客船で使われていた船長のヘルメット、傾斜計、 船の重心だかバランスだかを計る?計器、1982年のログブック2冊、前述の 無線局のプレートと電鍵(モールス信号を送るのに叩くキー)。ケース入りの コンパス2つ、灯油ランプ5個、航海灯、とマニアには嬉しくなるような 「何の役にたつんだろう?」というものばかり。
出品された船グッズの一部
 日本クルーズ客船からは、写真たてや時計、世界一周クルーズのビデオと アルバムのセット、スカーフ(?)など、船で売られているような商品が多かったです。 郵船クルーズからは何が出ていたのかわかりませんでした。出ていなかったのかな?

 お目当ての無線局のプレートは、電鍵とのセットで2番目に売りに出ました。 千円から始まって、千五百円、「二千円!」と私。「三千円」と右から声が。 必死で「三千五百円!」と叫んだら、右の方が苦笑して譲ってくださったようで、 そのまま落ちました。やったー!思ったよりも安い値段で手に入りラッキー。 さっそく、いただいたプレートをいとしげに何度も何度もなでてしまいました。
 船上でオークションをやるときは、大抵平均で1万円くらいの値がつくので、 今回もそのくらいになるのかと覚悟していたのですが、主催者側があまり値を上げない ようにしたらしく、どの品も二千円〜五千円くらいで落ちていました。 「ぱしふぃっくびいなす」の世界一周ビデオのセットとアルバムも五千円台。これは安い!
 欲を出せばもう一品くらいゲットできたかもしれませんが、「オークションでは一人一品」 というのがマナーではないかと思っているため、それ以上は参加しませんでした。 自分のものになった新さくらグッズは、さきほどもらったばかりのリュックに入れて安心。

 結局、オークションでの売り上げは9万2千円以上になったそうです。 新聞社を通じて、めぐまれない子供達に渡るとか。 こういうオークションだったらいつでも大歓迎です。

15:30-15:45 クルーズ関連グッズが当たる抽選会

 これが皆さんの一番楽しみにしていたイベントかも。無料でその場にいるだけで 運がいい人はクルーズ券がもらえるのです。やり方は、舞台上の前田氏とジャンケン をして勝った人が残っていく、というもの。 最後に残った10人に、ロイヤルウイング、にっぽん丸、ぱしふぃっくびいなす、飛鳥の クルーズ券(ワンナイトや2泊3日など)が当たっていました。 私は何度じゃんけんをしても真っ先に負けてしまい、 まったく縁がないまま終わりました。 それにしても、当たった人はすごくお得ですよね。

15:45-16:30 「にっぽん丸を出迎えよう!」

 この日16時に横浜に入港する「にっぽん丸」を出迎えようというものですが、 白熱した抽選会が終わって外を見たら、もうすぐそばに「にっぽん丸が」。 皆さん、船を見に思い思いの方向へ散らばっていって、自然解散という形で イベントは終わりました。外はまだ相当暑いので、私は冷房している室内から ガラス越しに船を眺めたり、知り合いに挨拶したり、おみやげを物色したり、 船を見ながら冷たいものを飲んだりして、しばらくくつろいでから帰りました。


以上がクルーズ客船フェアの内容です。
進行などで「アレ?」と思うこともありましたが、おもしろいイベントだと思いますし、
無料で参加できるところが嬉しかったです。
やはり平日では集まる人も少なくし、働き盛りの世代に見てもらえないのが残念です。
今度は休日に開催してくれるといいなぁ(ただしグッズがあたる確率は下がりますが^^;)。
場所が広いところですから、二千人くらい人が集まらないと活気が出ないかもしれません。
次回の開催に期待したいと思います。


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