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Primary School の様子


娘と息子が通っていたニュージーランドのプライマリ・スクールの様子です。

 入学    通学    クラス
 シリアルの研究    PTA 活動    文房具
 芝生のグランド    Athletic Day    ランチタイム
 クロスカントリー    演劇発表会    Spellathlon




■入学

 5歳の誕生日の翌日に入学します。最初は、「誕生日の翌日」というのが不思議で、いったいどういうシステムなんだろうと思いました。これは、1年生(Year 1 あるいは Junior 1)のクラスの生徒数が、1年間の間にだんだん増えていくんだと考えれば、理解できると思います。もう5歳になっている子のクラスに、5歳になったばかり子がどんどん加わってくるわけです。そして、通常は Year 1 のクラスに1年以上通い、6歳の2月から Year 2 になります。このあとは全員が同時に進級していきますので、7歳の2月からは Year 3 ということになります。



スクール・パトロール
■通学

 多くの生徒が保護者に送迎されて登校します。そのため、始業時間(8:50)前や終業時間(15:00)後には、学校前の道路は車でいっぱいです。右の写真のように、上級生が当番で交通整理(School Patrolをしています。
 高学年の子の中には自転車等で通う子もいます。





■クラス

 娘の小学校では、ひとクラスの生徒数はだいたい 20 人ぐらいです。先生はひとりですが、教育実習の先生が頻繁にやってきます。教室の中では靴を履き替えることになっていますが、はだしの子が多いです。担任の先生によって授業が行われるわけですが、ESOL (English for Speakers of Other Language) の先生が数名いて、外国人生徒のサポートをしています。





■シリアルの研究

 娘の小学校で、9月に朝食を考えるプロジェクトがありました。各家庭から朝食の写真や、食べているシリアルを持ってこさせたりした上でシリアルの勉強をし、最終的には自分たちでシリアルを作ったようです。試食の日はパジャマのまま登校し、学校でそのシリアルを朝食として食べました。家にも少し持ち帰ってきました。健康にはいいように見えましたが、味は...
 日本の小学校でも似たようなことをするんでしょうか?





■PTA 活動

 日本に比べて保護者・地域の活動は盛んなようです。会合もよくありますし、活動の幅も広いです。イベント等への参加率や積極性も高いようです。
 日焼け対策の講習会なんていうのがありました。ニュージーランドは紫外線が強いですからね。翌日の朝、学校前で車から降りる女の子に日焼け止めを塗っているお父さんを見かけました。(^^)
 PTA の dance もあります。参加費 $10 で、夕食がつくようです。BYO の指示があったので、飲み物は各自持参らしいです。BYO というのは Bring Your Own (drink) という意味です。わたしは行きませんでした...





■文房具

Exercise Book  娘が通い始めるに当たって必要な文房具等のリストが欲しいと思い、担任の先生に申し出たところ、次のようなリストをくれました。

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*3 Erasers
 1   Ruler
 5   1F4 Exercise Books
 2   1A5 Exercise Books
 1   20 Leaf Clear Files
 1   Velcro/Dome Book Bag
*2   Glue Sticks - Pritt 40g
*1   Set of Jovis (24) plastic crayons
*10  Pencils - Gold Faber 1221 HB   Please only purchase these pencils.

  *These items are for a class set. PLEASE DO NOT NAME.
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 通常は、学期はじめに全生徒に案内されるリストのようです。なお、Exercise Book というのはいわゆるノートのことで、その前の記号はサイズや罫線の幅などによる種類を表しています。こちらでは Notebook というと、ずいぶん小さい帳面のことを指します。

 もちろん、これらをすべて用意したわけですが、いくつかの点で日本との違いに気がつきます。
 まず、* のついた物品に関してはクラスで共有するという点です。鉛筆や消しゴムなどは各自が持ってくる可能性もあるわけですが、教室にちゃんと用意されているというわけです。第2に、具体的なメーカーや製品名まで指定されているという点です。不公平感をなくすための措置だと思われますが、徹底しています。





■芝生のグランド

 ニュージーランドの学校のグランドは芝生です。
 硬い土(場合によってはコンクリート)でできた日本のグランドとはずいぶん違います。しかも、とても広くて、まるで公園です。

 娘の学校の場合、次の項の写真のような芝生のグランドのほかに、すべり台などの遊具の置いてある土のエリアと、さまざまなラインの引かれたアスファルトのエリア(バスケットゴール付き)があります。





Athletic Day

Athletic Day  12月に入ってすぐに Athletic Day というのがあり、応援をかねて見学に行きました。種目は、日本の運動会よりはスポーツテストに近いものでした。long jumphigh jumpshot put (低学年はお手玉のようなものを投げる)、sprintlong distance 500mhurdles に全員が参加しました。ただし、記録を測定している様子はまったくありませんでした。それぞれの種目で順位や距離などに応じて1点〜3点の得点が与えられ、合計得点で後日表彰されるんだそうです。
 全ての競技終了後、ほぼ全員が参加しての学年毎のリレーがあり、たいへん盛り上がりました。それぞれのチームの応援も立派でした。日本の学校の応援合戦のようなものを作らなくても、生徒に興味・関心さえあれば、子どもでも十分な応援ができるんだということを実感しました。





■ランチタイム

ランチタイムの様子  上記 Athletic Day の日に、子どもたちがランチを食べるところを目撃(?)しました。そのときの様子が、右の写真です。
 お昼休みには、友達同士で固まってランチボックスを開きます。天気さえよければ、教室の中で食べることはないらしいです
 芝生の上ではだしのままお昼ご飯を食べているところを見ると、まるでピクニックのようです。
 お弁当の中身はいたってシンプルです。サンドイッチとミカンやリンゴなどのフルーツです。サンドイッチではなくて、パンとはさむ物が別々のまま弁当箱に入っていることもあります。
 モーニングティー用のお菓子が残っていれば、お昼に食べるそうです。





■クロスカントリー

 5月の初旬にクロスカントリーがありました。名前を聞くとすごいですが、実情は長距離走のようでした。「ようでした」というのは、高学年の部を見ていないからです。Year 3 から Year 6 までの生徒は、別の日に学校の外の公園でクロスカントリーをするんですが、Year 1 と 2 の低学年は、学校の校庭を走りました。その日がちょうどハイスクールのストライキの日に当たっていたので、子供の応援に行くことができました。
 学年別、男女別で走りました。準備運動らしきこと(左下の写真)をしたあとで、元気よく芝生の上を気持ちよさそうに走っていました。

準備運動   クロスカントリー

 後半はバテる子もいましたが、お母さんに応援されて、みんなうれしそうでした。
 ほとんどの子がはだしだったことは言うまでもありません...... (^^ゞ





■演劇発表会

オペレッタ  6月末に、娘の小学校の演劇(オペレッタ)発表会がありました。2学年ずつでひとつの出し物を発表しました。日本と同じく学校ではずいぶん練習があり、先生の苦労は並大抵ではないようです。しかし、発表会の様子には日本との違いがありましたので、紹介します。
 特に場所と時間が違います。場所はレジェント(Regent)という市の立派なホールであり、学校の体育館とはわけが違います。ここはわたしの勤務先の高校や地元の大学の卒業式典が行われるようなホールなんです。したがって、保護者の入場は有料でした。
 時間は夜7時から9時までと、非常に遅いです。夜が遅いので、翌日は10時の登校でした。保護者に対しては、6時半にホールまで送っていって、9時15分に迎えに来るようにとの指示でありました。同じ内容が2日間発表される点も日本とは違います。これは1日だけでは見ることのできない保護者ができてしまうからだそうです。我が家は1日目に見に行きました。したがって、2日目は見ることはないのに、送り迎えだけはしなければなりませんでした。(^_^;)
 また、この発表会は毎年行われるものではなく、3年に一度なんだそうです。
 内容は歌ありダンスありの楽しいものでした。芝居のうまい子、バレエを習っているのかダンスのうまい子、歌のうまい子など、たくさんの子どもが活躍していました。もちろん「その他大勢」の子もたくさんいるわけですが...
 うちの子は Sea Dancers のメンバーでした。つまり、「波」の役ですね。(笑)





Spellathlon

 小学校で単語の綴りの正確さを競う Spellathlon という行事が8月にありました。与えられたリストの単語を、どれだけ間違わずにスペルできるかという競争です。娘は Year 2 なので簡単な単語(日本でいえば中学生レベル)ばかりを 75 個与えられました。簡単といっても、中には Palmerston North なんていうのも混ざっているので面倒です。もちろん日本人だからといってほかの子と違うわけではありませんから、勝とうと思えばたいへんです。それでもうちで(カミさん相手に)何度も練習して、かなり自信をつけました。その結果、75 問中 73 問正解という快挙(?)を成し遂げました。<親バカ
 日本人でもこれくらいの年齢だと1年で相当の英語力がつくものなんですね。事実、ニュージーランドの小学校には教科書がありませんから reading の学習はプリント教材なんですが、娘はいつのまにか平均的なキウィと同じ難易度のプリント番号まで到達しているそうです(担任談)。

 さて、Spellathlon ですが、最高得点者が1位になるわけではないんです。なんと、この行事は自分のスポンサーをたくさん見つけて、たくさん寄付金を集めた生徒の勝ちなんです!!
 単語1個正解につきいくらかお金を寄付してもらうというスポンサーを事前に探しておくんです。たとえば、単語1個につき 10 セントくれるスポンサーを 5 人みつけて 60 点取れば、合計で 30 ドルを獲得でき、それを学校に寄付できるわけです。そこで家族やご近所さんにスポンサーを頼むんです。なんと素晴らしいアイディアでしょう。子どもは単語を覚え、学校には自動的に寄付金が入るというしくみなんです!
 ちなみに、1位の賞品はオモチャ券でした。そりゃ、子どもは真剣にスポンサーを探すわな〜。(^^ゞ




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