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ミルフォード・サウンド・ツアー 3



 「ミルフォード・サウンド・ツアー 1」「ミルフォード・サウンド・ツアー 2」の続きです。

     ミルフォード・サウンド    復路




■船

乗船中  ミルフォード・サウンドの入り口の港にバスが着くと、あとは指示に従って乗船します。船に乗り込むとまずは昼食ですが、座席が決められています。とりあえずはそこに座って昼食を済ませます。そのあとはデッキに出て景色を楽しむわけです。
 船内の放送は、驚いたことに英語・日本語・韓国語の3か国語です。これは日本人と韓国人が多いと言うこともあるでしょうが、アジア人以外には英語で十分だと言うことなのかもしれません。





■ミルフォード・サウンド(Milford Sound

クルージング  クルージングではミルフォード・サウンドの景色を堪能することができます。ただし、お天気次第です。とはいえ、雨の日は滝が多く見られるという意見もあります。わたしが行ったときは、天気がいい上に、数日前までの雨の影響で滝も多く見られるという幸運に恵まれました。
 ミルフォード・サウンドという地名のサウンド(sound)とは、「潮の影響で削られた入り江」という意味です。しかし、このあたりの地形は「氷河の影響で削られた入り江」なので、北欧などと同じくフィヨルド(fiord)と呼ばれるべきです。つまり、地名としては「サウンド」が使われていますが、本当は「フィヨルド」です。海面から見る複雑な入り江の様子はまさに絶景で、ニュージーランドを代表する風景といえます。
 フィヨルドランド国立公園内にはミルフォード・サウンドをはじめ多くのフィヨルドがありますが、車で行くことのできるところは、このミルフォード・サウンドとダウトフル・サウンド(Doubtful Sound)だけです。したがって、ダウトフル・サウンドへのツアーもあります。
 ちなみに、このダウトフル・サウンドの地名の由来は、ニュージーランドに初めて上陸したヨーロッパ人である(キャプテン)クックの航海日誌にあるそうです。この地を訪れたクックは、夜になって船を停泊させるかどうか迷った末に、「翌日になって無事に出航できるかどうかは疑わしい(doubtful)」と考え、停泊を見送ったと航海日誌に書かれており、そこからこの地名が生まれたそうです。
 なお、クックはミルフォード・サウンドには気づかずに、素通りしてしまったそうです。

 クルージング中にはいくつかの滝を見ることができますが、もっとも豪快なのは左下のスターリン滝Stirling Falls)です。水しぶきがかかるほど滝に接近するため、カメラに水がかからないように注意する必要があります。また、その直後にはオットセイNew Zealand Fur Seal)が集まっているポイント(右下の写真)があります。湾内全域にオットセイのいる可能性があるそうですが、このポイントが一番のようです。

スターリン滝   オットセイ・ポイント

 ついでに、運がよければイルカやブルー・ペンギン(Blue Penguin)にも会えるそうですし、10月から12月にかけてはさらに運がよければ Fiordland Created Penguin という珍しいペンギンにも出会えるそうです。





■復路

 往路のバスは観光ポイントに立ち止まって写真撮影をしながらの楽しいツアーですが、帰りはティアナウでのトイレ休憩以外はノンストップです。5時間以上ただバスに乗っているだけなので、面白くありません。そこで、おすすめなのがセスナで帰るプランです。40分後には、もうクイーンズタウンに戻っています。 しかも、空からしか見られない景色を楽しめるわけですから、大いに期待できます。
 しかし、ちょっと値段が高いのが玉に瑕です。その上、ちょっと天候が悪いとフライトしません。わたしも帰りのセスナを予約していたんですが、天気はいいのに風の向きが悪いということで飛べませんでした。残念!
 そういう場合は、セスナを予約していた人もバスで帰ります。

 後日談。
 わたしがツアーに参加した1週間後に、ミルフォード・サウンドからクイーンズタウンへ向かうセスナが悪天候のため墜落するという事故が起きました。乗客・乗務員は全員死亡しました。飛べない日が続いたため、旅行社側が無理をしたのではないかと言われています。安全第一で運行してもらいたいものです。






「ミルフォード・サウンド・ツアー 1 〜ティアナウまで〜」
「ミルフォード・サウンド・ツアー 2 〜ティアナウ・ロード〜」
「ミルフォード・サウンド・ツアー 3 〜ミルフォード・サウンド〜」 (このページ)
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