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Dental Therapist



 ニュージーランドの歯医者はものすごく高いです。同僚が 20 分ずつ2回見てもらったら、それだけで NZ$400 かかったそうです。歯科医によって設備や使用する材料が違うため、それに応じて診察代・治療費も違うそうですが、いずれにしても高いことは間違いありません。
 しかも、(これは外国では普通のことですが)保険もききません。

 しかし、うれしいことに プライマリ・スクールの生徒は、歯の治療が基本的に無料なんです。
 学校で検診・治療をする dental therapist という職業の人がいて、無料で治してくれるシステムになっているからです。dental therapistdental nurse とも呼ばれているようですが、給料は国から支払われています。高度な治療に関しては歯医者さん(dentist)ほどの教育を受けていないそうですが、子どもの虫歯の治療や抜歯に関しては、むしろプロということになります。また、18 歳以下の子どもだけしか治療できないそうです。手に負えない場合には、dentist を紹介してくれるそうです。そして、このシステムを導入したのは、ニュージーランドが世界で最初なんだそうです。
 以上のことは、娘がお世話になった C 先生(写真で治療をしている女性)にうかがいました。

dental therapist の C 先生 患者はうちの娘です (^^ゞ

 上の写真を見ていただけば、歯医者さんと同じような設備であることがわかると思いますが、実はこれは学校の中にある施設です。
 娘の学校にも、このような設備の部屋を持った建物はあるんですが、dental therapist は常駐していません。別の学校に常駐している C 先生がときどき訪問して、検診・治療をしてくださるわけです。普通は、大きな学校に常駐するようです。

 もちろん、電話で予約して常駐校に出向けば、いつでも治療はしてもらえます。娘の永久歯が変なところから生えてきたときがそうでした。
 一度歯医者さんに相談しようと思い、担任の先生に dental therapist の C 先生の電話番号を教えてもらいました。電話で予約をして、C 先生の常駐校に娘を連れて行って診ていただきました。上の写真は、そのときに許可を得て撮ったものです。
 娘の歯に関しては、結局、乳歯を抜くことになりました。当然かもしれませんが、日本の歯医者さんの手順と全く同じでした。娘の話によると、日本の歯医者さんより抜くのは早いけど、痛みはなかったそうです。(^^)
 C 先生、ありがとうございました。

 なお、ハイスクールにはこのような施設がないので、dental therapist が検診車とともに学校を回って、全ての生徒の歯をチェックします。異状があれば dentist で治療を受けますが、もちろん無料です。



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