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英語環境のパソコンで日本語を使う方法



 海外での日本語教育になると、英語環境のパソコン(英語版の OS が使われているパソコン)を使うことがよくあると思います。個人的に使うこともあるでしょうし、場合によっては授業などで生徒に使わせることもあるかもしれません。ただ英語を扱うだけならそのままでいいんですが、日本語を使いたくなったときに困ることがあると思います。
 最近のパソコンは OS が英語版であっても、簡単に日本語環境が構築できます。ここでは、英語環境のパソコンで日本語を扱えるようにする方法を紹介します。
 なお、参照先のウェッブページへのリンクは2002年2月現在のものです。今後、リンク先の URL が変更される場合もありますので、ご注意ください。リンク切れにお気づきの場合は、教えていただけると幸いです。

 Microsoft Windows の場合    Mac OS の場合



■■■ Microsoft Windows の場合 ■■■

■概要
 Internet Explorer (IE) で日本語のウェッブページを表示するだけであれば、IE をインストールするときに日本語を表示するためのモジュールも同時にインストールするだけでいいです。日本語をサポートするようにインストールするわけです。
 もちろん、あとから追加インストールすることもできます。CD-ROM がない場合は、Windows Update を実行して、インターネット上からアップデートすることができます。

 ブラウザで日本語を表示するだけでなくソフトウェア上で日本語を入力したい場合には、IE の追加インストールでは間に合いません。しかし、基本的には Microsoft Global IME と日本語フォントをインストールしてやれば OK です。Global IME には各国版がありますが、日本語版を選択すれば日本語 Windows に付属する MS-IME とほぼ同じものがインストールされるわけです。それほど難しいことでもありませんし、お金を出してソフトを購入する必要があるわけでもありません。
 IMEMicrosoft のホームページから無料でダウンロードできますし、それをインストールすると日本語フォントも同時に組み込まれるはずなんです。ただし、インストールされている Microsoft Office のバージョンによって、組み込むべき IME のバージョンが異なります。つまり、Office 2000 の環境と Office XP の環境とで区別があるんです。また、IE のバージョンによっても違いがあるので注意が必要です。
 Word 2000Internet Explorer 5.01 以降及び付属の Outlook Express で日本語を使うためには Global IME 5.02 が必要です。また、Office XP に含まれるソフトウェアで日本語を使うためには Global IME for Office XP が必要です。なお、Windows 3.1 に関する情報は見つけられませんでした。Windows のバージョンは 95 以降だと考えるべきだと思います。
 具体的な方法については、以下の説明を参考にしてください。また、このほかに、Microsoft の公式な説明(http://www.microsoft.com/windows/ie/downloads/recommended/ime/default.asp)も参照してください。


■Office XP がインストールされている環境
 Global IME for Office XP をダウンロードし、インストールします。
 Microsoft のダウンロードサイト(http://office.microsoft.com/assistance/2002/articles/odownloadinputmethodeditors.aspx)から入手することができます。
 このページで Japanese IME を選択してダウンロードします。
 ダウンロードの方法、その後のインストールの方法、及び Global IME for Office XP に関する詳しい説明はこちら(http://office.microsoft.com/downloads/2002/imejpn.aspx)へどうぞ。また、このサイトからもダウンロードをすることも可能です。

■Office XP のない環境
 Global IME 5.02 を入手してインストールします。
 Micorosoft のダウンロードサイト(http://www.microsoft.com/msdownload/iebuild/ime5_win32/en/ime5_win32.htm)から入手することができます。
 このページでガイダンスにしたがってインストールすれば OK です。選択する IME の種類は Japanese with Language Pack でいいでしょう。






■■■ Mac OS の場合 ■■■

■概要
 英語版の Mac OS で日本語環境を構築する方法については、JISMUG (Japanese International Support Macintosh User Group)のホームページ(http://www.jismug.com/)が非常に詳しくて参考になります。すべてが日本語で書かれている点もありがたいところですね。
 このページの解説によると、OS9 かそれ以前かで方法が異なるようですので注意してください。

 なお日本語環境の問題点・解決法などをまとめた The Page of JLK のホームページ(http://www.geocities.com/Tokyo/9770/jlk_main.html)は英語で書かれていますので、英語ネイティブの人に見てもらうにはこちらの方がいいでしょう。もちろん、我々が見ても参考になります。


Mac OS9
 OS 9 付属の Language Kits をインストールするだけで、日本語環境が手に入ります。OS 付属なので、別のソフトウェアを購入する必要はありません。
 ただし、この Language Kits は標準セットアップではインストールされていないため、システム CD-ROM から追加セットアップしなければなりません。「Custom Installation and Removal」で「Language Kits」を選択し、さらに「Customized Installation ...」を選択して「Software for Japanese language」をチェックします。インストールが完了すると、日本語入力プログラムの「ことえり」と日本語フォントが利用可能になるので、再起動後 Control PanelsAppearance を変更してやれば、日本語環境に変わります。
 詳しいセットアップの方法については、JISMUG の関連ページ(http://www.jismug.com/jlk/index.html)を参照してください。


Mac OS9 以前
 Apple から発売されている Japanese Language Kit を購入し、インストールします。これによって日本語の表示だけでなく、入力も可能になります。
 また、Mac OS8.5/8.51/8.6 には Multilingual Internet Access という機能があり、これを使えば Japanese Language Kit なしでも日本語の表示ができます。ただし、表示ができるだけで入力はできません。したがって、ブラウザでウェッブページを閲覧することはできますが、メールを書くことはできません。そのためには、「ことえり」や「ATOK」などの日本語入力プログラムを別途購入する必要があります。
 JISMUG の 関連ページ(http://www.jismug.com/jlk/index_macos85.html)を参照してください。




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