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教 室


日本語の教室  日本の学校には「○年△組の教室」というのがあって、特別な授業以外は、生徒はずっとその部屋にいます。そして、先生の方が部屋から部屋へと渡り歩きます。最近は少しずつ建物の様子も変わってきましたが、基本的にはこのパターンです。もちろん教師は、授業がなければ「職員室」という名の大部屋にいるわけです。
 ニュージーランドでは、この仕組みが違います。教師は自分の部屋を持っています。自分が授業を行う部屋があって、その隅にデスクを置いています。すぐ隣の部屋にオフィスがある場合も多いです。したがって、生徒の方が、授業のある部屋へと毎時間移動します。教師の方は、基本的には移動しません。
 ただし、職員室がないわけではありません。スタッフルームというのがちゃんとあるんですが、その話はまたの機会にします。

 さて実は、この方式だと授業の準備が非常に楽です。しかしその反面、生徒が遅れて来るというデメリットがあります。ニュージーランドではティータイムとランチタイム以外には休み時間はないので、チャイムがなると授業が終わり、同時に次の授業が始まります。実際にはそんなことは不可能ですので、授業の開始が常に遅くなるわけです。
 日本人の教師にとっては、この生徒を待つ時間はちょっとした苦痛です。いずれ慣れるとは思いますが...

 このようなシステムは欧米では普通のことですので、ニュージーランドがそうであることは最初からわかっていました。そして何となく、ホームルームは無いものだと思っていました。
 ところが、ホームルーム担任というのがちゃんとあるんです。朝のショートホームルームの時間もちゃんとあるんです。ただし、これは Form Time と呼ばれています。では、どこでホームルームをするのか?
 「○年△組の教室」というのがないんですから場所がないように思うかもしれませんが、なんと担任の先生が(担当科目の)授業で使う部屋で行うんです。つまり、ホームルームというのは「○年△組の部屋」ではなくて「○○先生の部屋」ということになります。したがって、担任を持っていれば、ホームルームも授業もすべて自分の部屋で行うというわけです。



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