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キッズクラブ



 パーマストン・ノースには IPC (International Pacific College) という日本資本の私立大学があります。この大学の学生はほとんどが日本人なので、もしかしたらパーマストン・ノースに住む日本人は多いのかもしれません。しかし、学生を除くと、日本人はごくわずかしか住んでいないんです。

 そのわずかしかいない日本人家族の悩みは子どもの日本語です。
 海外出張で滞在している日本人家族がパーマストン・ノースにいるのはせいぜい数年のことですが、その間に子どもたちは驚くような速さで英語を身につけます。と同時に、それと平行して日本語(特に読み書き)を徐々に忘れていくんだそうです。
 日本人とキウィのカップルも何組かありますが、そのような家庭では子どもに英語と日本語の両方を話せるようになって欲しいと思うのが普通です。しかし、たとえ親の片方が日本人であっても、英語圏の国に住みながら日本語を身につけるのは簡単ではないようです。

 そのために、日本人家族及び日本人とキウィのカップルの子どもたちを対象に通称「キッズクラブ」という活動があるんです。リーダーを中心に親が担当を決めて子どもたちに日本語教育をしようというものです。場所は、IPC の教室を借りしています。

 年齢や日本語のレベルがバラバラですので、いくつかのグループに分けて活動する時間も設けています。親同士で情報交換をして、何をするのかプログラムを立てるなど、なかなか積極的な活動です。
 短いスピーチをしたり、文字の練習をしたり、ゲームをしたりと盛りだくさんの内容ですが、すべて親が交代で、あるいは分担して先生役をしています。
 また、数名の IPC の学生さんがボランティアとして協力してくれています。
 活動中は基本的に日本語だけを使うことになっていますので、ハーフの子どもたちにとっては、けっこうつらいようです。でもみんな一生懸命頑張っています。



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