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ロトルア

Rotorua


マオリのホールの屋根


 ロトルアは温泉とマオリ文化の観光都市で、見所がたくさんあります。日本と違って、温泉には水着を着て入ります。しかし、ホテルやモーテルの中で家族風呂(Private Spa)を楽しめるところもあります。

 オヒネムツ・マオリ村    ロトルア湖    ポリネシアン・スパ
 アグロドーム    ハムラナ・スプリングス    ファカレワレワ地熱地帯
 ハンギ&コンサート        




■オヒネムツ・マオリ村(Ohinemutu Maori Village

 シティ・センターの北側、Lake Road のさらに北を走るロトルア湖に面した細い道路沿いに、オヒネムツ・マオリ村があります。マオリの村を観光客に公開している施設です。マオリ人の住居やマラエと呼ばれる集会場(左下の写真)もありますが、見どころは教会です。

オヒネムツのマラエ   マリア像と教会

 右上の写真はマリア像と、その奥にある教会です。外見は普通の教会なんですが、内部の装飾はすっかりマオリ風です。ニュージーランドに入植したヨーロッパ人がマオリ人をキリスト教化したわけですが、マオリの伝統と融合しているところが面白いです。
 駐車場の隣には工房兼お土産物屋さんがあります。マオリ独特の彫刻や編み物、及びその道具を見ることができます。日本人には何となく懐かしいような、違和感のない工芸品です。





■ロトルア湖(Lake Rotorua

ロトルア湖  ロトルア市内の北側に、ロトルア湖に面して広い緑地があります。ボートで遊ぶ人もいますし、日光浴している人もいます。緑地内には遊技の置いてある児童公園もあり、家族連れでにぎわっています。休日だったせいか、ロバやゴーカートに乗せてくれる業者が来ていました。
 ロトルア湖は、非常に美しい湖ですが、ウォーター・スポーツも盛んです。

 すぐ隣はガバメント・ガーデンズ(Government Gardens)と呼ばれる公園で、博物館などもあります。





■ポリネシアン・スパ(Polynesian Spa

 市の中心部近く、Hinemoa Street の東端にある温泉施設がポリネシアン・スパです。温水プールと温泉の両方が楽しめます。朝 6 時半からオープンしているので、朝風呂気分も味わえます。

ポリネシアン・スパ   ファミリー・スパ

 家族連れ用にはファミリー・スパがあります。右上の写真です。これは親 2 人、子ども 2 人で、24ドルでした。このコーナーには温水プールがあり、子供用に浅く作られた部分にはすべり台も付いています。また、プールとは別の浴槽もあり、こちらは湯の温度が高く、日本人向きです。湖に面した露天風呂のようなコーナーにも子供が入ることができますが、こちらは大人ひとりの料金が 25 ドルと、やや高めです。
 そのほか、子供の入れない、大人だけのコーナーもあり、こちらではゆったりとくつろぐことができます。また、プライベート・スパやマッサージのサービスもあります。





■アグロドーム(Agrodome)

 アグロドームは、国道5号線を北上して、ロトルア湖の湖岸から道路が離れたすぐ先に位置します。
 ドームの中での羊ショーと、牧場を一周して動物とふれあうツアーが目玉で、どちらも約1時間のボリュームでたいへん楽しいです。

 羊ショーでは、まず羊の紹介があります。ニュージーランドで飼育されている 20 種類近くの羊たちが次々にステージに登場し、一種類ずつ紹介されます。その後、羊の毛刈り(Sheep shearing)の解説とデモンストレーション、牧羊犬の能力と仕事の紹介などが、ユーモアたっぷりの司会で行われていきます。そのほか、仔羊への授乳や牛の乳搾りなどを観客の中の希望者がステージに上って体験できるコーナーもあります。子どもたちには、良い記念になると思います。
 ショーの間は、日本語を含めた数カ国語の同時通訳が行われています。ヘッドホンを好みの言語のチャンネルに合わせることによって、司会者の話の内容が子どもにもわかるようになっており、サービス満点です。

羊たちと牧羊犬 羊の毛刈り

 ショーのあと、ツアーまでの待ち時間の間に、ドームの外で牧羊犬に羊を追わせるデモンストレーションを見学することができました。

 牧場一周のツアーは、トラクターに引かれるのんびりツアーです。羊・エミュ・牛・アルパカなどの間をすり抜けて進んでいきます。ところどころで立ち止まり、動物に触れたり餌をあげたりすることもできます。後半にはキウィフルーツの畑を通ります。季節がよければ試食できるようです。わたしが行ったときはあいにく季節はずれだったので、大人はキウィワイン、こどもはキウィ入りの蜂蜜をごちそうになりました。
 このほか、施設内でバンジージャンプ等の体験も可能です。





■ハムラナ・スプリングス(Hamurana Springs)

 ハムラナ・スプリングスは、ロトルア湖をはさんで市街地の反対側(湖の北側)にある公園です。静かな落ち着いた雰囲気を持っていて、多くの鳥や植物に囲まれた美しいガーデンの奥に、泉がわき出しています。ゆっくりと散策して、のんびりと過ごすのに適していると思います。
 近くの湖岸の景色もきれいで、緑と湖が素晴らしい調和を見せてくれます。





■ファカレワレワ地熱地帯(Whakarewarewa Thermal Area)

Phutu Geyser  ファカレワレワはロトルア市街の南に位置する地熱帯です。Hemo Road から駐車場へと入ります。入り口で切符を買うと「どの国から来たのか」と尋ねられます。何気なく「日本だ」と答えると、日本語で書かれた施設案内図が手渡されます。マオリ・コンサートやマオリ工芸学校も施設内にはありますが、なんと言っても見逃せないのはポフツ・ガイザー(Pohutu Geyser)と呼ばれる間欠泉です。硫黄のにおいのする敷地内でもひときわ強いにおいと水蒸気が立ちこめる中、断続的にお湯が吹き上がっていて、とても豪快です。ロトルアで一番の名所ではないでしょうか。

 また、フロッグプールと呼ばれる泥の池もあります。泥がふつふつと沸騰しており、その音がカエルの鳴き声に似ているところから命名されたそうです。さらに、キウィハウスではキウィを見ることもできます。

 なお、ポフツ・ガイザーを反対側から見学する Whakarewarewa Thermal Village という施設もあります。実は、わたしは最初間違えてこちらに入ってしまい、あとからあらためて Area に入場しました。Village のほうは Tryon Street から入ります。こちらの方は施設内にマオリの村があるので、マオリの文化を身近に体験できて楽しいです。ただし、ポフツ・ガイザーの見学に関しては Village よりも Area の方が近くで見学できて、おすすめです。





■ハンギ&コンサート(Hangi & Concert)

 ハンギというマオリの伝統料理とマオリのコンサートをセットにしたツアーです。ホテルやモーテルで予約ができます。いくつかの業者があるようですが、Tamaki Tour が一番有名でいいらしいです。わたしもモーテルで Tamaki をすすめられ、参加しました。
 時間帯は2通りあるようですが、わたしは早い方の時間帯のツアーにしました。
 時間どおり(4時過ぎ)に送迎バスがモーテルまで迎えに来ました。バスは観光バスのサイズで、大きなものです。途中あちこちのホテルやモーテルに寄って、お客さんを拾っていきます。5時ごろ、市内の Tamaki Tour の事務所に立ち寄って、ここでツアー代金を支払いました。この事務所にはツアーの内容を説明した各国語の印刷物が置いてありました。もちろん、日本語のものもありました。
 再びバスに乗って Maori Village へと向かいます。バスの中では運転手さんが自己紹介し、冗談を織り交ぜながらツアーの内容について説明してくれました。

マオリとの出会い  5時半に村に着くと、入り口でまず出会いの儀式がありました。整列したわれわれの前にマオリの人たちが次々にあらわれ、われわれの目の前で、踊りはじめます(右の写真)。儀式のあと、マオリに続いて門をくぐります。門の中では、さっき出迎えたマオリ人が、数人ずつかたまって、歌を歌ったり、ダンスをしたり、彫刻をしたりしています。マオリの生活様式を再現しているわけです。しばらくすると、マオリ人が移動しはじめ、そのあとについて行って、コンサート会場に入りました。

 客を友人として迎える儀式を皮切りに、歌とダンスのコンサートが始まります。民族楽器の紹介もありますし、観客といっしょに歌い踊るコーナーもあります。
 約1時間でコンサートが終了すると、場所を変えて食事になります。もちろんハンギをいただきます。ハンギというのは、一種の蒸し料理で、地面に穴を掘って肉や野菜を入れて蒸し焼きにしたものです。
 料理はバイキング方式ですが、アルコール類だけは料金に含まれていないので、その場で支払って買うことになります。
 ハンギを作る穴が食堂の外にあり、食事を済ませた人は、それを見学することができます。おみやげ物も売っています。8時ごろになると、運転手さんやスタッフの人たちがギターに合わせて歌を歌い始めました。お客さんもいっしょになって歌って楽しく過ごし、お別れの儀式になります。ラグビーのオールブラックスが試合前に踊ることで有名なハカも踊ってくれました。迫力満点でした。

 帰りのバスに乗り込んで、それぞれの宿泊先まで送ってもらいます。バスの中では運転手さんがみんなを笑わせてくれます。日本のバスガイドとは大違いの、本物のユーモアです。
 運転手さんは、行きのバス内でどこの国からの参加者がいるかを確認していたんですが、その理由が帰りにわかりました。あるオーストラリア人に歌を歌えと言うんです。カラオケなんかはありません。バスの前方でマイクを持って歌うんです。次にニュージーランド国内の女の子に童謡を歌わせ、アメリカ人にも何かを歌わせました。運転手さんもお客さんもノリノリです。このあたりで嫌な予感がしました。そして、イギリス人にはラブソングを歌わせました。これで終わりになることを期待したんですが、そうはいきませんでした。日本人はスキヤキソングを歌えと言うんです。日本人と言っても、うちの家族しか乗っていません。そうです、わたしが歌わせていただきました...
 とっても楽しい夜でした。




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