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通知票


School Report  日本では、通知票は各学期の最後にもらいます。内容としては、ホームルーム担任のコメントはあるかもしれませんが、各教科の評価は数値で表されているだけです。
 一方、ニュージーランドの通知票(School Report)では、各教科における評価が言葉でも表されています。しかも、それぞれの教科でかなりの量のコメントです。ただし、これはシステムの違いによるものだと思います。ニュージーランド(そして、多くの欧米の国)では、一人の先生が教科担当として受け持つ生徒数が日本の場合よりも相当少ないです。1クラスの人数が少ないため、当然そうなるわけです。しかも、全学年の生徒に同時期に通知票を渡すわけではありません。だからこそ、受け持った生徒一人一人について、通知票でコメントする余裕があるわけです。日本のシステムでは、ちょっと不可能だと言わざるを得ないと思います。

 Palmerston North Girls' High School では、From 3-4 は年3回、Form 5-7 は年2回通知票が作られて、生徒に(そして結果として保護者に)渡されます。今は手書きで作られています。ただし、もうすぐコンピュータ化される予定です。
 現在の通知票の表紙は右の写真のようなものです。この青い表紙に何枚かのレポートが綴じられているわけです。レポートは、各教科担当者が作成したものが教科の数だけあり、さらにホームルーム担任が作成したものがもう1枚付け加わります。

 通知票を作成する時期になると、まず教科担任が PROGRESS REPORT(左下の写真)を書いてホームルーム担任(Form Teacher)に提出します。この書式でわかるように、コメント欄がたっぷりと取ってあります。担任のところには、生徒1人につき、それぞれの生徒が選択している科目数分だけ集まってくるわけです。担任は、そのすべてに関してスペリング・ミスなどをチェックして、必要があれば教科担当者に書き直しをしてもらいます。また、担任はホームルームでの様子や出席状況に関してのレポート(右下の写真)を作ります。全てがそろった段階で管理職のチェックを受け、OKであれば表紙をつけて School Report の完成となり、生徒に渡されます。


教科担任用 ホームルーム担任用

 各レポートは複写式になっているので、担任の手元にも記録用として一部が残ります。
 生徒はこの通知票を親に見せ、右上の写真の用紙の下部にある署名欄にサインをしてもらい、切り取って担任に提出するシステムになっています。



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