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外国語教師



 PNGHS では、外国語としてフランス語・ドイツ語・マオリ語・日本語の授業が選択できます。それぞれ1人ずつの担当者がいるので、外国語科(Department of International Languages)には(助っ人日本語教師のわたしを除いて)4人の教師がいることになります。
 実は、このスタッフが相当の人ばかりで、英語だけで四苦八苦というわたしのような日本人とは比べものにならないんです。ちなみに、わたしたち英語教師の持っている免許の種類は、「英語」ではなくて「外国語(英語)」なんですけどね。

 まず、フランス語のM先生。彼女はもともとベルギー人で、ベルギー北部の生まれだそうです。したがって母語はオランダ語(フレミッシュ語)ですが、フランス語もほとんどネイティブです。つまり、彼女にフランスを教えてもらっている生徒は、ネイティブに教えてもらっているようなものなわけです。
 彼女に言わせるとよくあることだそうですが、ドイツ語も話せます。教えることもできるそうで、現に教えたことがあるそうです。イタリア語・スペイン語・ポルトガル語も少しわかるそうです。
 英語だってもちろん、ニュージーランド人と区別はできません。わたしがニュージーランドに来た頃に、ニュージーランド英語とアメリカ英語の違いについて質問したことがありました。すると「英語は得意じゃないからよくわからない」と答えられ、そのとき初めて彼女が英語ネイティブではないことを知ったくらいです。
 さらに、日本語もできるんです!
 本格的に勉強した時期があり、日本に滞在した経験もあるとのこと。学校でも1学期間だけの特別な選択授業で日本語のクラスを受け持つことがあります。

 次にドイツ語のG先生。彼女はドイツ人ですので、ネイティブです。ドイツ語のほかにフランス語の授業も持っています。日本語も少し知っています。
 彼女の英語も完璧で、英語を外国語として習得したとは思えません。ドイツ人のイメージとは違い(?)、いつも冗談を飛ばしてばかりいます。
 デザインと手芸も得意だそうで、Design and Textiles とか何とかいう名前の授業も持って(持たされて?)います。本人曰く、「単なる sawing よ!」とのことですが......

 続いてはマオリ語のB先生です。彼女はマオリ人ですので、マオリ語と英語の両方が母語です。ほかの言語もご存じのようです。
 さて、以上のように、フランス語・ドイツ語・マオリ語の教師は、みんなネイティブスピーカーです。こんな外国語教育の環境を持つ学校が日本にあるでしょうか!?

 最後に、わたしの相棒のH先生です。彼女はイギリス系のニュージーランド人なので、母語は英語です。彼女だけが教える言語のネイティブではないことになりますが、そのかわりに(なるかどうかは?ですが)わたしのような日本人教師がサポートできる体制になっています。岐阜県からの派遣はわたしで6人目であり、すでに10年以上の間、日本人教師がスタッフに加わっていることになります。
 さらに、彼女の日本語運用能力はとても高いです。数年前には英語指導助手(ALT)として日本(岐阜県)に1年間滞在した経験も持っています。地区のハイスクールの日本語教師の中には日本人もいますが、その中にあってもリーダー的存在のようです。パーマストン・ノースの人が日本の大学に留学したり日本の企業に就職したりするときの事務手続きのサポートを、彼女はしています。もちろんボランティアですが、本人曰く「ほかにやる人がいないのよね」だそうです。
 彼女は日本語以外にフランス語もできますし、授業も持っています。以前にはドイツ語教えた経験もあるそうです。

 このように、PNGHS の外国語教育のスタッフは、複数の外国語知っていたりネイティブスピーカーだったりで、まさに理想的と言えそうです。まったく生徒がうらやましい!



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