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School Certificate Examination 2001



 ニュージーランドのハイスクールでは、年度末の11月の後半の2週間を使って School Certificate Examination と呼ばれる国内の統一試験を行います。これは義務教育最終学年である Year 11 (Form 5) の生徒を対象とした、義務教育修了を認定するための試験です。
 国内の統一試験ということに関しては、こちらのページもご覧ください。

 外国語としての日本語のテストの内容は、日本語教育関係の方にも、日本における外国語教育(たとえば英語教育)関係の方にも参考になると思いますので、ここで紹介します。
 なお、以下の内容は2001年に実施された試験の概要で、試験時間は 150 分、満点は 80 点です。また、聞き取り問題は、放送やテープを使うのではなく、各学校の日本語教師が原稿を読み上げて実施されています。

番号 分 野 内 容 ・ 形 式 配点
1 LISTENING  日本語の文章を聞いて、その内容に合うイラストを選択させる。問題は10問で、イラストの選択肢は15個。日本語の文章は、2度繰り返される。 10
2 LISTENING  旅行に関する日本語の手紙文を聞いて、問題用紙に印刷された4つの英文の中でその内容と合うものをひとつ選択させる。手紙は5つのパートに別れており、それぞれに問題が割り当てられている。日本語は2回繰り返される。 5
3 LISTENING  生徒から先生への日本語の電子メールの文章を聞いて、問題用紙に印刷されたその内容に関する英語の問いに英語で答えさせる。電子メールは5つのパートに別れており、それぞれに1つずつ設問がついている。日本語は2回繰り返される。 5
4 READING  日本でのホームステイに関する友だちへの手紙(400字程度)を読んで、その内容に関する15の設問に答えさせる。英問英答。 15
5 A READING  文の前半と後半を結びつけて文を完成させる。文の前半が10あり、それぞれに後続するとおもわれる後半部分を15の選択肢の中から選択させる。 10
5 B COMPLETING
A DIALOGUE
 生徒と先生の対話文の中の空欄を補充させる。空欄は5つで、選択肢は10個。 5
6 WRITING  3つのトピックから1つを選択し、それに関する作文を150字程度のかなで書かせる。それぞれのトピックに関して9つの情報を盛り込むことが要求されており、そのうちの4つについては、それぞれのトピックごとに指定されている。
 なお、配点は、内容で6点、言語の多様性で5点、正確さ及び読みやすさで5点が割り当てられており、漢字の使用度に関しては考慮外である。
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7 WRITING  4つのトピックから2つを選択しそれに関する作文をそれぞれ80字程度のかなで書かせる。それぞれのトピックに関して6つの情報を盛り込むことが要求されており、そのうちの3つについては、それぞれのトピックごとに指定されている。
 なお、配点は、1問につき7点で、そのうち内容で3点、言語の多様性で2点、正確さで2点が割り当てられており、漢字の使用度に関しては考慮外である。
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 なお、2002年度から段階的に新しいシステムの試験が導入されます。これは新しいカリキュラムに基づいた試験で、NCEA (National Certificate of Educational Achievement) と呼ばれています。したがって、School Certificate Examination という名前のテストは、2001年度のこのテストで最後ということになります。



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