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ホークス・ベイ地方

Hawke's Bay


道路を横断中の羊さん


 ホークス・ベイ(Hawke's Bay)地方は、美しい海岸と温暖な気候が売り物です。観光の拠点は、ネイピア(Napier)とヘイスティングス(Hastings)のふたつの町ですが、ほかにも見どころはあります。なお、湾の名前は(なぜか) Hawke Bay です。

 ネイピアのブラフ・ヒル    ネイピアの街並み
 マリンランド    カツオドリの生息地観察ツアー
 ワイナリー    スプラッシュ・プラネット
 世界一長い地名をもつところ    




■ネイピアのブラフ・ヒル(Bluff Hill

ブラフ・ヒルから見たネイピア市街地  ブラフ・ヒルはネイピアの市街地の北側にある丘で、頂上に上るときれいな景色が楽しめます。
 海岸沿いの Marine Parade をビジター・インフォメーション・センターよりももう少し北上し、Coote Road へと左折します。案内にしたがって Thompson Road に右折し、さらに Lighthouse Road を進んでいくと、頂上に着きます。

 ネイピアの市街地(右の写真)が望めるだけでなく、すぐ足下にあるネイピア港と停留している船もなかなかの眺めです。また、遠くまで伸びるホーク・ベイも見事です。





■ネイピアの街並み(Napier

 ネイピアは1931年の大地震と火災のあとで大きな被害を受けたそうです。その復興の際に、当時流行していたアールデコ様式の建物が多く建てられ、現在までよく保存されています。町の中心部でも多くの美しい建物(左下の写真)を見ることができます。ガイド付きのツアーも用意されています。

アールデコ様式の建物 Emerson Street

 また、シティ・センターの Emerson Street では、アールデコ様式に付け加えて、立ち並ぶお店が店先をきれいにしているので、歩いて通るだけでも楽しいです(右上の写真)。





■マリンランド(Marineland of New Zealand

イルカショー  マリンランドは、イルカとアシカのショーを見せてくれる施設で、ネイピアの湾岸道路である Marine Parade 沿いにあります。
 ショーは 10:30 と 14:00 からの2回のようです。ショーの内容はなかなか面白いですが、日本のイルカショーやアシカショーとほぼ同じです(当たり前か?)。
 ショーを見るほか、イルカ・アシカ・アザラシ・カワウソ・ペンギン・カツオドリなどが飼われており、ちょっとした海獣動物園風にもなっています。ショーが始まるまでの時間つぶしは十分できます。また、建物の内部にも海の生き物に関する展示が若干あります。さらに、なぜかミニチュア鉄道(Lilliput Model Railway)が走っている部屋もあります。
 このほか、別料金でイルカといっしょに泳いだり餌をあげたりするアトラクションもあるようです。





■カツオドリ(gannet)の生息地観察ツアー

 ホーク湾南端のキッドナッパーズ岬(Cape Kidnappers)は、カツオドリ(gannet)の生息地として有名です。カツオドリは翼を広げると 2m にもなる大きな鳥です。この生息地を保護するため、約 10km 離れた Clifton の町から先は車で行くことができなくなっています。そこで、Clifton から岬の先端まで、トラクターにひかれたトレーラーに乗って、海岸を4時間かけて往復するツアー(Gannet Beach Adventures)があるんです。
 干潮に合わせてツアーが実施されるため、毎日出発時間がちがいます。また、予約をした方が無難のようですので、わたしはネイピアのビジター・インフォメーション・センターで時間を確認し、予約をしました。料金は、大人2人+子ども1人のファミリー料金が $60 で、子ども1人につき $15 の追加料金が必要です。ただし、4才以下は無料です。

 Clifton の駐車場で待っていると、トラクターがやってきます。一台には 25 人ぐらい乗れるようですが、わたしが行った日には3台やってきました。トレーラーに乗り込んで出発です。荷台に載っているようなものですから、日焼け対策が必要です。また、海側は波しぶきが足元にかかることがあるので、ズボンをまくり上げて素足になるなどの準備も必要です。実際、足には何回か水がかかりましたが、それがまたスリルがあって楽しかったです。波の動きと岩場の様子を見ながら、ドライバーさんがハンドルを切ります。ときどき、Hold on! などと叫んでは進んでいきます(左下の写真)。子どもは、カツオドリの見学よりも、トラクターの道中の方が楽しかったようです。

波をかぶって走行中 カツオドリに関して解説中 カツオドリのコロニー

 キッドナッパーズ岬までの海岸線は、切り立った絶壁が見事です。しかも、地層を示すラインがはっきり見えます。ドライバーさんは途中何回か止まって、地層の説明や1931年の大地震の話をしてくれます。もちろん、カツオドリが見えるところ(中央の写真)では、カツオドリの生態について解説してくれました。
 突端近くまで行くと、そこでトラクターはストップです。そこから突端まで、約 20 分かけて丘を歩いていきます。登り切ると、大きなコロニー(右上の写真)が目の前に開けます。信じられないくらい近づくことができます。

 4時間フルに楽しめる上に、地学の勉強もできて、カツオドリにも会えるという最高のツアーでした。しかも値段も安いですね。
 トラクターのほかに 4WD の小型バスのツアーもありますが、トラクターの方が絶対おすすめです。実際、バスに乗った人は、たったの3人でした。また、Clifton から歩く人たちもいました。その場合も、トレッキング可能な時間を、ビジター・インフォメーション・センターで確認した方がいいと思います。





■ワイナリー

 ホークス・ベイ地方は、その温暖な気候を利用してワインが作られています。たくさんのワイナリーがあるようです。インフォメーション・センターで場所を確認してワイナリーを訪問し、試飲してみるといいと思います。おみやげに買うにしても、安くておいしいワインが手にはいることは間違いありません。
 わたしは、ヘイスティングスで宿泊したので、スプラッシュ・プラネット近くの Vidal Estate Winery に行きました。数種類テイスティング(のふり?)をして、ついでに白と赤を1本ずつ(自分たちの)おみやげに買いました。ところが旅行中にカミさんと飲んでしまったので、おみやげになりませんでした。(^_^;)





■スプラッシュ・プラネット(Splash Planet

ウォーター・スライダー  スプラッシュ・プラネットは、ヘイスティングスにある地元では有名なプールを中心としたレジャー施設です。料金は、大人2人+(身長 1.2m 以下の)子ども2人で $59 でした。巨大なウォーター・スライダー(右の写真)も楽しみたい人はもう少し余分にお金がかかりますが、うちは子どもが小さくてできない(そして、親は恐がり?)のでやめました。
 プールは、その巨大なすべり台を含めて何種類かあり、年齢に応じて楽しめます。プールサイドでのんびりするのも、また一興かも。いくつかあるプールのまわりを、流れるプールが取り巻いており、たえず浮き輪がたくさん流れています。だから浮き輪を持参する必要もありません。この流れるプールは、名付けて Never Ending River だそうです。屋内には温水プールもあります。ただし、ぬるい温泉のようなものです。

 プール以外にも、さまざまな遊びがあります。パターゴルフ・ミニ鉄道・メリーゴーランド・ゴーカート・ボート・ビーチバレー・カヌーなどです。
 日焼け対策をしっかりして、出かけましょう。





■世界一長い地名をもつところ

 世界一長い地名の場所が、ホークス・ベイにあります。
 Taumatawhakatangihangakoauauotamateaturipukakapikimaungahoronukupokaiwhenuakitanatahu というのがその地名で、ギネスブックにも載っているそうです。
 これはマオリ語の地名なんですが、英語にすると The place where Tamatea, the man with the big knees, who slid, climbed, and swallowed mountains, known as land eater, played his flute to his loved one. ということになるそうです。つまり、「タマテアという名の、膝の大きな男がいて、山を滑ったり登ったり飲み込んだりしていたので、山食い男として知られていたが、そのタマテアが愛する人のためにフルートを演奏したところ」という意味になりそうです。

世界一長い地名の看板  場所は、車でないと行けないようなところです。
 国道2号線沿いに Waipukurau という町があります。ヘイスティングスから50kmほど南西です。この町から Porangahau というところへ行く道(52号線)が南に向かっています。この道を40kmぐらい南下して、Mangaorapa Road を右折します。Historic Name という看板も出ています。このさき Historic Name の看板にしたがってさらに 8km ドライブすれば到着です。
 ただし、左の写真にある看板以外には何もありません。道路の左側の黄色い看板を目指してください。とは言っても、Waipukurau からの道のりは素晴らしい景色の連続です。カーブや起伏が適当にあるため、ドライブをしていても楽しいです。羊や牛がたくさんいるのは当然ですが、わたしは偶然にも、道路上を移動中の羊君たち(と羊飼いのおっちゃん)に遭遇しました。ニュージーランド滞在中に、一度は出会ってみたいと思っていたんです。その時の写真が、このページのトップの写真です。




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