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お風呂

〜 日本人にとっては不満? 〜


我が家のシリンダー  ニュージーランドの浴室の多くは、典型的な欧米風のバスルームです。トイレと浴槽と洗面所でひとつの部屋になっています。バスルームも浴槽も広くてゆったりしていますが、ちょっと問題があるんです...

 ニュージーランドの給湯システムはガスではなくて電気によるものが多いようです。調理器具も同じく電気が多いです。最近はガスを用いる家もあるそうですが、古い家ではまず全てが電気です。
 電気により加熱されたお湯はシリンダーと呼ばれる設備に溜められます。右側の写真は我が家のダイニングキッチンとバスルーム間にある物置の中に置かれているシリンダーです。

 このシリンダーには当然ですが容量に限界があります。それも、そんなに多くはありません。たっぷりとお湯を溜めたお風呂につかったあとで、ゆっくりとシャワーを使う... というような贅沢は許されません。一人だけでお湯を使い切ってしまうようなことは、一人暮らしであればともかく、家族がいればできない相談です。特に冬場は給湯が間に合わないため、本当にシリンダー内のお湯だけしか使えません。したがって、どうしてもシャワー中心の入浴になってしまいます。こちらの人の中には、毎日入浴するわけではないという人がけっこういます。また、家族の中で、朝シャワーを使う人と夜使う人の二手に分けることも多いようです。

 さらにまた、温度調節も原始的です。お湯と水をまぜて水温を調整するだけのシステムなので、なかなか適温にならないことがあります。その上、シャワーは取り付けられた位置から動かすことはできないため、子ども(あるいは子どもを洗ってやる親)にとっては辛いです。

 お湯の温度を好きな温度に設定できて、しかも瞬間湯沸かし器のおかげで好きなだけお湯の使える環境にいた日本人にとっては、ニュージーランドのお風呂は物足りないと思います。ゆっくりと肩までお湯につかりたいという日本人的な(?)人にとっては、なおさら不満なのではないでしょうか。
 慣れてしまえばいいと言えば、それだけのことですけどね。

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(2001年9月22日 追記)

 調査(?)の結果、最近建てられた家では、ガスが引かれることもあるほか、シャワーのスプリンクラーもスライド式になっていて移動できる場合があるそうです。





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