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学年末の国内統一テスト



 11月の後半の2週間を使って、学年末の国内統一テストが行われます。
 テストは2種類あって、ひとつは Form 5 全員に対する School Certificate Examination と呼ばれるテストです。これは義務教育修了を認定するためのテストです。(2001年度の日本語のテストの内容については、こちらのページへどうぞ)
 もうひとつは、Form 7 対象の University Entrance, Bursaries and Scholarships Examination という大学入学資格テストで、この結果によって大学入学資格が得られるかどうかと奨学金が得られるかどうかが決まります。(2001年度の日本語のテストの内容については、こちらのページへどうぞ)

 テストの性格は異なりますが、統一という点からすると日本の大学入試センター試験に似ていなくもありません。特に University Entrance, Bursaries and Scholarships Examination の方はよく似ています。ハイスクールを会場にして実施する点も似ています。もちろん、実施に当たっては、文部省から派遣された人たちが試験監督をします。
 ただし、ちょっと不思議なこともあります。日本の場合、高校を会場にして大学入試が行われる場合、高校は休校になります。また、多くの場合、休日に試験が行われます。

QUIET PLEASE  ところが、ニュージーランドのテストの場合、その期間中に下級生は授業をしているんです。したがって、テストに使われている校舎に自分の教室があると、この期間はほかの建物へ移動して授業をしなければなりません。また、空き時間は自分のオフィスにいながらも静かにしていなければなりません、廊下も静かにあるかなければなりません。校舎のドアには写真のような貼り紙がしてありました。(別に普段がうるさいわけではありませんが......)

 なぜ休校にしないかというと、ものすごく時間がかかるからです。
 たとえば、日本語のテストは3時間かけて行われるんです。そのうえ科目の選択の幅が広いため、総科目数がとても多いのです。
 したがって期間も2週間必要になるため、休校にはできないわけです。

 なお、これらのテストに関しては、2002年度から段階的に新しいシステムの試験に変更されていきます。これは新しいカリキュラムに基づいた試験で、NCEA (National Certificate of Educational Achievement) と呼ばれています。詳しいことは、こちらのページへどうぞ。



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