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ファー・ノース・ツアー 1



ファー・ノース・ツアーのバス


 ノースランド(Northland)の北部、つまりニュージーランドの最北端の地域はファー・ノース(Far North)と呼ばれています。最北端の灯台のあるレインガ岬(Cape Reinga)や長い砂浜の続く 90 マイルビーチ(90 Mile Beach)が観光の目玉です。場所によっては道路状況が悪いこと、砂浜を車で突っ走ることができること、観光ポイントを効率よく回れることを考えると、バスツアーがおすすめです。
 わたしはフラーズ(Fullersという会社のパイヒア(Paihia発のバスツアー(7:30〜18:30)に参加しました。Cape Reinga Heritage というツアーです。ここでは、その様子を紹介します。

 バスと運転手さん    マオリの村への訪問    90 マイルビーチ




■バスと運転手さん

ウェイブライダー  ツアーは 7 時半頃パイヒアを出発します。ホテルやモーテルまで迎えに来てくれるので便利です。途中、ケリケリ(Kerikeri)から参加することもできます。わたしが行ったとき(2002年4月5日)には、ケリケリから可愛い日本人女性がふたり乗ってきました。 > 言われたとおりに書いたよ〜!
 日本人は彼女たちと我が家だけで、そのほかの人たちはオーストラリア・アメリカ・イギリスからの観光客でした。イギリスの人たちは、 4 週間のツアーだとのことでした。車内で簡単な説明の付いた地図をもらいましたが、英語版のほかに日本語版もありました。きっと(英語のわからない)日本人が多いんでしょう!
 バスは、ニュージーランドによくある派手なイラストが描かれたバスです。描かれているのは、レインガ岬(上の写真)や 90 マイルビーチとカウリの木(右の写真)など、ツアーで回るスポットの絵です。このバスはウェイブライダー(Waverider)という名前の特別なバスだそうです。このツアーでは、未舗装の道路、曲がりくねった山道、90 マイルビーチの砂浜、クイックサンド・ストリームなどを通ることになるため、そのような条件でも快適なドライブができるような設計になっているんだそうです。もちろん座席にも余裕はありますし、窓も大きくて視界が広いです。
 さらに、運転手さんは十分に経験のある人だけがハンドルを握るようです。90 マイルビーチの砂浜を走るのが目玉のひとつですが、砂浜はレンタカーの乗り入れが禁止されているほど、走りにくく危険です(当たり前か?)。その出口に当たるクイックサンド・ストリームは、より運転が難しいところで、一度停まると動かなくなることもあるため、川の中でもよさそうな場所を選んで慎重に通っていかなければなりません。このような難所があるため、運転手さんに技術が求められるわけです。その上、運転手さんは観光ガイドをしたり、マオリ語の歌を歌ったりしなければなりませんから、なかなか大変な仕事のようです。
 また、運転手さんは、ほかのバスや事務所と常に無線で連絡を取り合っているようでした。





■マオリの村への訪問

マンガムカ・マラエ  バスは国道 1 号線を通って、北へと向かいます。ワイマテ・ノース(Waimate North)と呼ばれる農業地帯を通りました。このあたりで、ニュージーランド最初のキリスト教伝道所や地理的なことがらに関する解説を聞きながら、森の中へと入っていきます。最初のポイントがマンガムカ・マラエ(Mangamuka Maraeというマオリの集会所なので、マオリ語やマオリ人についてのガイドもありました。運転手さんもマオリ人で、ここで一曲マオリの歌を歌ってくれました。
 マンガムカ・マラエが近づいたところで、ひとりのマオリ人ガイドさんが乗ってきました。途中の道路わきに立っているのを、バスで拾ったんです。そこからマラエまでは、その人がガイドをしてくれました。マオリの歴史、生活、マラエで体験する内容について、話を聞きました。我々は、このマオリの村へ来たひとグループのお客さんとして扱われることになるので、誰かひとりチーフを決めることになりました。何となくイギリス人グループの中のおじさんがチーフになりました。何でも、前の晩の夕食の時のイベントでもチーフをやらされたそうです。(笑)
 8 時すぎに、マラエ(左の写真)に着きました。マラエは普通集会所だと説明されますが、単なる集会所ではなく、冠婚葬祭が行われる場所でもあります。したがって、先祖をまつる神聖な所でもあるため、内部は写真撮影禁止になっています。マラエ中の様子を紹介できないのが、残念です。

 バスから降りると、歓迎の歌が歌われる中、チーフを先頭にしてマラエの中に入ります。マラエの中は土足禁止ですので、靴を脱ぎました。建物の中では、お客さんを迎える正式な儀式をして迎えられました。男女ふたりずつのマオリの方が、マオリ語のスピーチをし、歌を歌います。ときどき英語で説明されるときもありましたが、基本的にはマオリ語でした。最後に、こちらもチーフが(英語で)スピーチをし、全員で歌を歌いました。みんなが知ってる歌ということで、You Are My Sunshine になりした。(^^)
 マラエの内部は、見事な彫刻が施されています。先祖の写真や絵もたくさん飾られています。このマラエは、ニュージーランド最大規模だということで、歴史も古く、さまざまな伝説の舞台になっているところだそうです。
 最後に、バスツアー客全員が 4 人のマオリの方と、それぞれホンギ(hongiといわれる挨拶をしました。これは大雑把に言えば、鼻と鼻を触れ合わせるものですが、細かい点までルールがあります。異性とのホンギでは頬をふれあわせました。
 約 1 時間の滞在のあと、ジュースをいただいて、再びバスに乗り込みました。





■90 マイルビーチ(90 Mile Beach

 ニュージーランド最北端の西海岸は、非常に長い見事な砂浜になっています。このバスツアーでは、この砂浜を走りきります。ビーチの南の入り口の手前にあるカフェでモーニングティーを兼ねた休憩(10:00〜10:30)をしたあと、ビーチに入りました。北へ向かって走ります。
 運転手さんの解説によると、90 マイルビーチという名前ではありますが、実際には 90 マイル(144km)ではなく 64 マイル(102km)しかないそうです。とはいえ、この 100km の砂浜をバスで突っ走るんですから、豪快です。水しぶきが上がると、歓声とともに誰もが写真を撮っていました。この日は、あいにくの曇り空だっため、海も空ももうひとつでしたが、ワイルド感は十分堪能できました。左下の写真はバスの進行方向を写したものです。

砂浜   運転席体験   写真撮影用のサービス

 海岸には鵜やカモメをはじめ、大型のものも含めて多くの鳥がいました。また、数種類の貝も採れるそうで、潮干狩りをしている人もいました。鳥の中には、貝をくわえて上昇し、空中から落として貝を割って食べるものがいるとのことでした。よく見ていると、いました、いました。とても面白かったです。運転手さんは、いろんなことを話してくれましたし、歌も歌ってくれました。そして、公道ではないからか、運転席に来てみないかというんです。ツアー客の中で子供はうちの子だけだったので、みなさんがすすめてくれたんですが、うちの子はテレて嫌がりました。しかし、何人かの若い女性が運転席に座る体験をしました。それが中央の写真です。
 約 1 時間で、ビーチの北側の出入り口に着きます。そのすぐ手前で、バスを降りることができました。そして、サービス精神旺盛な運転手さんは、誰も乗っていないバスを運転してビーチを走りはじめました。つまり、写真撮影用のサービスというわけです。このとき撮ったのが、右上の写真です。






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