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オークランド

Auckland


ミッション・ベイから見たオークランド市街地


 オークランドはニュージーランドで一番の大都会です。複雑な入り江に面していて、しかも坂道が多いので、景色は抜群です。
 パーマストン・ノースからずっと国道を走って行きました。パーマストン・ノースの市内を抜けると制限速度が 100km になります。言ってみれば、無料の高速道路です。ただし、途中で町を通るときは 70km になったり 50km になったりします。そしてオークランド近郊まで行くと、今度はそのまま Motor Way になってしまいます。つまり首都高速です。どのインターで降りるのか、どのインターから乗るのか、どの Motor Way に乗り換えるのか。助手席のカミさんに地図を持たせた田舎者には、けっこうたいへんなドライブでした。
 なお、「ニュージーランドからの海外旅行」のコーナーの フィジー旅行記 にもオークランドが登場しますので、そちらもご覧下さい。

 オークランド動物園    ウェスタン・スプリングス    オークランド博物館
 アメリカズ・カップ・ビレッジ    ジャパンマート、シーマート    ミッション・ベイ
 ケリー・タールトンズ・アンタークティック・エンカウンター・アンド・アンダーウォーター・ワールド
 ハーバー・ブリッジ




■オークランド動物園(Auckland Zoo)

 オークランド動物園は、国内最大の動物園です。朝早く行ったので駐車場に停められましたが、せまい駐車場はすぐにいっぱいになってしまいます。あふれた車は周辺に路上駐車していました。
 数が少なくなってきているキウィや、恐竜の生き残りと言われている爬虫類のトゥアタラなどが見ものです。もちろん、ゾウやライオンもいます。
 日本の動物園と比べると、それぞれの動物のエリアが広く取ってありました。動物園のわりには、窮屈そうには見えませんでした。また、動物やその生態についての詳しい説明書きがあったり、原産国の文化の紹介があったりと、とても教育的だという印象を受けました。
 園内には、なぜか日本庭園もあります。





■ウェスタン・スプリングス(Western Springs)

 動物園の隣にある、芝生の公園です。とても広くて、都会にあるということが信じられないほどです。ジョギングやウォーキングをする人を多く見かけました。
 緑の芝生と池がたいへん美しく、何種類もの鳥が数多くいます。ブラックスワンもいました。動物園の開園前の時間つぶしにもおすすめです。





■オークランド博物館(Auckland War Memorial Museum)

オークランド博物館とMr.Big  オークランドの中心地にドメイン(Domain)と呼ばれる巨大な公園があります。この小高い公園の中心に建つ建物が、オークランド博物館です。展示内容もさすがと思わせますが、この建物自体がまた素晴らしいものです。博物館前からの展望も素晴らしいです。

 自動の回転ドアを通って入場し、入り口に向かいます。入場無料(!)ですが、大人は一人5ドルの寄付を払いましょう。どこの国から来たのかと聞かれるので、日本だと答えると、当然のように日本語のパンフレットが手渡されます。せいぜい英語と中国語ぐらいしか用意されていない、多くの日本の施設と違って、ニュージーランドの主要な観光施設は、各国の言語に対応しているようです。

 館内は3つのフロアで構成されています。ニュージーランドはイギリス流で、1階は ground floor ですから、2階が first floor、3階が second floor となります。注意してください。
 1階には、マオリとポリネシア人に関する展示があります。巨大なカヌーが目玉です。古代の日本人やアイヌ人との類似性に気がつきます。ここではニュージーランドの社会史を見ることもできます。
 2階は自然史のフロアです。恐竜をはじめとする、かつてニュージーランドに生息していた生物の標本が展示されています。圧巻はモアという巨大な鳥の剥製です。いや〜、ホントにでかい。子ども向けの「発見センター」には、内部が見えるアリの巣・ハチの巣などがあり、大人でも十分楽しめます。
 3階は戦争に関するフロアです。戦没者の名前が刻まれたホールでは、思わず厳粛な気持ちになってしまいます。ここには、何とゼロ戦も展示されています。日本人として胸が痛くなりました。
 いくら時間があっても足りないような博物館です。





■アメリカズ・カップ・ビレッジ(America's Cup Village)

アメリカズ・カップ・ビレッジから見たスカイ・タワー  ニュージーランドが見事に連覇(防衛)した 2000 年のアメリカズ・カップが行われた際に基地となった港で、そのために再整備されたエリアです。最近整備されたばかりなのでとてもきれいで、周辺にはおしゃれなお店やレストランが並んでいます。地域内には、アメリカズカップに出場したヨットが展示されている国立海洋博物館(NZ National Maritime Museum)もあります。ヨットがたくさん係留されていてにぎやかですし、海もきれいです。
 右の写真は、このハーバーから見た市内中心部のスカイ・タワーです。







■ジャパンマート(Japan Mart)、シーマート(Sea Mart)

 ジャパンマートは、Anzac Avenue にある有名な日本食材店です。店員さんも日本人でした。
 ニュージーランドでは、普通のスーパーマーケットでも日本食材や調味料が買えますが、なかなか手に入らない物もあります。このジャパンマートには、カップ麺、缶コーヒー、日本のメーカーのお菓子や調味料、日本酒、納豆、台所用品など、他のお店では手に入りにくい物が並んでいます。値段は当然やや高めです。

 ジャパンマートの店員さんに教えてもらった、生で食べられる魚を売っているお店がシーマートです。アメリカズ・カップ・ビレッジ近くの Fanshawe Street にある、中国系の人が経営する魚屋さんです。店内はかなり広く、様々な魚介類が売られています。生で食べられるものも何種類もありました。わたしはサーモンを買ってみました。
 パーマストン・ノースには Ocean Fisheries という小さな魚屋さんがあるんですが、そこのサーモンの方が紅トロみたいでおいしいです。





■ミッション・ベイ(Mission Bay)

ミッション・ベイ  都心から Tamaki Drive という堤防の上に作られたような湾岸道路を東に進んだ地域が、ミッション・ベイです。美しい海岸が続いています。浜辺のいっかくに噴水のある公園があり、そこではたくさんの人が散歩をしたり、日光浴をしたり、泳いだりしています。
 カフェやレストランもあるので、お昼時に手ぶらで遊びに行くこともできます。






■ケリー・タールトンズ・アンタークティック・エンカウンター・アンド・アンダーウォーター・ワールド
  (Kelly Tarlton's Antarctic Encounter & Underwater World)

 ミッション・ベイの西にある水族館です。名前は不必要なほど長いですが、施設はシンプルに2つのパートで構成されています。どちらも世界的に有名な施設だそうです。

 前半は、南極とペンギンの世界です。長い通路に沿って南極の情報や、スコット隊員の住居を復元した物が展示されています。展示物の解説は、やはり各国語で書かれています。ペンギンプールを外から窓越しに覗くこともできます。
 通路を進んでいくと、係員があらわれ、その指示でスノーキャットと呼ばれるカートに乗ります。これは最大 12 人乗りのようでした。スノーキャットは次々に回ってきますので、ちょうどスキーのリフトのような物です。これに乗って、放送による解説を聞きながら、ペンギンプールを一周します。プールの中は南極と同じ気象状況になっており、ちょっとした南極探検気分が味わえます。

 スノーキャットを降りると、また通路があります。通路の突き当たりには、魚や伊勢エビの水槽があり、普通の水族館と変わりありません。水槽の数も魚の数も少ないので不満に思っていると、海底トンネルの入り口になります。
 これは巨大な水槽の中に長さ 120m の海底トンネルが作ったものです。左右と真上が水槽になるわけです。大きなエイやサメがゆったりと泳いでいたり、きれいな小魚が群れをなして泳いでいたりするのを、間近で見ることができます。しかも、動く歩道があるので、立ったまま歩かずに一周できるようになっています。わたしは2周しました。

 海底トンネルを抜けると、出口までの間に(当然 !!)おみやげショップがあります。その横には、子供用の遊び場がありました。素晴らしい水族館だとは思いましたが、混雑している時にも効率よく客をさばけるようにできている、という感じもしました。




■ハーバー・ブリッジ(Harbour Bridge)

 市の中心部とノース・オークランド(海をはさんだ北側の郊外エリア)を結ぶ、長さ 1,021m の橋です。昔はフェリーを利用しなければ行き来ができなかったんですが、1955年−1959年の工事で完成したこの橋のおかげで、ワイテマタ港(Waitemata Harbour)の北岸もオークランドの一部と言えるようになりました。逆に、便利になったために北岸も通勤圏内となり、開発が急速に進みました。その結果生まれた慢性的な渋滞を解消するため、1969年に日本の会社によって車線の数を増やす工事が行われました。2車線ずつ増やされたそうです。この工事では、日本で作った橋を船で運んできて、元々の橋にくっつけたそうです。日本企業が作った部分は、"Nippon Clip-ons" と呼ばれています。
 左下の写真は、ハーバー・ブリッジ付近から撮影したオークランド中心部です。また、右下の写真は、北側からオークランド中心部へ向かう橋の上の様子です。市内の丘の上などから見ると大変にきれいな橋ですが、実際通ってみると、それほどでもありません。(笑)

ハーバー・ブリッジ付近からオークランド見た   ハーバー・ブリッジ

 ただし、現在でも通勤時の渋滞はひどいです。(^^ゞ
 朝と夕方で上下線の車線の数を変更することによって、渋滞を少しでも減らそうとしてます。しかし、それでも毎日約 16 万台の車の利用があり、渋滞は深刻です。さらに拡張工事をするとか、トンネルを建設するとかいう案が検討されています。

 2001年11月からは、一定の条件の下で橋に登ることが許可されるようになり、あらたな観光スポットとなっています。



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