戻る トップページへ

free の使い方

Smoke Free は吸ってもいいの、ダメなの? 〜


Pest Free Summer  高校生でも free といえば「自由な」だけを思い浮かべる生徒が多いですよね。「(外部からの拘束を受けないで)自主的な」、「(仕事などから)解放されて」、「(道路などに障害物が無くて)自由に通れる、解放された、誰でも利用できる」、「(動作などが)妨げられない、堅苦しくない」などの意味があることを頭に入れて、free という語のイメージをつかんで欲しいものです。そうすれば、(be) free from とか (be) free of といった熟語も理解しやすくなるはずです。いつも duty free を例に出すんですが、我ながらワンパターンです。
 さて、ニュージーランドに来てから、「自由な」だけではかたづけられない用法の例をいくつか見つけましたので、紹介します。

 ひとつは、smoke free です。ニュージーランドは禁煙国で、公共の施設はもちろんのこと、ほとんどの場所が禁煙です。ホテルでも禁煙の所があるくらいです。もっとも、公園や屋外のカフェでタバコを吸う人を見かけることはけっこうあります。ところで、建物などで禁煙を示す看板によく使われる表現が、この smoke free です。当然ながら、自由に吸ってもいいわけではありません。その場所は、タバコ(という障害)から解放されているという意味なわけです。
 そのほか、娘の小学校には dog free という看板がありました。また、街角では、右の写真のように pest free summer という標語のゴミ箱も見かけました。害虫のいない夏を迎えるためにゴミはちゃんと捨てようというわけですね。

 もうひとつは、意味はやや変わりますが、free range という表現です。朝市のマーケットへ行くと、さまざまなものが売られていて、もちろん卵もそのうちのひとつです。複数の業者が売っています。その中に free range という看板を出している業者がいるんです。恥ずかしながら意味がわからなかったので同僚に尋ねたところ、「小屋で鶏を飼うのではなく、放し飼いをしているという意味である。したがって、無農薬の餌を食べていると考えて良い。つまり、健康的でしかもおいしい」と教えられました。辞書を引くと、range には「放牧区域、放牧場」という意味がありました。「自由な範囲」ではなくて、「(囲いの無い解放された状態で)放牧で育てられた」というわけです。ちなみに値段はLサイズ 30 個で $6.5 です。(^^ゞ



戻る