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全校で写真撮影



 全校生徒が集合して写真を撮る機会がありました。そのとき日本の学校との興味深い違いに気がつきました。
 そもそも、この写真は PNGHS の創立 100 周年の記念誌用に撮影されました。全校生徒及び全職員が集合て写真に収まったわけです。
 生徒には制服をきちんと着てくるように連絡がなされました。職員もある程度の服を着るようにとの指示がありました。具体的には、男性職員はネクタイ着用との指示でした。ちなみに、普段ネクタイをしている人は、ほとんどいません。さて、この点については日本の学校と様子が似ています。どこの国でも、身だしなみは大切です。まして写真に写るとなればなおさらです。
 ところが、実際に撮影するときになって、日本との違いに驚かされたんです。場所は学校に隣接する、体育の授業でグランドとして使っている公園でした。写真屋さんがクレーンを持ち込んでおり、扇形に整列した全校生徒を高いところから撮影しようというねらいでした。しかし、その扇形に整列させるのが、なんと写真屋さんの仕事だったんです!

写真屋さんの指示で整列中   クレーンの上から撮影中

 日本だと、こういう場合ホームルーム担任が中心となって教員が整列させるでしょう。またその整列する位置についても事前に職員会議等で確認されているはずであり、生徒にも連絡されているはずです。ところが、この日の撮影では、そうではなかったんです。生徒はもちろん、職員も詳しいことを知らなかったんです。そして、写真屋さんが 1,200 人の全校生徒に指示を出して誘導したんです。生徒はクラス単位で集まってはいましたが、なかなか動かないので写真屋さんは大変そうでした。また、教員はそれを笑ってみているという、日本では考えられない様子でした。
 生徒の整列完了後、職員が整列することになりました。そのとき、職員も身長の順に並ぶように言われたんですが、子供のように大騒ぎになるという一幕もありました。あちこちで、「わたしはもっと後ろよね」だの「あなたって、背が高いのね」だの「背が低くてイヤだわ」だのと、はしゃいでいました。まぁ、とにかくその後、無事写真撮影はすみました。ただし、予定では撮影が終われば残りの時間は授業のはずでしたが、ちょうど1時間かかってしまったため、授業はつぶれてしまいました。

 その日の昼休みに、ある同僚に「あれだけの写真撮影に 1 時間もかかるなんて、信じられない」と言ったところ、「(同じく 100 周年記念誌用の撮影をすでにした)ボーイズ・ハイでは半日かかったそうだよ」と言われてしまいました。う〜ん、そういうものなんでしょうか?



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